SHAKA and AKUTAGAWA compete at the electrifying Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 ITADAKI, held at Tokyo Metropolitan Gymnasium in Tokyo, Japan on June 29, 2025
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eスポーツ

『ストリートファイター6』:Year 3概要

カプコンの人気格闘ゲームの新シーズンが開幕! その内容をチェック!
Written by Matthias Regge (@PrinnyTonic)
読み終わるまで:4分Published on
カプコンのサクセスストーリーが続いている。『ストリートファイター6』Year 3に突入しており、引き続き新規コンテンツやバランス調整が加えられ、大規模トーナメントが開催されている。
本記事ではYear 3の概要を紹介する。
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ストリートファイター6 Year 1-2 ファイターズエディション

『ストリートファイター6 Year 1-2 ファイターズエディション』

『ストリートファイター6 Year 1-2 ファイターズエディション』

© Capcom

新シーズンのスタートを記念して、これまでの2年間でリリースされたすべてのコンテンツを収録した『ストリートファイター6』の新バージョンがリリースされた。このバージョンには以下のキャラクターが追加収録されている:
  • ラシード
  • A.K.I
  • エド
  • 豪鬼
  • ベガ
  • テリー・ボガード
  • 不知火舞
  • エレナ
また、初期キャラクター18体のOutfit 1カラー3〜10追加ステージ4種類も収録されている。
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Nintendo Switch 2バージョン

Nintendo Switch 2でもプレイできる

Nintendo Switch 2でもプレイできる

© Capcom

『ストリートファイター6 Year 1-2 ファイターズエディション』はNintendo Switch 2でもリリースされた。3DSの『ストリートファイターIV』以来、任天堂のハードで『ストリートファイター』がプレイできるようになった。
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Year 3追加キャラクター

Year 3で4体追加される

Year 3で4体追加される

© Capcom

これまでと同じようにキャラクター4体がYear 3を通じて追加される。最初は8月5日に追加されるサガットだ。

サガット

“帝王” として知られるムエタイの使い手サガットは第1作目から『ストリートファイター』シリーズに登場してきたキャラクターで、『ストリートファイターIII』を除くすべてのシリーズ作品に登場している。

C.ヴァイパー

科学者クリムゾン・ヴァイパーことC.ヴァイパーは『ストリートファイターIV』で初登場したキャラクターで、その後すぐに『Marvel vs. Capcom 3 Fate of Two Worlds』にも参戦した。C.ヴァイパーは以前からファンの間で人気が高かったため、登場までここまで時間がかかったことは驚きだ。

イングリッド

カプコンの『CAPCOM Fighting Jam』はそこまでヒットしなかった。このマッシュアップ格闘ゲームは、格ゲーファンにもメディアにも評価されなかったのだ。しかし、多くのプレイヤーはこの作品のために開発されたイングリッドを覚えており、ついに今作で復活する。

アレックス

『ストリートファイターIII -NEW GENERATION-』のリリースで、カプコンはシリーズの顔役をリュウからアレックスに置き換えようとした。この試みは上手く機能しなかったが、アレックスはシリーズの人気キャラクターのひとりであり続けている。
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ゲームシステム変更とバランス調整

3年目に突入した『ストリートファイター6』

3年目に突入した『ストリートファイター6』

© Capcom

通常通り、各キャラクターのバランス調整を含む大型アップデートが加えられた。変更の詳細は公式ウェブサイトから確認できる。

ジャストパリィ

パリィをパーフェクトに決めれば大きなアドバンテージが得られる

パリィをパーフェクトに決めれば大きなアドバンテージが得られる

© Capcom

ジャストパリィに調整が加えられた。これまでは正しいタイミングで入力するだけでジャストパリィが成立して画面が暗転してスローモーションにはり、反撃のチャンスが生まれた。
しかし、今回の変更によって、正しい方向入力もしなければジャストパリィが成立しないようになった。下段攻撃にはしゃがみガード方向に入力しながらパリィを発動する必要があり、上中攻撃には立ちガード方向に入力しながらパリィを発動する必要がある。
この変更は、パリィの納得性を高めるためのものだ。これまでは正しいタイミングで入力するだけで発動できたので、とりあえずの逃げとして使用することができたため納得性が低かった。これからは正しい攻撃方向も読む必要があるため、「相手は正しく読んでいる」と納得することができる。
レッドブル・プレイヤーのBig Birdはこの変更に批判的だ:
Big Birdは、パーフェクトパリィは攻撃に劇的な変化を加えてきたが、『ストリートファイター6』の固めの対抗手段も必要であることを指摘しており、「パーフェクトパリィで相手を圧倒するのは簡単でしたが、このゲームでは簡単に相手を追い込めることを忘れてはいけません」と考えを述べている。
このゲームでは簡単に相手を追い込めることを忘れてはいけません

投げ抜け

カプコンは防御側の選択肢としての投げ抜けの価値を高めるために、投げ抜けが成立したときにドライブゲージとSAゲージが増加するように変更した。
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