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Nintendo Switch 2のローンチタイトルとして2025年6月5日にリリースされるレーシングゲームシリーズ最新作はオープンワールドを採用したシリーズ最大規模の作品になる。違いや特徴をまとめてみた!
愉快なレーシングゲーム『マリオカート8デラックス』の続編がついに発売される。その『マリオカート ワールド』は、これまでのシリーズとは一線を画す作品になる。現時点で明らかになっている情報をまとめて紹介していこう!
01
リリース日
嬉しいことに『マリオカート ワールド』はNintendo Switch 2と同時に2025年6月5日にリリースされる。尚、『マリオカート ワールド』はNintendo Switch 2専用ソフトとなる。
また、『マリオカート ワールド』とNintendo Switch 2本体のバンドルセットも2025年内限定で発売される。
02
操作方法
『マリオカート ワールド』はJoy-Con 2での操作に加えて、Joy-Con 2 ハンドルにも対応している。また、初心者用のドライビングエイドも充実しており、コースアウトしないハンドルアシスト機能や、Joy-Con 2を傾けて操作できるジャイロ機能などが実装される。
03
マルチプレイヤーモード
『マリオカート ワールド』のオンライン対戦では最大24人まで同時にプレイできる。
また、オフラインでは、『マリオカート ワールド』1本で最大4人までの画面分割対戦が楽しめる他、最大8人までのローカル対戦も楽しめるようになっている。
04
大きな特長
オープンワールド
『マリオカート ワールド』は『マリオカート』シリーズ最大規模の作品になり、様々なサーキットが点在するオープンワールドが採用されている。また、先述した通り、これまでの倍となる最大24人でレースが楽しめる。
天候・時間の変化
また、『マリオカート ワールド』では、こちらもシリーズ初となる “時間帯・天候の影響” も加えられる。まだ具体的には確認されていないが、夜や雨などによってコースや走り方に変化が加えられるはずだ。
地域別の違い
『マリオカート ワールド』の世界は複数の地域に分かれており、それぞれが異なる特徴を備えている。プレイヤーは牧草地帯や灼熱の砂漠、降雪地域や都市部などを走行できる。
新アイテム
『マリオカート ワールド』にはレースを盛り上げる新たなアイテムも用意される。
- アイスフラワー:相手に当てると凍らせてスピン
- ゴールデンこうら:投げるとコインが大量に出現
- カメック:魔法でライバルたちを変身させることができる
- ハテナブロック:Lボタンを押すたびにコインが出現
- ハンマー:放物線を描いて飛ぶ。一定時間残るので障害物にもなる
- ハネ:ビッグジャンプができる
- きょだいキノコ:巨大化してライバルたちを弾き飛ばせる
ドライビングテクニック
『マリオカート ワールド』にはドリフトやロケットスタート、ジャンプアクションに加えて以下のテクニックも追加される。
- チャージジャンプ:溜めてからビッジャンプができる
- レールスライド:手すりなどの細いルートを走行できる
- ウォールラン:壁を短時間走行できる
- リワインド:失敗したときなどにやり直せる(他のライバルたちの時間は止まらないので注意)
05
レースモード
『マリオカート ワールド』のレースモードは大きく2つに別れている。これまでのように複数のレースを転戦していく【グランプリ】と、特定の順位に入れなかった時点で終了となるビッグレース【サバイバル】だ。
グランプリ
【グランプリ】の構成は基本的に同じで、複数のサーキットで構成される様々なカップが用意されているが、新しいのはサーキットからサーキットへの移動区間もレースになっている点だ。たとえば、キノコカップで《マリオブラザーズサーキット》を終えたあと、次の《トロフィーシティ》までの区間もレースが楽しめる。
- マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、ダニエル・リカルド、角田裕毅がホバークラフトレースに挑んだ動画をチェック!!
サバイバル
一方、【サバイバル】は『マリオカート ワールド』から登場する新しいレースモードだ。【グランプリ】とは異なり、A地点からB地点までを結ぶ複数のコースを連続して走行する。WRCのようなラリーに近いと言えるだろう。
しかし、ラリーとは異なる大きなひとつの特徴がある。それがチェックポイントだ。プレイヤーは、コース上に設置されている複数のチェックポイントをそれぞれが指定している順位以内で通過できない場合、その場で失格(レース終了)となる。
基本的にはチェックポイントごとに下位4人が失格となっていく。すべてのチェックポイントを無事通過して最後のひとりになれば優勝だ。
フリーラン
『マリオカート ワールド』では、コース外も走行できる。明言こそされていないが、この作品はシリーズ初のオープンワールドが採用されているのだ。
そのため、【フリーラン】モードを選択すれば、コースから外れて、ゲーム内世界を自由に走行できる。また、そのようなコース外には、オンにするとミッションが出現する《Pスイッチ》や隠しコイン、隠しパネルなどの探索を楽しむための工夫が用意されている。
【フリーラン】には写真撮影機能も用意されており、自分のお気に入りの場所でお気に入りのキャラクターにお気に入りの表情をさせて画像として保存できる。
さらに、【フリーラン】はフレンドと待ち合わせて楽しむこともできる。フレンド関連の話を続けると、今作ではNintendo Switch 2 カメラを併用することで、フレンドとチャットを楽しんだり、フレンドの顔をレース中にアイコンとして表示させたりすることができる。
その他のモード
また、その他にも、ひとりでとことん走り込める【タイムアタック】、自由にルールを設定できる【VSレース】、最大4チームで競い合える【チーム戦】、風船を割り合う【ふうせんバトル】、集めたコイン枚数を競い合う【あつめてコイン】も収録される。
06
参戦キャラクター
当然ながら、今作ではマリオやルイージをはじめとするお馴染みのメンバーに加えて、クリボーやガボン、ウシなどの新しいキャラクターも登場する。
さらに、今作ではカスタマイズの種類も大幅に増えており、レースの結果だけではなく、【ヨッシーズ】と呼ばれるレストランで【ダッシュフード】を購入するとドライバー用の新しいコスチュームが入手できるチャンスが生まれるようにもなっている。
『マリオカート ワールド』参戦キャラクター
- マリオ
- ルイージ
- ピーチ
- デイジー
- ヨッシー
- ドンキーコング
- クッパ
- クッパJr.
- ノコノコ
- キノピオ
- キノピコ
- ジュゲム
- ベビィマリオ
- ベビィルイージ
- ベビィピーチ
- ベビィデイジー
- ロゼッタ
- ベビィロゼッタ
- ワリオ
- ワルイージ
- キングテレサ
- カロン
- ヘイホー
- キャサリン
- ポリーン
- ハナチャン
新規追加キャラクター
- ペンギン
- ウシ
- ブル
- トッテン
- ハンマーブロス
- ガボン
- ハッチン
- ガマネー
- モンテ族
- ポイハナ
- クリボー
- パタテンテン
- プクプク
- バサバサ
- パックンフラワー
- サイドステッパー
- プー
- チョロプー
- サンボ
- フィッシュボーン
- テレン
- スローマン
- リフトン
- ツッコンドル
07
コース&カップ
全コース数はまだ明らかになっていないが、動画やスクリーンショットからいくつかの名称が判明している。その多くはこれまでのシリーズにも登場していたものだが、新しいコースも収録される。
コース
- マリオブラザーズサーキット
- トロフィーシティ
- シュポポコースター
- DKうちゅうセンター
- サンサンさばく
- ヘイホーカーニバル
- ワリオスタジアム
- キラーシップ
- DKスノーマウンテン
- ロゼッタてんもんだい
- アイスビルティング
- ワリオシップ
- ノコノコビーチ
- リバーサイドサファリ
- ピーチスタジアム
- ソルティータウン
- おばけシネマ
- キノピオファクトリー
- ピーチビーチ
カップ
- きのこカップ
- フラワーカップ
- スターカップ
- こうらカップ
- バナナカップ
- このはカップ
- サンダーカップ
ラリー(サバイバル)
- パワフルラリー
- アイスラリー
- ムーンラリー
各カップはこれまで通り4コースで構成される予定だ。現在判明しているのは7カップ(28コース)だが、『マリオカート8デラックス』が96コースを収録していることを踏まえると、相当数のカップとコースが用意されることが予想される。
『マリオカート ワールド』はNintendo Switch 2専用ソフトとして2025年6月5日にリリース予定。
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