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『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』:特長と魅力
レッドブルと縁が深いパルクール(フリーランニング)に特化したビデオゲームが正規リリース! その特長と魅力を簡単に紹介!
ジャンプしてよじ登り、障害物を越え、さらには飛ぶこともできるパルクール(フリーランニング)は魅力的なスポーツで、アスリートたちには優れたフィットネスとボディコントロール能力が求められる。また、このスポーツはビデオゲームシーンでも愛されてきた。
『アサシン クリード』、『ミラーズエッジ』、『ダイイングライト』など、これまでに多くのビデオゲームがパルクールをディスプレイの中に取り込もうとしてきた。そして先日、パルクールの魅力をパーフェクトに捉えている最新ビデオゲーム『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』が登場した。
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『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』とは?
『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』とはパルクールだけにフォーカスしている野心的なインディータイトルで、ワンマンデベロッパーMLMEDIAが開発、Shine Groupが販売を担っている。
パルクールの魅力を存分に楽しめるサンドボックス型アクションゲームに仕上がっているこの作品は約1年間早期アクセスでリリースされたあと、2025年6月にSteamで正規リリースされた。海外ではPS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switchでもプレイできる。
視点はファーストパーソンとサードパーソンが用意されている。プレイヤーのクリエイティビティとテクニックが評価されるため、独自のルートの探索やユニークなトリックの組み合わせのチェックに時間をかける楽しさがある。また、スローモーション機能がスタイリッシュなムーブに取り組む価値を高めてくれる。
今作には敵やストーリーは一切存在しない。スタイル・タイミング・テクニックを組み合わせて障害物をクリアしていくことがこのゲームの目的だ。ステージはお洒落な住宅地や工業地帯、都市部の屋上などバラエティに富んでおり、プレイヤーはどのステージでも自由に探索できる。
フリーランニングの魅力を動画でチェック!
4分
フリーランニング in シドニー・オペラハウス
ドミニク・ディトマソが世界で初めてシドニー・オペラハウスを走ったフリーランナーになった瞬間をチェック!
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特長
『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』はUnreal Engine 5で開発されており、シンプルで分かりやすいグラフィックスにまとめられている。その結果、マップの探索が簡単になっている。
バラエティに富んでいるマップにはそれぞれ隠し要素が用意されている他、タグ(鬼ごっこ)やキャプチャー・ザ・フラッグ、トリックバトル、タイムトライアルなどのミニゲームもふんだんに含まれている。また、最大4人までのマルチプレイヤーモードも用意されており、このモードではお互いのスキルを競ったり、一緒に新しいルートを考えたり、クリエイティブなムーブを比較したりできる。
プレイを続けていくとアイテムが入手できる。今作には100以上のコスメティックアイテムとハトが用意されている。ハト…? 聞き間違いではない。なんと『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』はハトが登場するのだ。
『アサシン クリード』のようなクールな猛禽類ではないが、今作のハトも非常に有用で、ボタンひとつでバードアイビューに切り替えて新しいルートを発見したり、周囲を確認したりできる。
03
簡単だが奥深い
『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』を初めてプレイする場合は、チュートリアルで基本操作を学ぶことをおすすめしたい。最初はとてもシンプルに思えるはずだ。ジャンプ、障害物のクリア、高所からの着地の3ボタンだけで、6種類の小さなマップを楽しめる。
しかし、ハイスコアを狙う、あるいはタイムトライアルやポイントチャレンジでゴールドを目指すようなら、難度がかなり上昇する。このような目標を達成するためには様々なトリックやジャンプ、ムーブを組み合わせなければならないからだ。
操作はやや不正確と言わざるを得ないが、一度マスターしてしまえば、強力なコンボを繰り出してスコアをグングン伸ばせるようになる。このレベルまで達すればモチベーションを得るのに苦労することはない。ラグドールエフェクトでミスを再現できるので、操作のマスターに全力を注ぎたい。
フリーランニング x ピンボール!
30分
ヒューマン・ピンボール
ラトビア出身のフリーランナー、パシャ・ペトクンスが、世界最高のスキルを披露する。舞台は高さ16m、傾斜45°の超巨大ピンボールマシンセット!?前代未聞の壮大なスケールで行われるビッグプロジェクトに挑戦するパシャ・ペトクンスと彼のチームの姿を追うドキュメンタリー作品。
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パルクールの極み
『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』は、パルクールまたはフリーランニングを実際にやってみたいと思わせるゲームだ。パルクールというスポーツの魅力をパーフェクトに捉えつつ、豊富なコンテンツでビギナープレイヤーとベテランプレイヤーの両方を楽しませてくれる。
パルクールの各種ムーブは見事に再現されており、操作もシンプルなのですぐにある程度はプレイできるようになる。さらにタスクも多様なので、4時間プレイしたあとも飽きることはない。
特に多様なのがマルチプレイヤーモードだ。ハイスコアを競い合うだけではなく、キャプチャー・ザ・フラッグのようなモードで競い合うこともできる。キャプチャー・ザ・フラッグはシュータータイトルでよく見られるモードだが、このパルクールタイトルでも非常に上手く機能しており、フレッシュな変化を楽しめる。
フリーランナーのジェイソン・ポールが『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』をプレイ!
ゲーム全体がきちんと構成されているわけではなく、明確なゴールやストーリーも存在しないが、パルクールだけで何時間も楽しめる。プレイを続けていけば徐々に上達していき、新しいムーブやコンボを解放したり、新しいルートを見つけたりできる。
『Rooftops & Alleys: The Parkour Game』は革新的なビデオゲームではないが、パルクールの魅力を捉えることと、幅広い層にアピールできるアクセシビリティの実現にフォーカスしており、これらの点において見事に成功している。
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