映画好きの人にとっては『マルコヴィッチの穴』や『かいじゅうたちのいるところ 』。HIPHOPラバーなら、ビースティ・ボーイズやファーサイド、ノートリアスB.I.Gのミュージック・ビデオを手がけたことでもお馴染みの監督で映像作家のスパイク・ジョーンズ。彼はBMXマガジンのライター&カメラマンとしてキャリアをスタートさせた人物としても有名。
現在のストリートカルチャーに大きく貢献しつつ、ちゃっかりハリウッドでも大成功している超有名なクリエイターです。
『Pretty Sweet』 は、そんなスパイクが制作に関わってます。超斬新な映像ワークで注目を集める彼ならではと言える内容なので、スケートボードを知らない人が見ても素晴らしい映像作品として楽しめます!
1 時間19 分
Pretty Sweet -遊び心の競演-
ハリウッド級の技術で撮影された、最高にホットな2つのスケボーチーム、ガールスケートボードとチョコレートスケートボードによるスケートムービーのマスターピース。ショーン・マルト、ガイ・マリアーノをはじめとする著名スケーターをフィーチャーした、興奮と驚きのスケーティングを目に焼き付けろ。
ちなみにストリートファッションが好きなら、ビアンカ・シャンドンやコール・ミー 917ってブランド名を聞いたことがあるのでは?
スケーターのアレックス・オルソン(レジェンドスケーター、スティーブン・オルソンの息子)が立ち上げた生粋のスケートブランド。ドーバー ストリート マーケットで取り扱われていたこともあったり、アレックス自身もスタイルアイコンとしてファッション雑誌にたびたび登場するので、高感度キッズたちにとってはお馴染みの存在だけど、そんな彼のライディングをしっかり見たことはありますか?!
この作品はアレックスが当時在籍していたスケートカンパニー、ガールの作品なので彼のスケートが堪能できるし、チェックすることでブランドへの理解が深まると思います。
『YOU GOOD?』はザイオン・ライトのフルパートが盛り込まれた貴重な映像作品。彼のコンテストでの活躍からスケートボードの魅力に取り憑かれた方は、ぜひ本作もチェック! 「これぞスケートボード」そんなストリートスケートの真髄が垣間見れる。
21分
『You Good?』: Presented by Red Bull Skateboarding
ザイオン・ライト、ジェイミー・フォイ、アレックス・ミドラーが世界を巡る。
そんな『YOU GOOD?』の見どころの一つが、SNSでもバズった我らライアン・シェクラーのテールドロップ【6:09~】。この撮影には日本人スケートフォトグラファーの春田健二氏も参戦。彼がレッドブルにこっそり教えてくれたマル秘エピソードだと、実はライアンと春田氏の2人はこの場所でスラッシャーの表紙を狙っていたのだとか。でも結果は表紙じゃなくて中ページ。世の中の混沌が終われば、また次のスポットで表紙を狙った撮影にチャレンジするそう。
トニー・ホークにスティーブ・キャバレロ、トミー・ゲレロ、ランス・マウンテン、ロドニー・ミューレンetc。この当時のスーパースターが勢揃い。まるで、黄金時代のシカゴ・ブルズ! とにかくこの作品がスケートボードの概念を変えたといっても決して大袈裟ではないほどのマスターピースです。
1 時間51 分
Bones Brigade
Stacy Peralta’s love letter to skateboarding’s golden era features Tony Hawk, Steve Caballero and many more…
価値観やトリックの数々など新しいことを生み出してきた彼らですが、中でも面白いのがロドニー・ミューレンの最近の活躍。シリコンバレーのテック界の大物が集まるさまざまな場所でイノベーションとは?をスケートボードを軸に講演しているそう。
元悪ガキのスケーターがMITメディアラボなど、世界最高峰の頭脳の前で話をするなんて最高にクールじゃないですか?
また、今ではプレ値で取引されているエアージョーダン1って、実はこの時代のアメリカでは(カラーリングにもよるが)ワゴンセールになっていたりもしてて、「耐久性&クッション性&ホールド力が高くてしかも安いAJ1はスケートに打って付けだ!」とキャバレロやランスマウンテンが愛用していた話はあまりにも有名。当時、カルト的な人気を誇った『BONES BRIGADE』を見て、日本の高感度なキッズたちがソレをこぞって真似したなんて事実も本作を語る上では外せないサイドストーリーです。
トニー・アルヴァやスティーブ・アルバ、ランス・マウンテン、ジョン・カーディエル、トニー・ホーク、クリスチャン・ホソイといった現代スケートボードのゴッドファーザーたちらが70年代のベニスビーチで巻き起こったボウルライディングの歴史を振り返る豪華な内容。
もうスケートボードの教科書的な存在。織田信長と明智光秀が本能寺の変について語る!って聞けば、誰でも興奮してゾクゾクするでしょ! つまりこれはそれほどすごい作品なんです。(※ライダーはみんな存命です)
37分
バック・トゥ・ザ・ボウル
世界的に有名なマルセイユのスケートボウルの歴史を関係者たちの言葉と共に紐解く。
70年代に誕生した伝説的スケートボード チームZ-BOYSの映像も映るんですが、ファッションには周期があって、ちょうど今のティーンたちのムードに近いものがあったりするかも。次世代が見ると映像の節々に新しさを感じるハズ。その証拠に昨今のファッションシーンでトレンドセッターとしても注目を集めるYouthQuakeのメンバー、橋本 奎もこちらの動画をリコメンドしてくれています。 詳しくはこちら 05
『Out of Frame -規格外の情熱- スケーター 宮城豪編』
“スケートボード”と“超個性”と“クリエイティビティ”をかけて出る答えがきっと宮城 豪(通称、ドラボン)。
日本はもとより海外にまでその名をとどろかせる超有名人だけど、メディアへの露出が少なく謎のベールに包まれた存在でした。しかし、そんな彼の実像にレッドブルが初めて?迫る衝撃作がコチラ!
12分
スケーター 宮城豪
日本人スケーターの宮城豪はエレガンスとクリエイティビティを組み合わせたレアなスタイルで世界的に知られている。彼を近くから見てきた仲間たちの言葉と共に宮城豪の人物像を掘り下げながら、そのアーティスティックなストリートスタイルがスケートボードシーンに与えている影響について探る。
スケートボードにはデッキテープを貼るのが普通だけど、彼の場合は手ぬぐいを貼りつけてスケートをする。そんなところからも、いかに彼が個性的なのかが判断できます。ホントは書きたいけど書けない内容がこの動画の中には盛り沢山。とにかく枠に収まらない規格外のオトコ。
よく、「スケートボードはスタイルだ!」なんて言われているけど、その意味がいまいちわからない人はこの作品を見るとその答えがみつかる……ハズ。
ちなみに本編には、彼と並ぶ“超個性派スケーター”のチョッパー氏とFESN森田氏も登場。見終わった後に3人についてDigれば、これからのスケートボードの見方が必ず変わるに違いありません!
マダース・アプスがさまざまな国の個性的なスケーターに出会う作品。どのチャプターに登場する人物も超個性派ばかりなんだけど、第一話のバム・マージェラが特に面白い。彼はプロスケーターでMTVの人気番組『jackass』にも出演していた人物。
18分
第1話: バム・マージェラ
第1話あらすじ: マダース・アプスが、スケートボードシーンのアイコンのひとりに数えられるバム・バージェラが住む米国・ペンシルベニア州を訪れる。バージェラの所有する施設やランプにも足を運び、レジェンドの環境を贅沢に堪能する。【マダース・アプスと世界のスケートボーダーたちが織りなすディープな旅物語(全6話/日本語字幕)】
いい大人が本気でふざける最高にバカバカしい超過激コメディ『jackass』を見た後に“あの人はいま”感覚で『Skate Tales』を見るのがおすすめ! ちなみに『jackass』はスケーターらが中心となってできたアメリカのTV番組で、前述のスパイク・ジョーンズが総監督を務めています。また、ストリートシーンでの人気はいまだに不動でjackassのTシャツがヴィンテージ市場で高値で取引されていたりもする。
あとは、『Out of Frame -規格外の情熱- スケーター 宮城豪編』をチェックした人なら合わせて押さえておきたいのが『Osaka Daggers編』。宮城豪と並ぶ個性派スケーターのチョッパーがフィーチャーされた作品!
20分
第6話: Osaka Daggers
第6話あらすじ: マダース・アプスが日本・大阪を訪れ、ローカルヒーローとして高い人気を誇るOsaka Daggers(CHOPPER)と合流する。日本のアンダーグラウンド・スケートボードカルチャーを支えてきた彼らの情熱に触れる。【マダース・アプスと世界のスケートボーダーたちが織りなすディープな旅物語(全6話/日本語字幕)】