Screenshot of Geralt in Soulcalibur VI

『Soul Calibur VI』に期待すべき理由

© Bandai Namco Entertainment Europe

2018年内リリースが予定されている3D対戦格闘ゲームの魅力を紹介する。

2018年のバンダイナムコエンターテインメントが快進撃を続けているというのは否定できない事実だ。幅広い層から人気を獲得している『ドラゴンボール ファイターズ』で世界中に話題を振りまき、『鉄拳7』の最新DLCにノクティス・ルシス・チェラムを収録しているこの日本のデベロッパーは、『Soul Calibur VI』のリリースで格闘ゲーム市場での存在感をさらに高めようとしている。

武器対戦格闘ゲームとして知られる『Soul Calibur』シリーズが最後にリリースされてから6年以上が経過しているため、2018年は戦いを再開させるパーフェクトなタイミングと言えるだろう。しかし、最新作『Soul Calibur VI』をシリーズ最重要作品にしている理由はどこにあるのだろうか? 今回はこの作品の特徴を挙げていく。

原点回帰

『Soul Calibur』シリーズは時代を超えた戦いを謳ってきたが、伝説の剣 “ソウルエッジ” を巡るミステリーとそれを巡る戦士たちのストーリーを再訪する機会はこれまでほとんどなかった。しかし、『Soul Calibur VI』は違う。

この作品は『Soul Calibur』第1作の時代に戻り、全てのストーリーに深く潜ることを約束している。現時点ではストーリーに関する情報はほとんど明らかになっていないが、ザサラメールが復活することは明らかになっており(初登場作品は『Soul Calibur III』だが)、舞台は16世紀となっている。初の試みとなる原点回帰は、ファンが長年抱えていた疑問に答えを示してくれるはずだ。

グラフィックスの向上

『Soul Calibur VI』のグラフィックスが一新されているのは無視できない特徴だ。非常に美しい雪山が背景に描かれている新ステージから再デザインされたコスチュームまで、『Soul Calibur VI』は細部にいたる全ての部分に愛情が注がれており、その全てが視認できるようになっている。

全てが細かく調整されている今作では、ナイトメアのような複雑なデザインのキャラクターまでしっかりと改良が施されている。オリジナルのデザインと『Soul Calibur VI』のデザインの違いは、Unreal Engine 4のグラフィックス性能の高さも伴って、非常に大きなものになっている。

CREDIT: Bandai Namco Entertainment Europe

新旧を織り交ぜたシステム

格闘ゲームの世界では、プレイヤーを惹きつける最重要要素はシステムなので、新システム旧システムを組み合わせている『Soul Calibur VI』は必ずやファンのハートを鷲掴むだろう。

まず、システム最大の特徴と言えるのが、今作で初めて用意された “ソウルチャージ” だ。ゲージ1本を消費することでキャラクターをパワーアップさせることができるこのシステムは、強烈な攻撃を対戦相手に食らわせることができる。

ソウルチャージ状態では、通常では不可能な攻撃を出せるようになるので、たとえば、今作の新キャラクターのひとり、グローはテレポートできるようになる。また、他のキャラクターもこのような特殊な動きや、ガード不能攻撃、専用技が出せる。

もうひとつの新システムが “リバーサルエッジ” だ。格闘ゲームで実力伯仲の2人が対戦すれば接戦になるが、『Soul Calibur VI』はここを上手く活用しており、対応しているボタンを押せば、対戦相手の攻撃をさばいて攻撃を仕掛けることができる。

また、『Injustice 2』のクラッシュシステムに似ているこのシステムは、攻撃がヒットしたあとは、縦斬り、横斬り、横移動、ガード、バックダッシュを組み合わせた非常に複雑な “特殊3すくみ” に突入し、読み合いに勝つことができれば、連続技が出せるようになる。

当然だが、その連続攻撃の発生時は非常に特徴的なヴィジュアルが用意されており、高速バトルの中にスローモーションを生み出す。

今回我々がテストプレイしたビルドには、このような新システムが用意されていたが、旧来のシステムも同レベルの愛情で調整が施されていた。

ガードインパクトは『Soul Calibur V』とは異なりゲージを使用しなくても出せるようになっている。また、掴みもAとBに分かれておらず、『ストリートファイター』シリーズのような前投げと後ろ投げに似たシステムに変更されている。そして、クリティカルエッジも複雑な入力が不要になっており、A、B、Kボタンだけで出せるようになっている。

新キャラクター

知らない人のために一応書いておくが、『Soul Calibur VI』にはあの “伝説の白狼” のゲスト参戦が決定しており、現時点での登場キャラクターは9人となっている。

2018年3月末現在の『Soul Calibur VI』のキャラクター陣は、新キャラクター1人(グロー)、ゲスト参戦キャラクター1人(ゲラルト)、そしてシリーズキャラクター7人(御剣平四郎ソフィーティアナイトメアシャンファキリクアイヴィーザサラメール)という内訳だ。

『Soul Calibur VI』のザサラメール
ザサラメールが久々に登場する

ゲラルトを含めた全キャラクターが『Soul Calibur VI』にパーフェクトにフィットしており、オリジナルコスチュームと新クリティカルエッジを備えている。特にナイトメアのクリティカルエッジは出色のクオリティで、馬に乗りながら技を出してくる。

現時点での『Soul Calibur VI』の全キャラクターには何かしらの特徴が備わっており、しかも、今後もキャラクターが追加される予定だ。シリーズファンはキャラクタースロットが20個用意されている点に気付いており、彼らの読みが正しいなら、あと11人のキャラクターが追加されるはずだ。

『Soul Calibur VI』はまだまだ開発途中だが、我々はすでに好感触を得ている。ゲームプレイはスピーディで、シリーズキャラクターのアイコニックな技はいくつかの改良が加えられた上で綺麗に引き継がれている。

新しいシステムとキャラクターのおかげで16世紀がこれまでにないほどフレッシュに感じられる『Soul Calibur VI』のリリースを楽しみに待とう。

『Soul Calibur VI』はPS4・Xbox One・PCで2018年内にリリース予定。

    

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