今回のサイファーを振り返ってみていかがでしたか?
オファーをもらったときからインパクトを残したいなと思ってましたね。心の準備はできてたんですけど、やっぱり緊張はしたっすね。自分がいちばん最初っていう順番は予想してたんで、ある程度の入り方は想定してたんですけど、そこから先はフリースタイルでいけてよかったです。
ラップをはじめたきっかけを教えてください。
両親がヒップホップ好きで、自分が1歳くらいの頃にはN.W.A.を聴かされてたみたいで。親はレゲエも聴いてて、携帯の着信音がShabba RanksだったりShineheadの"Jamaican In New York"だったんですよね。3歳くらいのときですね。それが音楽の原体験で、そこから自分でもDr. DreとかNasを聴くようになった。だからJポップとかは通ってないんですよね。
で、小学5年くらいで“おれでもできるんじゃないか”って思ってラップをはじめて。録音する環境はなかったんですけど、リリックを書いて、トラックをかけて親の前でラップしたのが最初。
これまで発表した楽曲で、自身の代表曲を挙げるなら?
最初にちゃんと制作した"Skip To Ma Luuuu"ですかね。とりあえず全部ビビッときたんですよね。まずトラック聴いた時点でビビっときて、フックを作ったらまたビビッときて、バースも文句なかった。これはイケるなって感じでしたね。
この曲もそうだけど、曲作りはフリースタイルが基本で、フロウを考えて、そこに言いたいことをハメてく。できたらスタジオでレコーディング、って流れですね。
自身のラップスタイルの特徴はどんなところですか?
フリーキーで、かつ渋めなところじゃないっすかね。フロウを考えるときは水の流れを意識していて、心臓の音を聞いて、想像上の川を思い浮かべながら考えるようにしているんですよね。そういうやり方しているひとはあまりいないだろうなと思ってて。
自分はドラッグもやらないし、あくまで自然な感じでフリーキーさが出せてるかなと。あとはつねに冷静さを保つことが大事だと思ってます。
影響を受けた人物は?
『トイストーリー』に出てくるMr.ポテトヘッド。あのテキトーさがいいなと思って。あとは全然かしこまらないんだけど、仲間思いのところもいいんですよ。そのあたりは影響を受けたんじゃないかな。自分もめっちゃテキトーですしね。他人に対してというより、自分に対してという感じですけど。
今日のサイファーもちゃんとリリックを書いて臨もうと思ったんですけど、やっぱ書けなくて。このままでいいやって感じでしたね。いい言い方したら力んでいないってことなんでしょうけど。
今後の予定と将来の展望について教えてください。
年末にアルバムを2枚同時にリリースする予定です。1枚は完全なソロ、もう1枚は客演のアーティストとの曲でまとめてという感じ。そこからMVをリリースする流れですね。
将来的には渋いアーティストとして海外にも取り上げられる存在になりたいって思ってます。自分はラップを楽器として考えてるから、その意味で海外でも通用するラップをしていければなと。あと夢としてはVybez Kartelといっしょに曲ができたらうれしいっすね。
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