ほぼ生身で駆け抜けるクレージーすぎる新競技!?

世の中に数あるスピード競技も、元をただせばクレージーな第一人者が存在するもの。そんな最新の最狂スピードキング“ローラーマン”のチャレンジは、新スポーツ誕生の瞬間かもしれない!

Rollerman1
Rollerman1© [unknown]

冬季オリンピックで最もエクストリームな競技といえばボブスレーをはじめとしたソリ競技。100km/hオーバーの速度をほぼ生身で滑走するリュージュやスケルトンは、技術もさることながら圧倒的な精神力を必要とするはず。しかも、周囲はフカフカのパウダースノーではなく、ガッチガッチの氷に囲まれたステージともなれば、何かあっても容易に止まることはできない。スピード感もさることながら、自分の意思で止まれないのは恐怖この上ないものである。

そんな超閉鎖空間でもあるボブスレーコースに颯爽と現れたのは、ローラースーツに身を包むローラーマン。手足胴体にインラインスケートのウィールを装備しアメコミヒーローを彷彿とさせるその姿は、見るからに“やってくれる”ムードが溢れ出ている。

早速、ボブスレーコースに登壇したローラーマン。すでにエナジー全開、アドレナリン出まくりのため、助走をつけての水平ダイブという荒技でスタート。グングン加速していくその最高速度は、夏場のドライコンディションながら、ソリ競技にも匹敵する100km/hオーバー。ローラースーツがプロテクターを兼ねているとは言っても、ほぼ生身でコンクリートのコースを滑走している様は、明日を顧みない漢の所業。もちろん手足のローラーを使えば多少の速度調整は可能とは言っても、整備が万全なオリンピック競技とは違い、所々にコンクリが割れて鉄筋がむき出しになるコース。その速度は一歩間違えれば大けがに繋がりかねない。恐怖を厭わないクレージーさこそ、ローラーマンが持つアメコミヒーロー並みの特殊能力というわけだ。

Rollerman2
Rollerman2© [unknown]

ちなみにこのローラーマン。今回のボブスレーコース以外にも世界各国の峠でダウンヒルを行っているツワモノ。もちろん道路を閉鎖したクローズド状態だけでなく、場合によっては一般車も走る状況下で、滑走しまくっていることを考えれば、このボブスレーコースは安心空間なのかもしれない。どちらにしても、ローラーマンのクレージーなチャレンジ精神は常人とは懸け離れた最狂の極みなのである。

Written by 渡邊大輔