モリー・ピクラム
© Andrew Shield
サーフィン

【モリー・ピクラムとは?】オーストラリアが生んだ次世代女子サーファー

ティーンエイジャーサーファーのモリー・ピクラムのトロフィーケースは急速に埋まりつつあるが、彼女のキャリアはまだ始まったばかりだ。サーフシーンの未来を担う超新星のインタビューをチェック!
Written by Mimi LaMontagne
読み終わるまで:6分最終更新日:
ここ数年でモリー・ピクラムほど注目を集めているオーストラリア出身のサーファーはほとんどいないが、これには正しい理由がある。
まだわずか18歳ながら、ピクラムはオーストラリア選手権連覇を達成しているのだ。また、2019年にオーストラリアプロジュニア優勝を記録し、2020年にはオーストラリアサーフィンアワードで女子ライジングスター賞を獲得している。まだキャリアが始まったばかりのサーファーにとっては素晴らしい功績だ。
ヒートを勝ち進んでいないときのピクラムはニューサウスウェールズ州セントラルコーストのローカルビーチブレイクのラインアップで見つけることができる。彼女がリップの上下でそのテクニックを磨いたのが、シドニーから数時間の距離にあるこの強烈な太平洋のピークだった。
友人たちとジョークを飛ばし合っているとき、コンペに向けてハードにトレーニングを積んでいるときを問わず、ピクラムは非常に外交的なキャラクターで知られており、その性格はCT参戦以降、さらに顕著に見られるようになっている。WSLのルーキーイヤーでの彼女は下の動画で確認できる(英語音声):

15分

Molly Picklum: What it Takes

Follow surfer Molly Picklum's tumultuous rookie year at the elite level of surfing on the WSL World Tour.

先日、ミック・ファニングがゴールドコーストのピクラムの元を突然訪れて彼女を驚かせた。そして、元ワールドチャンピオンとサーフィンを楽しんだあと、“ピクルス” というニックネームで親しまれているピクラムは、自分のゴールや野望、そして将来の計画などについて明かしてくれた。
− 次の大きな目標は何ですか?
正直に言いますと、競技生活を再開させるのが楽しみです。2021年はCTに参加できるポジションにつけたいと思っていました。今は、学習して限界へ挑戦するためにCTで戦い続けたいと思っています。また、ビッグウェーブにどんどん挑み、自分をこの方向へプッシュしていきたいですね。
− ミック・ファニングはあなたにとって良い友人でありメンターですが、今のあなたは彼の足跡を辿れる立場まで成長しました。信じられないのではないですか?
ミックのようなアスリートたちと肩を並べられるようになったことはまだ信じられませんね。彼は様々な点で私が尊敬している人物です。誰もが知っているミック・ファニングですが、彼は自分のキャリアを上手く作り上げていきました。
彼はインスピレーションに溢れていますし、オンオフを問わずもう少し彼と過ごす時間を増やしたいですね。彼の知見をすべて自分のものにしたいです。
− ビッグウェーブへ進みたい理由は?
ビッグウェーブサーフィンは現在の女子サーフシーンが進んでいる方向かつ進むべき方向ですので、私はその最前線に立ちたいと思っています。私は臆病な性格ではありませんが、ビッグウェーブサーフィンは私が得意とするカテゴリーではないので、得意にしたいですね。
− 過去1年はあなたにとってそれまでとは違うものになりましたね。どのように過ごしてきましたか?
みんなと同じで私にとっても難しい1年でしたが、とても楽しめました。ツアー中のオンラインでの授業参加ではなく実際に学校に通えましたし、高校を卒業することもできました。試験に合格したんです!
地元は本当に最高ですね。ビーチの近くに住んでいて、いつでもサーフィンができることを幸運に感じています。友人や家族との時間を大切にしながら、コーチのグレン・ホールとかなりの時間を過ごしました。
この1年は私のキャリアにとって大きな進歩でした。自分や感情のコントロールやサーフィンのテクニックなどを含むその他のことについてより深く理解できました。
− その成長期に得られた最大の収穫は何でしたか?
エアの完成度だと思います。2020年のはじめから長い時間をかけて取り組んできました。エアリバースとフルローテーションは自分で誇れるレベルまで高まりましたね。
− ボードではなくボートの上で過ごす時間も長いそうですが、このことについて教えてくれますか?
はい。私は釣りをかなりやるんです。私の地元のヒーローのひとり、シェーン・ホームズが連れて行ってくれるのですが、本当に楽しいですね。海の上であとは何も見えません。船酔いをしてしまうのですが、そのくらい釣りをしているのが好きなんですよ。船酔いは耐えるしかありませんね。
食べたい魚だけを釣ろうとしています。それが釣れたら終わりです。直近ではキングフィッシュを釣りましたが、感動しましたね。何回も逃げられたと思いましたし、感情の激しい起伏を味わいました。
− あなたについて知っておくべきことは他にもありますか?
私は自転車に乗るのも好きなのですが、時間が足りませんね。あとは友人たちと過ごす時間が大好きです。車の中で歌いながらみんなでドライブする時間を大切にしています。
− 究極の目標は何ですか? サーフィンを続けるモチベーションになっているものは何ですか?
クリシェに聞こえるかもしれませんが、正直に言いますと、自分のサーフィンのポテンシャルを最大限引き出すことが私の目標です。それがワールドタイトルやゴールドメダルに繋がれば最高ですが、自分で選んだ道で全力を注ぎたいだけです。自分がやっていることで誰よりも上手くなりたいですね。
モリー・ピクラムについてまだ知りたい人のためにさらにいくつかの質問をしてみた…。
− 犬派? 猫派?
犬派です。アメリカンスタッフォードシャテリアを飼っています。
− 雨派? 雪派?
雪は見たことがないので良く分かりませんが、見てみたいです。
− ランニング? トレーニング?
トレーニングです。必要がない限り走りません。運動はそこまで好きではないですね。
− コメディ派? ドラマ派?
コメディ派です。映画『ピッチ・パーフェクト』が好きです。
− 一番のヒーローは?
難しい質問ですね。何人かいますが、選ぶならアシュリー・バーティです。彼女はすべてを上手く解決しました。サーファーはすべてを手に入れているように見えますが大半は違います。アシュリーはレジェンドです。彼女のオンオフ両方での歩み方を心の底から尊敬しています。
− 一番怖いものは何ですか?
クモ、ヘビ、あとは高さ100フィート(約30m)のジョーズです。
− 人生最大の功績は?
2020年にマンリーで開催されたQS10000クォーターファイナルまで進出できたのは嬉しかったですね。あとはオーストラリア選手権連覇も嬉しかったです。なぜなら、当時は “安定” をテーマに取り組んでいたからです。2019年のオーストラリアプロジュニア優勝もハイライトですね。
− 人生最大の目標は?
最高の自分になることです。これが究極の目標ですね。
− お気に入りのジョークは?
これは分かりませんね。私のジョークはその場にいないと通じません。ですが、クリスマスクラッカーに入っているジョークはどれも最高だと思います。ベタですが笑えますよ。
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