バスケットボール
「スピード感が異次元!」バスケ系インフルエンサー・クリスが、Red Bull Half Courtの観戦で感じたコト
日本代表決定戦の熱狂を、ふたりのバスケフリークが等身大の言葉でつづる、超偏愛イベントレポート。
ボールひとつで仲間とともに本気で世界テッペンを目指せる、3x3バスケットボールの大会『Red Bull Half Court』。先日、東京・品川にて、ニューヨークで開催される世界大会に駒を進める男女2チームが決定した。
そんな大会を『クリスのバスケ日記』でおなじみインフルエンサーのクリスが観戦。彼が感じた現地ならではの興奮や魅力を、同じくバスケという名の青春から卒業できない、フリースタイルバスケットボーラーなライターとのファン目線な会話で振り返る。
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クリス:『クリスのバスケ日記』を運営するバスケ系インフルエンサー。各種SNSでNBAやBリーグ、バッシュなどバスケットボールにかかわる様々な情報を配信している。高2でバスケを始める以前は剣道をやっていた。
クリスのバスケ日記
Kohei Nishioka:インタビュアー兼ライター。小5に人生で初めてもらった背番号が24だったことと、初めて見たNBAの試合放送をきっかけに故コービー・ブライアント氏を敬愛し続けているフリースタイルバスケットボーラー。ちなみに剣道は小2でやめた。
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01
ズバリ感想としてはいかがでしたか?
とにかくスピードが異次元
―バスケ好きとしてはたまらない1日でしたね。ぜひ今日の大会に関していろいろお話しさせていただければと。1発目の質問としては、ズバリ生観戦での率直な感想はいかがでしょう?
クリス とにかくスピード感が異次元でしたね。普段主にNBAを見ている身からすると、スリーポイントライン(※本大会ルールだと2点)からの得点が決まった2秒後には相手がまた得点している、しかもそれが試合中何度も起こっていることに驚愕しました。さらには逆転して思わず歓声を上げた次の瞬間には再逆転する、みたいな試合展開は本当に息つく暇もないです(笑)。
―全く同感です(笑)。 あのプレー強度でハードに動き回る選手たちの運動量の底なしっぷりにリスペクトが止まらないです。
※グループリーグ全試合の合計得点が最も高いチームに与えられる“オウン・ザ・コート・ボーナス”や“3ポイントスポット”など独自ルールを採用したRed Bull Half Courtの詳細は こちら>>
02
イチバン印象に残ったチームまたは選手は?
男子決勝でシュートを全く外さない彼はエグい
クリス 決勝で惜しくも敗れてしまいましたが、『SAITAMA LIPLA』の3番の選手(大橋路哉選手)がすごかった。別の試合も見たことがあったけど、今日もブチかましていましたね。特に決勝戦なんかは彼全然シュート外してなくてエグい。今回の大会は1試合10分しかなくて、ワンプレーごとの価値が超絶重い状況で、それこそNBAでいうと全部クラッチタイムみたいな中で決めきる姿にはシビれましたね。
―ずっと決め続けられるプレー精度の高さは本当に圧巻のひとこと。そしてそのチームに打ち勝ち、世界大会の切符を手にした『HIU ZEROCKETS』はお見事というしかないですよね。個人的には対戦相手に応じた戦略や決めごとの多さがピカイチ光っているように見えました。
クリス わかる。今回気づいたこととして、この大会は高さだけで勝てるんじゃないんだなあって。ポストにパスしたら勝てるかと思ってたけど、スピードやスリーポイントライン付近でのシュート力(精度)も同じかそれ以上に重要だと感じました。
それに監督もいないから自分たちでいかにリアルタイムでゲームを組み立てていくかが求められる。彼らは恵まれたフィジカルを活用しつつ、緩急のあるゲーム展開と個人に与えられていたであろう明確な役割を完璧以上にこなすことで、勝利を手繰り寄せていた印象です。途中メンバーが負傷しヒヤリとする場面もありましたが、それでも4人で勝ち切ったことに本当に拍手を送りたいです。
―そのことに対し同チームの草野佑太選手からは「一瞬こそ敗北の不安が脳裏をよぎりましたが、このメンバーで色々な大会を戦い培った信頼があったので心配せず戦い切れたし、分析をもとにした自分たちのスタイルを出せた」と互いの絆を感じさせるコメントもありました。
03
女子代表チームのMVPをあげると?
全員ですね(笑)
クリス 優勝した『TOKYO VERDY』あのチームは全員マジで超走りまくる。リバウンドと走力が頭ひとつ抜けていましたね。決勝は前半リングに嫌われていた印象でしたが、背の高い相手から確実にリバウンドをもぎ取ってセカンドチャンスを作り続けていましたね。そしてフリーの選手を作って点を奪っていく緻密なプレーに震えました。
―このあたりについて本人たちは「全員が足を使って動く。昨年までのDFとは戦術を変えて臨んだ」と言ってました。まさにクリス君のコメント通りな戦術を遂行しきったことが結果につながったように見えました。あとは笑いながら「このチーム走りたがりが多いんですよ」というコメントもありました。
クリス 笑。僕は高2からバスケを始めて、その間に1回だけ3X3の大会にも出たことあったんですけど、マジで走るのがきつすぎて「無理だ」と思ってもうそれっきりです。あんなに走れる気が全くしないです。
04
クリス君ならどんなチーム編成で勝ちにいく?
スリー決めれる奴、フィジカル強い奴、あとは......
クリス めっちゃムズいな!……とりあえずあと3人を集める前提でいくと、スリー(※本大会ルールだと2点)が確実に決めれる選手、圧倒的なフィジカルを持ちながらもスクリーンとか泥臭いこともちゃんとやってくれる選手、あとは2m以上のビッグマンでなおかつちゃんとパスもさばける選手が欲しいですね。それこそNBAでいうニコラ・ヨキッチとかニコラ・ブーセビッチみたいな。
―ムズいといった割に超最適解な雰囲気がありますね(笑)。ちなみに、どのバッシュを履いてプレーしますか?
クリス うわー!いい質問!…… 迷うけど、やっぱり『NIKEのZoom Freak 5』かなあ。ゴリゴリのアスファルトですし、今日の大会を見てもパワフルなプレーがとても多いイベントだなあと思ったからこそ、しっかり衝撃吸収してくれたりグリップ力のあるFreakだと思います。でもさっき言った通り体力的にしんどすぎるのであまり自分でプレーはしたくないですね(笑)。
―そうでした(笑)。
05
試合以外にも見どころはありましたか?
やっぱりダンクショーでしょ(笑)
―盛り上がりましたよね。男女決勝前に『AirKO(高橋幸)』選手がウインドミルに加えて、クリス君を飛び越えるダンクまで披露してくれて。
クリス あれはヤバかったよね!彼、169cmなんだけど僕と同じくらいのもの(190cm前後)を飛び越えるダンクは今日が初めてだったらしくて。それをやってのけたのにはたまげましたね。しかも「実はウインドミルよりもクリス君を飛び越えるほうが楽だった」ってあとから言ってました。
クリス 幸はプロのバスケ選手で、今はシーズンアウトして本調子じゃないかもしれない中、あのキレッキレなパフォーマンスを見せてくれたと思うと、普段から常に高いレベルでいるんだろうなと。僕を飛び越える練習も2本くらいで終わらせて本番行っちゃいましたからね。彼しかりHirokiしかり、派手なダンクを披露してくれるプレーヤーは見ていて気持ちがいいですね。
―間違いないです!さて、残すはふたつの質問となりました。まずひとつめは…
06
今日の大会を漢字ひと文字で表すなら?
んー、あえて選ぶなら「怖」かな
クリス 決してネガティブな意味ではないですよ。普段よく見るNBAやBリーグと比較して、今日の大会やSOMECITYがもつバチバチ感と臨場感はどこか地下闘技場を思わせるような荒々しさや熱気を感じました。アングラというかストリートというか、ニューヨーク行きのチケットをかけて目の前でハイスキルなプレーヤーが全霊をもって激突する様子から「自分にはたどり着けない境地だな」と思わせられた。本当にいい意味での恐怖にも似た尊敬の念を抱きました。だからこそ今日は心から楽しかった。
ー確かに、本気のプレーヤーたちにだけ醸し出せる熱量があそこにはあったと思います。観客とプレーヤーがゼロ距離レベルの近さだからこそ、五感全部で感じられる現場ならではのピリッとした雰囲気はまさに独特ですよね。もっと多くの人に体感してもらいたい素晴らしい空気感だったと思います。
07
最後に優勝した各チームにひとこと!
「自分たちの色」を出し切ってくれたらうれしいです。本当に応援しています!
クリス 改めて見事世界大会に進むこととなった男子代表『HIU ZEROCKETS』と女子代表『TOKYO VERDY』のみなさま優勝おめでとうございます!現在、プロリーグや世界との戦いなど様々な場面で“日本のバスケ”のプレゼンスは高まりつつあると思います。そんな中だからこそ、今回勝ち上がった各チームは「自分たちの色」をぜひバスケの聖地・ニューヨークでばっちり出し切ってくれたら僕もうれしいです。本当に応援しています。
―心強い応援の言葉、ありがとうございました。クリス君の言う通り、様々なシーンで日本のバスケは盛り上がっていますし、その勢いが続くことを確信させるような大会だったと思います。今日は本当にありがとうございました。また、バスケの話で盛り上がれる日を楽しみにしています。
クリス こちらこそありがとうございました!
▶️Red Bull Half Courtの世界大会は2024年10月19日–20日にニューヨークで開催予定!配信情報などの詳細は こちら>>