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Hideyoshiインタビュー『外から見た自分像に振り回されたくはない』
Red Bullがキュレートする“その場限り”のマイクリレー《RASEN》EP8 参加ラッパーたちのプロファイル ②
今回のサイファーを振り返ってみていかがでしたか？
事前にガッツリ練っていこうとも思ってたんですけど、やってくうちにその場のバイブスでやり切りたいなと思って、そっちの方向でいきました。ビートも自分がやってる感じのタイプとは違ったのでそれもおもしろかったっすね。
Hideyoshi
© Suguru Saito
現在の日本のヒップホップ・シーンについてはどう考えていますか？
昔の時代がどうだったかはそこまでわからないけど、いまはすごくいい時代だなって思いますね。ネットでいくらでも海外とリンクできるし、やりやすい環境なんじゃないかなって思います。
Hideyoshi
© Suguru Saito
シーンでの自身の立ち位置についてどう考えていますか？
どんな立ち位置にいるんすかね？ 自分でもよくわかってないけど、聴くひとの立場によっていろんな立ち位置で捉えられてればいいなと思いますけど。
SNSとかだけ見ると、あんまり気さくな感じじゃないイメージを持たれたりするっすけど、実際は違ったりもするし。あんまり自分でも外から見た自分像みたいなものに振り回されたくないなとも思ってて。自分が表現したいことがやりたいことであって、周囲のニーズのためにやるっていうのは性に合わないかなって。むしろ、そういったニーズとは逆のことやりたくなっちゃう天邪鬼な性格でもあるんですよね。
Hideyoshi
© Suguru Saito
これまで発表した楽曲で、自身の代表曲を挙げるなら？
いろんなことが変わったきっかけになった曲は“Majinahanashi”ですかね。あの曲は自分のやりたいことを素直に表現できた曲でもあって。曲の制作にはそこまで時間はかかってなくて、わりとスッとできた曲ではあるんですけどね。
海外からのリアクションについても、自分がそこまで意図してたわけじゃなかったので驚きました。最初はインスタでヒップホップを紹介するロシアの人気アカウントがあって、そこで取り上げられたのがきっかけ。そこからUSに派生していって、という感じで広がっていって。
影響を受けた人物は？
つねにいろんなひとから影響を受けてるんですけど、それこそ今回共演したSEEDAさんやMonyHorseくんは自分が高校生のころとかから聴いてたひとたちなので、こういう風にいっしょにやれてうれしかったですね。
影響とまではいかないけど、ここ最近好きなアーティストでいったらDominic FikeとかBurna Boy、AJ Traceyとかですかね。USとかよりも最近はUKとかナイジェリアのアーティストに興味がありますね。
Hideyoshi
© Suguru Saito
今後の予定と、将来の展望について教えてください。
これからアルバムのリリースを予定してて、それをリリースしてツアー回れたら最高ですね。で、一段落したら１ヶ月くらい沖縄とか滞在したりしたいなぁって思ってます。コロナが収束したら海外行っていろんな世界を見てみたいし、それが作品に活かせればいいなと。
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