フリースキー
マチルド・グレモー:フリースキー世界初女子スイッチダブルコーク1440をメイク!
スイス人フリースキーヤーが世界初となる女子スイッチダブルコーク1440をメイクしてフリースキーをネクストレベルへ進化させた瞬間を動画でチェック!
2020年9月、歴史が塗りかえられた。マチルド・グレモーがスイスのスキーリゾート、ザースフェーで世界初の女子スイッチダブルコーク1440をメイクしたのだ。
スイスアルプスの美しいスロープで弱冠20歳のグレモーがメイクするまで、この超高難度トリックをメイクした女子フリースキーヤーはいなかった。まずはページ最上部の動画で偉業を振り返ろう。
このスリリングな偉業は彼女が数ヶ月間温めていたアイディアだった。2018年の冬季オリンピックで銀メダルを獲得したことでも知られるグレモーは、アイディアを現実に変えられるチャンスを見出すと、エアバッグを使った練習を約1週間続けてから本番に臨んだ。
スイッチダブルコーク1440は、4スピン(水平回転)に2フリップ(軸をずらした縦回転)を組み合わせたトリックで、背中側から飛び出し、背中側から着地するため “スイッチ” と呼ばれる。
グレモーは次のように振り返っている。
「昨冬にこのトリックのアイディアを思いつきました。2020年1月に世界初メイクに挑戦しようという話になりました。一番難しかったのは最初のフリップですね。最初のフリップが終われば2回目は簡単です。フリップはひとつずつ分けて練習し、そのあとで組み合わせました」
「エアバッグを使ったトレーニングは、本番の90%が再現できるので大きな助けになりました。トリック全体のヴィジュアライゼーションができました。全体がどういう流れなのかを確認して、本番でリスクを負いすぎないようにしました」
グレモーはスイス国内のイベントで競技デビューを果たしてからたった2年でインターナショナルデビューを果たした。2017年にノルウェーで開催されたX Gamesのビッグエアでゴールドを獲得した彼女は、2018年にはオリンピックで銀メダル、2019年にはコロラド州アスペンで開催されたX Gamesで2個目のゴールドを獲得している。