A photo of Sam Sunderland on the Red Bull KTM 450 Dakar bike
© Kin Marcin/Red Bull Content Pool
ラリーレイド

【ダカール・ラリー2020】2輪部門19連覇を目指すRed Bull KTM 450徹底解剖!

ダカール・ラリー史上最大の成功を収めているマニュファクチャラーの一つ、KTMが送り出す2020年最新マシンをチェック!
Written by Phil Barker
読み終わるまで:3分Published on
ダカール・ラリーと聞いてすぐに思い浮かぶ固有名詞は無数に存在する。
ステファン・ペテランセルカルロス・サインツナサール・アルアティヤなどの名ドライバー、あるいはカマズ・マスター・トラックのような最強マシンなど、ダカールはコンペティターとマニュファクチャラーの実力を最大限まで引き出している。
しかし、2輪部門18連覇を達成しているKTMほどダカールを象徴する固有名詞は存在しない。
果たしてKTMはダカール19連覇を達成できるのだろうか? 今回はKTMがダカール・ラリー2020に投入しているRed Bull KTM 450のディテールをチェックしていこう。

参戦カテゴリー

当然ながらRed Bull KTM 450は2輪部門G1.1)に参戦する。

エンジン

Red Bull KTM 450の馬力とトルクの具体的な数値をKTMは公表していないが、エンジンは4ストローク単気筒449.3ccだ。2基のオイルポンプを備えた水冷式でタフな状況でもスムーズにパワーを生み出せるようになっている。

マシン重量

ダカール・ラリーの2輪部門を戦う他のバイクと同じでRed Bull KTM 450のマシン重量は140kg前後となっている。
ダカール・ラリー2020の2輪部門参戦マシンをRed Bull TVでチェック!

特筆すべきスペック

2001年からダカール・ラリー2輪部門を制覇し続けているKTMはダカール・ラリー2018で完全新規設計の450ccバイクを投入。KTM 450はほとんど大きな変更を受けないまま2018年・2019年を連覇に成功している。
KTM 450は軽量だが比較的大容量と言える31ℓの燃料タンクを組み込んでおり、長距離をハイスピードでライディングできるようになっている。
ダカール・ラリー2020のRed Bull KTM 450は19連覇を狙う

ダカール・ラリー2020のRed Bull KTM 450は19連覇を狙う

© Kin Marcin/Red Bull Content Pool

優勝の可能性

例年通りダカール・ラリー2輪部門は熾烈な優勝争いが予想されるが、18連覇というKTMの実績を無視することはできない。
ホンダハクスバーナを含むライバル勢が最後まで食い下がるはずだが、過去3回のダカールを制してきたトビー・プライスマティアス・ウォークナーサム・サンダーランドを擁するKTMは間違いなく優位に立つはずだ。
ダカール・ラリー2020は1月5日にジッダで幕を開けたが、2輪の初日スペシャルステージはプライスがリッキー・ブラベック(ホンダ)を抑えて首位に立ち、KTM 19連覇に向けて順調なスタートを切った。