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2017年1月、『バイオハザード7 レジデント イービル』がリリースされた。これはシリーズ最高の恐怖を提供してくれている1本で、クラシックスプラッター映画『死霊のはらわた』と『悪魔のいけにえ』を足して2で割ったようなストーリーが特徴だ。
また、今作ではシリーズ初となるファーストパーソン視点(アイソレートビュー)が導入されており、プレイに慣れるまでに多少時間がかかる。そこで、今回は初心者のためにサバイバルガイドをまとめてみた。ジャック・ベイカー御大のファミパン(今回の攻撃はパンチどころじゃないが)を食らうことなく米国南部のホラーハウス生活を楽しもう!
1:メモを取る
『バイオハザード7』の舞台となる民家(ベイカー邸?)はオリジナルの『バイオハザード』の舞台となった洋館よりも狭く感じるかも知れないが、中には数々のパズルが用意されている。
今作では、そのようなパズルを解くために一度通った場所に戻らなければならない場合が多い。先へ進んだり、何かを開けたりするために特定のアイテムが必要になるのだが、そのような特定のアイテムがしばらく手に入らない時もある。その結果、いざそのアイテムを手に入れても「これどこで使うんだっけ?」となってしまうことが多いので、アイテムが必要なポイントに辿り着いたら、ノートに書き留めたり、スマートフォンのメモ機能を使ったりして、どこに何が必要なのか、またその場所がどこなのかをメモしておき、すぐに戻れるようにしておこう。
「ゲーム中に実際にメモを取るなんて面倒じゃない?」と思う人がいるかも知れないが、たとえば、魔犬のレリーフを見つけた時に「どこで必要だったっけ?」と思わなくて済むので、是非とも試してもらいたい。
2:時間をかける
「走る」はベイカーファミリーに追われている時には有効なアクションだが、誰にも追われていない時はゆっくりと周囲を確認するようにしよう。
ベイカー邸の各部屋には様々なアイテムが転がっており、ハーブやハンドガンの弾など、役に立つアイテムも多い。しかし、画面に表示されている物体が「拾える」アイテムなのかどうかは、近づかないと分からない(アイコンが表示されない)ため、部屋の中をあたふたと走り回っていると見逃してしまう場合が多い。そこで、今作ではゆっくりと時間をかけて部屋の中を歩き回り、隅々までチェックするようにしよう。「ゆっくり歩くなんて怖くて耐えられない!」という人もいるかも知れないが、最終的に助けになるので頑張ろう。
3:ガードを活用する
今作ではL1(PS4)・LT(Xbox One)を押すと、両手を上げて敵の攻撃をガードすることができる。ガードなんて無駄だと思うかも知れないが、敵の攻撃によってはかなり効果がある。
巨大な武器やチェーンソーを構えた敵が自分の方へ向かってくる時は、ガードをしてもあまり効果がなく、それなりにダメージを受けてしまうが、通常攻撃の場合は、たとえモールデッドのような不気味なルックスのクリーチャーが相手でも、ガードを使えば最小限のダメージで済ますことができる。
つまりこれは、その気になれば(勇気があれば)、通常のモールデッドにナイフで立ち向かうことも可能だいうことを意味している。攻撃をガードして、モールデッドがひるんだ瞬間に弱点の頭部を切りつけていけば、想像以上に簡単に倒すことができるだろう。
4:銃器で距離を取る
通常のモールデッドならナイフでも効果があるが、大きな武器を構えたモールデッドやジャック・ベイカー御大など、強い敵の場合は距離を取って、ハンドガンなどの銃器で仕留める方が良いだろう。
ハンドガンなどの銃器を使用する場合は、今作が『バイオハザード』の正規ナンバリングタイトルであること(そう思えないかもしれないが)に留意しておこう。つまり、射撃がスムースにいかないのだ。また、敵が射撃を避けることも良くあるので、距離を詰められないようにリロードや武器の変更をタイミング良く行う必要がある。
強い敵の場合は基本的に距離を取りながら戦い、距離を詰められたと思っても、恐れずにクイックターンをして距離を取り直すようにしよう。
5:メニュー内メッセージを確認する
これは非常にシンプルなアドバイスだが、我々はこれに気付いたのはかなり時間が経ってからだった。実は『バイオハザード7』には自分が次に何をすべきかが確認できる目標リストが存在する。
ただし、他のゲームのように目標地点や行動が画面内で点滅するわけではないので、行き詰まったら、メニューを開こう。メニューを開くと、次に何をすべきかが記されたメッセージが画面左側に確認できるはずだ。このメッセージを随時確認して、パズルからパズルへと無駄なく進んでいけば、スムースに楽しめるだろう。
6:プレイスタイルに合わせてアイテムを合成する
アイテム合成は『バイオハザード』シリーズの特徴のひとつで、当然ながら今作にも残されている。しかし、今作ではひとつのアイテムで複数の合成が可能だ。
よって、今作ではプレイスタイルに合わせてアイテムを合成するようにしたい。たとえば、ダメージを受けやすいプレイヤーは、薬剤とハーブを組み合わせて回復薬を増やしておこう。一方、ダメージを受けないプレイヤーは、薬剤をハーブではなくガンパウダーと組み合わせて弾数を増やしておく方が良いだろう。
7:隠れて戦闘を回避する
ベイカー邸を探索していると、自分を探しているベイカーファミリーの皆さんに遭遇する時がある。その中には一方的に攻撃を受ける強制イベントもあるが、基本的には、彼らは『Alien Isolation』のエイリアンのような存在なので、見つからなければやり過ごせる。
要するに、自由気ままに自宅内を歩き回っているベイカーファミリーの皆さんに気付かれることさえなければ、貴重な弾薬を失うことなく探索を続けたり、パズルを解いたりすることができるというわけだ。
部屋や廊下をゆっくりと慎重にクリアリングしながら探索するようにすれば、ゲームの大半を最低限のトラブルだけで進めることができるだろう。
8:セーブ部屋でひと息入れる
ベイカー邸には複数のセーブ部屋が存在する。その中で最初に入ることができるのがランドリールームだが、このようなセーブ部屋では敵から攻撃されないばかりか、ハンドガンの弾やハーブなどのアイテムを獲得できる。また、各部屋には『バイオハザード』お得意の “テレポート” アイテムボックスも置かれているため、アイテムを預けておけば、他のセーブ部屋で取り出すことができる。
また、奇妙なことにセーブ部屋はフォースフィールドのような機能も備えているので、ベイカーファミリーの皆さんに追われている場合は、この部屋に逃げ込めば攻撃されない。彼らがどれだけ背後に迫っていても、部屋に入ってしまえば、彼らは追撃を諦める。これはやや奇妙な仕様だが、有効活用しない手はないだろう。








