JUMADIBA
© Suguru Saito
ミュージック

JUMADIBAインタビュー『自分のヒップホップは王道じゃない。言葉以上の情景が浮かぶラップを』

Red Bullがキュレートするマイクリレー《RASEN》EP12 参加ラッパーたちのプロファイル ①
Written by Keita Takahashi
読み終わるまで:4分Published on
今回のサイファーを振り返ってみていかがでしたか?
話が来たときは“自分のことを見てくれてるひともいるんだなぁ”って思いました。別に自分は数字を持ってるわけでもないから。でも話が来たからにはかましてやろうって気持ちで。
ビートもOMSBさんだったし、単純にラップ乗っけてみたいなって思って。実際にビート聴いて、すごくストレンジな……妖怪みたいな感じのビートだったので、自分的にも好きなテイストで楽しみな予感しかなかったというか。
RASEN EP12

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リリックに関しては自分の持ってる雰囲気がうまく出せればと思って書きました。自分がどこから来たのかっていうのを伝えるために、前にやったリリースパーティーのタイトル“K/U/S/A/B/I MASSACRE”って言葉も入れたし。あと1ヴァースってサラッとラップしたらすぐ終わっちゃうんで、短いなかでどう不思議なフロウができるかなと思って、そこは意識したとこですね。
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ラップをはじめたきっかけを教えてください。
はじめたのは2年くらい前。大学で映像とかを作ってたんですけど、なんかちがうなと思ってて。時間もあったし、手軽にはじめられるアウトプットとしてラップしてみたって感じです。ヒップホップももともと好きだったし。
自分はヒップホップで育ったわけではないけれど、そうじゃなくてもやっていいよなと思ったら自然とラップはじめてたって感じですね。
RASEN EP12

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自身のラップスタイルの特徴はどんなところですか?
ヒップホップは好きだけど、それ以外にもOASISだったりbjorkみたいなアーティストも好きだったから、自分が作る音楽もいろんな意味で王道なヒップホップではないと思っていて。日本語の並べ方とかは独特なんじゃないかなって自分でも思います。
あと意識してるのは、言葉の並びとか文章だけで100%完結しないもの……たとえばそこから浮かぶ情景があったりするじゃないですか。言葉で50%、そこにプラスしていろいろ発展する余地があるような作り方は最近意識していますね。
RASEN EP12

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これまで発表した楽曲で、自身の代表曲を挙げるなら?
なんだろうなぁ。いまだと“Spike!”ですかね。総合的にいまの自分っぽいものになってる気がしてて。トラックはサッカーのチャントをサンプリングして、トラックのバイブスは完全に自分っぽい感じになってるんじゃないかな。リリックはちょっとぶっきらぼうだけど、その勢いのよさも含めて自分らしさがガツンと出せたと思ってます。
影響を受けた人物は?
やっぱOASISのギャラガー兄弟かなぁ。小学校のころにはじめて聴いてからずっと好きですね。あのラフさでいいんだって思えたんですよ。カッコつけすぎないことでカッコついてる、みたいな。そういうスタンスはあの兄弟からの影響ですね。彼らはサッカーも好きだし、自分がジャージ着るの好きなのもふたりの影響があるかもしれないです。
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今後の予定と将来の展望について教えてください。
近々だとフィーチャリングで参加した楽曲がこれから少しずつリリース予定です。ライブもなかなかできないので、制作した楽曲のリリースを楽しみにしてもらえれば、って感じですね。
長期的な見通しとしては……ラップ自体はいつまで続けていけるかわかんないっすけど、トラックを作ってプロデュースするっていう作業は好きなんで、そっちもどんどんやっていければいいかなと思ってます。だからいまはそういうスキルも上げていきたい。
あとは映像とか。そのためにいまはちゃんとお金をゲットして、その環境を整えたいなって。機材もいまは安い機材しか使ってないんで、そのあたりをアップデートして、ちゃんとしたスタジオを作るとかしたいですね。
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