Ein Samurai stellt sich dem Helden in den Weg
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ゲーム

『ELDEN RING | エルデンリング』:クリア後にプレイしたいゲーム

エンドロールを見た瞬間にあの指輪の大きさの穴が心に開いてしまった褪せ人は少なくないだろう。寂寥感を消してくれる “次にプレイすべきゲーム” をリストアップした。
Written by Matthias Regge (@PrinnyTonic)
読み終わるまで:7分公開日:
『ELDEN RING | エルデンリング』(以下、『エルデンリング』)は、1周目クリアまでの平均プレイ時間が60〜90時間の壮大なゲームだ。『Dark Souls』シリーズで知られるデベロッパーのこの最新タイトルを味わいたい気持ちが強ければ強いほど、費やさなければならない時間が増える。
つまり、その冒険の旅を終えたあとでいくばくかの喪失感を抱え、その穴を埋めてくれる作品を探しているプレイヤーが数多く確認されているのは驚くことではないのだ。
しかし、『エルデンリング』は非常に多面的な作品のため、当然ながら、プレイヤーごとに好きな部分は異なる。そこで今回は、そのような多様なプレイヤーのために『エルデンリング』をクリア後にプレイしたいゲームをいくつかピックアップしてみた。
01

フロム・ソフトウェアを追いたいなら…

『エルデンリング』がフロム・ソフトウェア初体験だった人は少なくない。そこで、彼らのユニークなゲームプレイや世界観をもっと味わってみたい人と思った人のために、日本が誇るAAAデベロッパー謹製作品のカタログを用意してみた。
『Soulsborne』系の原点に触れたいなら、PS5版『Demon’s Souls』が良いだろう。PS3でリリースされた『Souls』シリーズ1本目のフルリメイクとなるPS5版は、大幅に進化したグラフィックスが魅力だ。
『Souls』シリーズファンの多くが、このフルリメイク版『Demon’s Souls』を “はじめてのSoulsbourne” に勧めている。ゲームプレイは当然ながら『エルデンリング』より制限されているが、美しいビジュアルと高フレームレートが魅力を引き出している。
また、『Demon’s Souls』の続編に相当する『Dark Souls』から始めたいなら、複数のプラットフォームでリマスター版がリリースされている。しかし、フルリメイクではなくリマスターなので進化幅が制限されていることに注意する必要がある(PS4版はフレームレートが60fpsまで高められている)。
また、リマスターゆえにオリジナルとそこまで大きく変わらないため、『エルデンリング』に慣れているプレイヤーの中には、ゲームプレイが単調で面倒に感じてしまう向きもいるだろう。
『Souls』シリーズのクラシックタイトル群はプレイがややもっさりしていると言えなくもない。そこで、もっとダイナミックなプレイがしたいなら、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | 隻狼』(以下、『隻狼』)を勧めたい。『隻狼』は『エルデンリング』の1作前、2019年にリリースされた作品で、同年の “ゲーム・オブ・ザ・イヤー” 賞をいくつも獲得した名作だ。
日本を舞台にしたストーリーは『Dark Souls』シリーズからのフレッシュな変化だが、見事なまでに作り込まれた不穏な世界観は『Dark Souls』から共通しているものだ。とはいえ、ゲームプレイは新しいシステムや機能を活用する必要がある。その代表例が、鉤爪(グラップリングフック)隠密(ステルス)、そして見切りだ。
しかし、多くの人にとってフロム・ソフトウェア過去作品のベストは、『Bloodborne』だろう。残念ながら、現時点ではPS4版しかプレイできず、次世代機版やPC版の開発予定もない。つまり、これはフレームレート30fpsで我慢する必要があることを意味する。
しかし、『Bloodborne』をプレイすれば雰囲気満点のゴシックホラーを堪能できる。この作品のファンが『Dark Souls』と同じようなフルリメイク版を長年待ち望んでいるのには理由があるのだ。
ここまでを振り返ると、フロム・ソフトウェアの成長ぶりにはあらためて驚く。ニッチなダークファンタジー&メカ系タイトル(『アーマード・コア』シリーズを覚えている人は挙手!)を経て、今の彼らは日本を代表するAAAデベロッパーのひとつとして評価されるまでになった。そして、『エルデンリング』はその評価をさらに確実なものにするだろう。彼らの近年の作品群はどれもメディアとゲーミングシーンの両方から高い評価を得ている。
02

日本を掘りたいなら…

『Soulsborne』系とジャパニーズアニメの両方が楽しめる作品を求めているなら、バンダイ・ナムコエンターテインメントの作品が良いだろう。『CODE VEIN』は、『Soulsborne』系のクラシックなゲームプレイを採用しており、敵を倒したり、ショートカットやセーブポイントを見つけたりしながら、“血” を集めていく。
『CODE VEIN』が他の同系タイトルと違うのは、ジョブやクラスの代わりに “ブラッドコード” が用意されているところだろう。この機能がゲームプレイの選択肢の数を増やしている。
日本的な作品で、もう少し時代設定が古い作品を求めているなら、『仁王』『仁王2』が良いだろう。コーテーテクモゲームスが開発したこの2本は、フロム・ソフトウェアの作品群よりもアクション重視だが、その分だけダイナミックな戦闘が楽しめる。また、世界もより細かく分かれており、1ステージずつ楽しむ構成になっている。
03

オープンワールドを進みたいなら…

『エルデンリング』のオープンワールドにとにかく魅了されたという人がチェックしておくべきタイトルがいくつか存在する。
『エルデンリング』のオープンワールドは余計な指示や目標がないところが特徴だ。よって、似たようなゲーミングエクスペリエンスが得たいなら『アサシン クリード ヴァルハラ』のようなタイトルは勧められない。しかし、世の中には『エルデンリング』的オープンワールドが楽しめるゲームもある。
その好例が『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』だ。リンクの最新アドベンチャーは自分の好きなようにプレイを進めることができる。ゲームをどこから進めるのか、どこまでやり込むかは自分次第だ。
実際、『エルデンリング』は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と比較されるときが多い。フロム・ソフトウェアもオープンワールドの構築方法については任天堂から多くのインスピレーションを得ているはずだ。
“指示が最小限に抑えられたオープンワールド” というアプローチを採用しているもうひとつの作品が、Sucker Punchが開発した『Ghost of Tsushima / ゴースト・オブ・ツシマ』だ。
この作品にハイライトされたルートや矢印は登場しない。その代わりに、が行くべき方向を示し、キツネが行くべきポイントを教えてくれる。これはつまり、プレイヤーがミニマップや他のUI要素を見続ける必要がなく、美しい世界観に身を浸せることを意味している。
04

100%同じゲームがプレイしたいなら…

しかし、『エルデンリング』そのものと感じられるゲームをプレイしたいなら、『エルデンリング』のプレイを続けるしかない。このゲームにはいくつもの要素が隠されているので、周回を重ねて見逃していたところがないかどうか確認していこう。
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