Bike polo isn't just for hipsters
© Getty; Carlos Osorio
フィットネス

フィットネス向上に効果的なマイナースポーツ 8選

極めてニッチだがスピード感と楽しさに満ちたマイナースポーツにチャレンジすれば、メインに取り組んでいるスポーツにも役立てられる!
Written by Charlie Allenby
読み終わるまで:7分Published on
我々に言わせれば、マイナースポーツは不当に低い扱いを受けている。
確かに、見慣れないツールを使うマイナースポーツは日陰の存在に思えるかもしれない。しかし、世の中にはアスリートのフィットネスと敏捷性の向上に大きく役立つ素晴らしいマイナースポーツが存在する。

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マイナースポーツが “スポーツじゃない” と評価される時代は終わったのだ。
近年はそれぞれが非常にコンペティティブなスポーツとして成長しており、他のメジャースポーツに取り組んでいるアスリートたちのフィットネス向上に理想的な存在になっている。
フィットネスの伸び悩みを感じているアマチュアアスリートにオススメしたい、8種類のマイナースポーツを紹介しよう。

1:水中ホッケー

この素晴らしいスポーツは、プールの中で行う6人制ホッケーだ。プレイヤーはダイビング用マスク / シュノーケル / フィンを装着し、小さな棒でパックをコントロールする。
試合は2ハーフ制(10分ハーフ、または15分ハーフ)で行われ、より多くのゴール(相手チーム側の幅3mのゴール “溝” にパックが当たればゴール) を記録したチームが勝者となる。
効果が期待できるスポーツ:
長距離スイミング。水中で息を止めている時間が長くなるため肺活量が向上する。時間をかけて取り組めばあらゆる種類の長距離スイミングに効果が得られる。

2:ドッジボール

日本とは異なり、2004年にベン・スティラー主演で製作された映画『ドッジボール』をきっかけにこのスポーツを知った欧米人は多い。
ドッジボールは、2チーム(6人制)に分かれ、ボールを相手プレイヤーに当てて相手チームの人数を減らしていくスポーツだ。
ボール3個を同時に使う形式や、ボール10個を使うポイズンボールガントレットなどの形式も存在する。また、投げたボールが相手チームにキャッチされるとアウトになる形式もある(ボンバードメントなど)。
どちらかのチームのプレイヤーがすべてアウトになった時点でゲーム終了となるが、1試合が41時間を超えた例もある。
効果が期待できるスポーツ:
障害物レース。ドッジボールでは、試合開始時にコート中央で先にボールを拾ったチームが先攻となるため瞬発力が向上する。また、ボールをよける反射神経を鍛えれば、あらゆる障害物の攻略に役立つ。

3:チェスボクシング

チェスボクシングは、KOかチェックメイトで勝敗が決する世界唯一のスポーツで、腕力知力の両方が試される。
オランダ人パフォーマンスアーティストのイップ・ルービングによって考案されたチェスボクシングは、チェスとボクシングのラウンド(1ラウンド3分)を11ラウンド(チェス6ラウンド・ボクシング5ラウンド)交互に行う。
最終ラウンドまで決着がつかず、チェスも引き分けに終わった時は、ボクシングのポイントが多いプレイヤーが勝者になる。
効果が期待できるスポーツ:
(当然ながら)ボクシング。ボクシングは全体的なフィットネスとスタミナの向上に優れており、プレッシャーのかかる中でのチェスはメンタルの持久力を向上させるのに最適だ。

4:SUP(スタンドアップパドルボード)

ハワイで生まれたSUP(スタンドアップパドルボード)は、今や日本やヨーロッパも含めた世界中に広まっている。
サーフィンから派生したSUPは、ロングボードの上に立ち、カヌー用に似ているパドル1本で漕ぎ進むスポーツだ。
レクリエーション的な性格が強いアクティビティだが、競争心を抑えきれない人のためのレースも存在する。
効果が期待できるスポーツ:
競泳。SUPでは水上でのバランスを保つ体幹連動性が必要なのでスイミングの姿勢の維持に役立つ。

5:アルティメット

2018年に生誕50周年を迎えたアルティメット(一般的にはアルティメット・フリスビーとして知られる)は2024年のパリで正式種目に採用される可能性が濃厚。マイナースポーツの枠が外れつつある。
アルティメットは7人制2チームの対戦形式で、フリスビーをパスで繋ぎながら相手チームのエンドゾーンを目指す。ネットボールと同じで、プレイヤーはフリスビーを持っている間は動けない。また、パスを1回成功させるたびに1ポイント加算される。
フリスビーを地面に落とす、またはパスをインターセプトされるとターンオーバー(攻守交代)となるため、優れた運動神経と器用さが求められる。
効果が期待できるスポーツ:
ランニング。アルティメットは素晴らしいHIIT(高強度インターバルトレーニング)になる。また、脚力が鍛えられるのでスプリントのスタートダッシュが向上する。

6:バイクポロ

名前から分かるように、バイクポロは馬を使用する本家ポロの敷居とコストを下げたバージョンだ。
バイクポロは、テニスやネットボール用のハードコートを使用して1ゲーム(10〜15分)で相手チームよりも多くの得点を目指す3人制チームスポーツだ。
各プレイヤーは自転車に乗りながら、マレットでストリートホッケー用のボールを相手ゴールに打ち込まなければならない。
ヒップスター御用達のスポーツとして嘲笑の対象となることもあるバイクポロだが、実際はかなりテクニカルな能力とスキルが求められるハードなスポーツで、口髭を蓄えた紳士のような優雅な姿をしている人はほとんどいない。
効果が期待できるスポーツ:
ロードサイクリング。片手でのライディングはバイクコントロールとバランス能力を向上させる。また、ストップ&ゴーを繰り返すため、クリテリウムのスキル向上にも大いに役立つ。

7:クィディッチ

J・K・ローリングが『ハリーポッター』シリーズのために考案したこの架空のスポーツは、我々 “マグル” も楽しんでおり、今や世界中でプレイされている。
フルコンタクトスポーツのクィディッチでは、箒の柄(股の間に挟んだ硬いポール)に乗った2チーム(6人制)が、ブラッジャー(相手チームが投げる少し空気の抜けたドッジボール)をかわしながらクアッフル(少し空気の抜けたバレーボール)を相手チーム側の3つのフープに入れなければならない。
試合開始から18分が経過すると、スニッチ(審判のショーツにぶら下げられるテニスボール入りソックス)と、両チームにメンバー1人ずつが追加され、プレイヤーがスニッチをキャッチした時点で試合終了となる。
効果が期待できるスポーツ:
テニスをはじめとするラケットスポーツ。ストップ&ダッシュを繰り返すクィディッチは有酸素系ワークアウトに最適だ。ハンドアイ・コーディネーション(目と手の協調性)を鍛えればテニスやスカッシュに役立つ。

8:コーフボール

オランダ発祥のこの男女混合スポーツはネットボールやバスケットボールにかなり近い。
2チーム(8人制。内訳は男性4人・女性4人)に分かれて相手側のバスケットを目がけてボールを投げて得点を狙う。ここまでは実にシンプルだが、バスケットボールやネットボールとはコートなどが大きく異なる。
まず、各チームはアタッカー4人、ディフェンダー4人に分かれ、プレイヤーは自分のゾーンから移動できない。
また、コーフボールは敏捷性チームワークが重要で、ブロックやタックル、ボールを持ったままの移動(2歩以上)は認められない。さらに、ディフェンスの対象は相手チームの同性プレイヤーに限定されている。
効果が期待できるスポーツ:
チームスポーツ全般。コーフボールはチームスポーツに不可欠なプレイヤーの周辺を察知する能力を鍛える。状況が落ち着いていない試合開始直後に活躍できるようになるだろう。