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『スマブラSP』:2019年<下半期>国内プレイヤーランキング トップ30
「Smash Record」が作成した、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』2019年<下半期【集計期間:2019年7月8日~2019年12月27日】>国内プレイヤーランキング!<2020年1月15日発表>
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■集計期間:2019年7月8日~2019年12月27日
『大乱闘スマッシュブラザーズ』の大会戦績を検索できるサイト「Smash Record」を運営しているHarukiです。
『スマブラSP』:2019年<上半期>国内プレイヤーランキング トップ30に引き続き、2019年<下半期>ランキングの集計がまとまりましたので、ここに公開します。
■ランキングの算出方法は?
集計期間は、"2019年7月8日~2019年12月27日"までとなっており、これまでに行われた『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、『スマブラSP』)の各大会を参加人数や開催地域などによってランク付けし、出場した大会のランクと順位によってプレイヤーはポイントを獲得します。
また日本以外で開催された大会も集計対象としています。世界の『スマブラSP』の大会は、eスポーツチーム"Panda Global"の内部組織である"PGStats"によって上からS、A、B、Cにランク分けされます。
今回お届けする国内ランキングでは、A以上の大会を集計対象としました。
各大会で獲得したポイントのうち、高い順から4つ(ただし海外大会はふたつまで)を合計し、その合計値を順に並べたものが今回の国内プレイヤーランキングとなります。
それでは、まずは10位~1位までを発表します。また、11位~30位までは最下部に表組みとしてまとめました。
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■2019年<下半期>国内プレイヤーランキング<10位~1位>
◆◆◆10位:プロトバナム
データ | 内容 |
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活動拠点: | 関東 |
使用ファイター: | ルキナ、インクリング |
おもな戦績: | <Evo 2019・5位> <ウメブラSP6・5位> <ウメブラSP5・5位> <2GG: Kongo Saga・25位> |
twitter: | @SSBU_Lucina |
youtube: | https://www.youtube.com/channel/UCf4mg3z4dpEcrN5neqVZyvw |
2019年<上半期>は『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』(以下、『スマブラ4』)時代から一気に飛躍を遂げ5位に輝いたプロトバナム。
<下半期>も安定した結果を残すも、前期ほどの爆発力を発揮することができず10位に後退した。
<上半期>の大躍進のおかげで、国内ではすっかり最上位勢として定着したプロトバナムだったが、海外では知名度が高くなく、アメリカの大型大会であるCEO 2019で13位を獲得した後でも依然として実力を疑問視する声も多かった。
そんななか、EVO 2019ではMr. R、かめめ、Lightといった強豪たちをなぎ倒し、見事5位に入賞。周りの声を結果で払拭した。
国内大会においても、ウメブラSP4、ウメブラSP5と立て続けに5位を獲得し、安定感を発揮した。
しかし、ウメブラSP7ではインファイターであるルイージとアイスクライマーに破れまさかの早期敗退。さらに、2019シーズン最後の海外遠征となったSランク大会、2GG: Kongo Sagaでもアイスクライマー相手に苦しめられ、25位に終わった。このふたつの敗北が仇となり、<下半期>国内プレイヤーランキングは10位に後退した。
プロトバナムの使用ファイターであるルキナとインクリングは、ファイターの強さは申し分ないものの、インファイター相手にはどうしても引けを取る。さらなる安定を目指すなら、インファイターに対応する新たなファイターの必要を迫られているのかもしれない。
◆◆◆9位:コメ
『スマブラ4』から世界トップクラスのシュルク使いとして定評があったコメが、初のトップ10入りを果たした。
今作『スマブラSP』のシュルクは高いポテンシャルがありつつも、高い操作精度や状況判断能力が要求される職人向けのファイターで、良い結果を残すには時間がかかると言われていた。
コメも『スマブラSP』発売直後は思うような結果が残せてなかったが、発売から半年が経った彼のシュルクは高い完成度で大会上位に食い込んだ。
そんなコメの名を世界に知らしめたのは、Aランク大会の2GG: SwitchFest 2019だ。この大会で世界の強豪であるMarss、Wadi、しゅーとんを立て続けに撃破し、3位を獲得。勝利後のガッツポーズを切り取った動画がTwitterを席巻した。
国内においても、活動拠点である関西を中心に好成績を残した。関西の第8回スマバトSPで準優勝、第10回スマバトSPで優勝、さらに今作に入ってから思うような結果が残せてなかった関東の大会でも、ウメブラSP4でトップ8入りを果たした。
◆◆◆8位:Raito
データ | 内容 |
---|---|
活動拠点: | 関東 |
使用ファイター: | ダックハント、バンジョー&カズーイ |
おもな戦績: | <Evo 2019・5位> <ウメブラSP7・3位> <Mainstage・13位> <EGS Cup#2・5位> |
twitter: | @raito_ssb |
youtube: | https://www.youtube.com/channel/UC0AWdMS6iB6JueIMpQhXrvg |
『スマブラ4』時代から使い続けたダックハントに続き、2019年9月に配信されたバンジョー&カズーイも手札に加えたRaito。<下半期>は浮き沈みが激しいシーズンとなった。
EVO 2019ではMaister、しゅーとん、Dabuzを下し、本人が夢だったと語るEVO最終日でトップ8の舞台に立った。
これで、前作『スマブラ4』に引き続き2年連続でEVOトップ8となり、大舞台での勝負強さを示した。
しかし、その後は苦しいシーズンだった。国内では、関東のウメブラSP4、ウメブラSP5、ウメブラSP6と連続して13位以下に沈み、海外大会でもSランク大会のSuper Smash Con 2019で65位、2GG: Kongo Sagaで33位とスランプが続いた。
とくに<下半期>は、勝者側トーナメントでの敗北からの立ち直りに苦戦し、敗者側トーナメントで勝ち星を稼げなかったのが大きかった。それでも、2019シーズン最後の大会となったウメブラSP7では勝者側決勝まで勝ち進んだおかげで3位を獲得し、この結果が国内ランキングトップ10入りを死守した。
◆◆◆7位:Abadango
データ | 内容 |
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活動拠点: | 関東 |
使用ファイター: | パルテナ、ワリオ、インクリング |
おもな戦績: | <ウメブラSP4・1位> <Evo 2019・9位> <第8回スマバトSP・3位> <Smash Factor 8・5位> |
twitter: | @abadango |
youtube: | https://www.youtube.com/user/yutnamie |
2019年<下半期>のAbadangoは好調なスタートを切った。
EVO 2019ではトップ8にあと一歩まで迫る9位、メキシコで開かれたAランク大会のSmash Factor 8では5位、さらに関東のウメブラSP4で優勝と、国内ランキングトップ3も視野に入る活躍を見せた。
しかし、後半になるにつれて歯車が狂いだす。2019年10月以降のウメブラではいずれも17位以下と思うような結果が残せず、海外でもSランク大会のThe Big House 9と2GG: Kongo Sagaでそれぞれ49位、65位に沈んだ。
結果として、<下半期>の前半(2019年7月~9月)の好成績のおかげで国内ランキングは、<上半期>の10位から今回7位に上がったものの、彼にとっては決して満足の行く結果ではないだろう。
2019年前半はワリオを中心に勝ち星を重ねてきたAbadangoだったが、最近では将来を見据えてか、パルテナやインクリングなどの使用比率が高まってきている。
偶然にも、同じくワリオを使ってEVO 2019で9位だった"にえとの"や、2019年前半にワリオ中心だったTweekも、最近ではそれぞれ新しいファイターに挑戦している。
これまでアップデートによる性能の大きな変化は無かったワリオだが、ファイターの流行や開拓によって使用ファイターの変更を迫られることもある。2020年のAbadangoの使用キャラにも注目だ。
◆◆◆6位:クロ
データ | 内容 |
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活動拠点: | 関東 |
使用ファイター: | ゼロスーツサムス |
おもな戦績: | <ウメブラSP6・1位> <第10回スマバトSP・2位> <ウメブラSP7・7位> <2GG: Kongo Saga・17位> |
twitter: | @_kuro258 |
youtube: | https://www.youtube.com/channel/UC6YL95myZrKfCCh3OcnYRMQ |
『スマブラSP』の前作にあたる『スマブラ4』では強豪フォックス使いとして名を馳せ、今作ではゼロスーツサムス使いとして高い評価を得ていたクロ。しかし<上半期>、そして<下半期>前半は大型大会で良い成績を残すことができていなかった。
ところが、ウメブラSP6では多くの人の予想を裏切り見事優勝。ウメブラではTwitter上で優勝者を予想するのが恒例となっているが、このときは予想的中者が一人もいない珍事となった。
あまりに突然の優勝だったため、本人も自分自身を一発屋と称して自虐することもあったが、続くウメブラSP7で7位、第10回スマバトSPで準優勝と立て続けに好成績を収め、ウメブラSP6の優勝が偶然ではないことを証明した。
海外大会では、Sランクの2GG: Kongo Sagaで17位と、今作初海外遠征としては悪くない成績も残した。
2020年はこの勢いをより一層加速してくれるに違いない。
◆◆◆5位:てぃー
2019年<下半期>のてぃーは、海外での活躍が目立った。使用ファイターとしては珍しいパックマンを使ったトリッキーなコンボと、本人のコミカルな動きと表情で言葉が通じない海外勢からも支持を得た。
もちろん、人気の理由は彼のキャラクター性だけではない。Thunder Smash 3では決勝戦で通常必殺ワザのギャラガを駆使したトリッキーなコンボでMarssを下して優勝、2GG: SwitchFest 2019でも準優勝を獲得し、強さにおいても観客を魅了した。
また、世界のトッププレイヤーだけで争う招待制トーナメントSmash Ultimate Summit 2でも5位と、世界の舞台で大きな存在感を示した。
しかし、国内ではその力を発揮することができなかった。活動拠点である関西の第6回スマバトSPでは準優勝に食い込んだものの、関東のウメブラSP4、ウメブラSP5、ウメブラSP7はそれぞれ17位、9位、17位に終わり、この記事で紹介するなかでは唯一、ウメブラでトップ8に入っていないプレイヤーとなった。
しかし、海外での成績を見れば、国内大会で活躍するのも時間の問題だろう。
◆◆◆4位:しゅーとん
2019年<下半期>はしゅーとんにとっては我慢のシーズンだった。
<上半期>国内ランキング1位、世界ランキング5位として望んだEVO 2019とSuper Smash Con 2019では13位と9位。決して悪くない成績ではあるものの彼にとっては満足にいく数字ではなかっただろう。
<上半期>から<下半期>の変化として、やはり5月31日に配信された本作のアップデートに触れないわけにはいかない。この変更でメインファイターであるピクミン&オリマーは攻撃面と防御面の両方で弱体化を受けた。
同じくピクミン&オリマーをメインに据える、2019年<上半期>世界ランキング13位のMyranも、<下半期>は思うような結果を残せていないことから、この影響は無視できないだろう。
それでも、持ち前のジャンプ読み攻撃や、弱体化した上必殺ワザをカバーするための復帰方法の開拓によって、弱体化を克服しつつある。
ウメブラSP5優勝、第9回スマバトSPで準優勝と好成績を残した。特に、ウメブラSP5決勝でザクレイとのフルセットでの死闘は2019年のベストバウトと言っても過言ではない。<上半期>と比べて安定感は見劣りするものの、爆発力は健在であることを証明した。
◆◆◆3位:KEN
データ | 内容 |
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活動拠点: | 関東 |
使用ファイター: | ソニック |
おもな戦績: | <ウメブラSP7・2位> <第6回スマバトSP・1位> <ウメブラSP6・4位> <ウメブラSP4・4位> |
twitter: | @KENisbg |
youtube: | https://www.youtube.com/channel/UCao2KUfroeJuZt8u2ObqjOw |
『スマブラ4』の世界ランキングでは日本人最高位に君臨していたソニック使いのKEN。『スマブラSP』発売以降はプライベートの忙しさから活動時間が限られ、<上半期>はランキング対象大会に2回しか出場できず22位に甘んじていた。
それでも平日大会である闘龍門やスマパでは優勝を連発していたため、大型大会で結果を残すのは時間の問題と思われていたが、<下半期>はその期待通りに素晴らしい結果を残した
関東のウメブラSP4、ウメブラSP6、ウメブラSP7でそれぞれ4位、4位、2位、そして関西においても第6回スマバトSPの優勝を始め、第7回、第9回、第10回のスマバトでそれぞれ5位、3位、7位と、関東と関西の大型大会で抜群の安定感を見せた。
今作初の海外遠征となったSランク大会の2GG: Kongo Sagaでは、持ち前の安定感を活かすことができず65位に沈んだものの、国内での成績が功を奏して見事3位に返り咲いた。
◆◆◆2位:かめめ
データ | 内容 |
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活動拠点: | 関東 |
使用ファイター: | ロックマン、ワリオ |
おもな戦績: | <2GG: SwitchFest 2019・1位> <ウメブラSP6・2位> <ウメブラSP4・3位> <Evo 2019・9位> |
twitter: | @kameme8808 |
youtube: | https://www.youtube.com/channel/UCkvYuVveFCVNquxzpcM7ylw |
国内では、活動拠点である関東以外の大会にあまり出場しないため、他のトッププレイヤーと比べて出場回数が限られるかめめだが、それでも抜群の安定感で少ないチャンスをものにした。
ウメブラSP4、ウメブラSP5、ウメブラSP6でそれぞれ3位、5位、2位と高い水準で安定した結果を残した。
また、<上半期>では思うような結果が残せなかった海外大会でも実力を発揮した。Aランク大会の2GG: SwitchFest 2019で優勝。フランスのパリで開かれたUltimate Fighting Arena 2019ではヨーロッパの強豪ひしめく中4位と、世界においても存在感を示した。
Sランク大会のEVO 2019と2GG: Kongo Sagaではそれぞれ9位、13位と共にトップ 8入りを逃したが、それでも<下半期>はAランク以上の大会に9回出場して最低順位が13位と、国内海外ともに結果を残した。
最近では苦手ファイター克服のためにロックマンとワリオに加えてポケモントレーナーを使い始めた。新ファイターにも磨きをかければ、かめめの地位はさらに盤石なものとなるだろう。
◆◆◆1位:ザクレイ
データ | 内容 |
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活動拠点: | 関東 |
使用ファイター: | ジョーカー、ロボット、ウルフ |
おもな戦績: | <The Big House 9・1位> <ウメブラSP7・1位> <ウメブラSP5・2位> <第9回スマバトSP・1位> |
twitter: | @Ssb4_Zackray |
youtube: | https://www.youtube.com/channel/UCfoTAd662mucYxhZo7YHR9A |
2019年<下半期>のザクレイは、国内、海外大会の両方で文句なしに日本一の活躍を見せた。
一番はなんと言ってもThe Big House 9だろう。最高ランクのSに格付けされた大会で、Nairo、Tweek、Dabuzと言った世界トッププレイヤーたちを退け見事優勝。海外で開かれたSランク大会で優勝した最初の日本人プレイヤーとなった。
そして、日本国内においては、さらに優れた成績を残した。関東のウメブラSP5で準優勝、ウメブラSP7で優勝、関西のスマバトでは第8回、第9回において連続優勝と、他を寄せ付けない圧倒的な強さを誇った。
しかし、海外大会においては、前述のThe Big House 9優勝、EVO 2019ではトップ8入りを果たすも、同じくSランクのSuper Smash Con 2019では9位、2GG: Kongo Sagaでは17位、Mainstageでは33位と、結果を残せなかった。
日本の頂点の君臨したザクレイが世界トップを目指すには、The Big House 9で見せたパフォーマンスを常に発揮できるかが重要になってくるだろう。
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■2019年<下半期>国内プレイヤーランキング<11位~30位>
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(※プレイヤー名をクリックするとそれぞれのtwitterアカウントへジャンプします)
◆31位~100位までのランキングはこちらの「Smash Record」のサイトでチェックできます。
◆Information
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