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『ベア・ナックル IV / Bare Knuckle IV』：開発元が教える攻略ヒント＆アドバイス
26年ぶりに復活したクラシックベルトスクロールアクションシリーズ最新作の開発者が初心者用のヒントとアドバイスを教えてくれた。
26年間という長い時間を経て、『ベア・ナックル IV / Bare Knuckle IV』がようやく実際にプレイできるようになった。
すでにシリーズのファンと新規プレイヤーの両方から高く評価されているが、『ベア・ナックル』シリーズの超ベテランプレイヤーでさえも、過去3作よりもチャレンジングな作品だと認めざるを得ない難度を誇っている。
そこで今回は、『ベア・ナックルIV』を開発したDotemuのCEOで、今作のプロデューサーを務めたCyrille Imbertをキャッチして、素手で汚物を消毒するためのヒントとアドバイスを教えてもらうことにした。
1：全キャラクターを試す
『ベア・ナックル』シリーズのファンはお気に入りのキャラクターをメインに据えたがるはずだが、シリーズから引き継がれたキャラクターだけではなく、新たに追加されたチェリーとフロイドも試してみるべきだ。
『ベア・ナックル』シリーズのクラシックキャラクターをアンロックできる
© Dotemu
各キャラクターには固有の技が備わっており、複数のコンボに繋げることができる。コンボを繋げやすいキャラクターや自分のプレイスタイルに合ったキャラクターを選んでみよう。シリーズでアクセルを使ってきたからという理由だけでアクセルをメインに据えるというのは避けたい。
Imbertは次のように説明している。「奇妙な話なのですが、“フロイドが強すぎる。フロイドを使おう” と言っているプレイヤーがいる一方で、“フロイドは使いにくい。ブレイズの方がいいね” と言っているプレイヤーもいます。プレイヤーごとにキャラクターの好みは異なりますので、自分に合ったキャラクターを選ぶことが重要です」
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2：敵のパターンを学ぶ
ひとつ先に言っておこう。ポケットに両手を突っ込んでいる敵キャラクターは、Imbertも認めるほど厄介で面倒だ。
Kick everything and you'll be fine
© Dotemu
しかし、このキャラクターに限らず、『ベア・ナックルIV』のすべての敵キャラクターとボスキャラクターには独自の行動パターンと弱点が設定されているので、それらを記憶してしまえば簡単に倒せるようになる。
Imbertは次のようにアドバイスを送っている。「ベストアドバイスは、敵のパターンと弱点や得意技をすべて頭に入れてしまうことです。記憶してしまえば、画面がスクロールしたあとに “まずはこの敵キャラクターから片付けよう。あの敵キャラクターは放っておいても大丈夫だ。他を片付けてからでも問題ない” と考えられるようになります」
話を戻すが、ポケット野郎の倒し方は実際はかなりシンプルだ。彼らは横に並ぶとジャンプキックを放ってくるので、ジャンプキックを放つまで待って、モーション終わりでカウンターを食らわせるようにしよう。
この攻撃はジャンピングニーを放ってくるキックボクサータイプの敵キャラクターにも効果的だ。ジャンピングニー終わりを狙っていこう。
3：ライフ回復アイテムの出現場所を覚える
認めたくないが、『ベア・ナックル』シリーズをプレイしてきたファンならライフ回復アイテム目前でゲームオーバーになったことがあるだろう。こうなってしまうのは鉄パイプで殴られるのと同じくらい痛い…。
新たにデザインされたオリジナルキャラクター
© Dotemu
Imbertは次のように語っている。
「レベルデザインで最も重要なポイントのひとつが、ライフ回復アイテムの配置場所です。これらがどこに置いてあるのかを覚えておけば、ライフを上手く管理して先へ進めるようになるはずです」
「最もフラストレーションが溜まるのは、ライフを失ったあと同じ場所に戻ってきて、実はライフ回復アイテムが近くにあったことに気付く瞬間です」
確かにそれはフラストレーションが溜まる。というわけで、各ステージの体力回復アイテムの場所を覚えて効率良くゲームを進めよう。これらの場所が記憶できれば、しばらくライフ回復アイテムが出ないセクションでスペシャルを無駄撃ちしなくなり、逆にライフ回復アイテムが出るセクションでリスクを負ったプレイやビッグコンボを狙えるようになる。
4：ステージを利用する
『ベア・ナックル』シリーズに代表されるベルトスクロールアクションは、トラップや落ちている武器を活用してこそだ。ステージに配置されているこれらのトラップや武器を最大限活用する方法を学べば、厳しい状況に追い込まれた時に活路を見出せるようになる。
各キャラクターの固有技を活用していこう
© Dotemu
『ベア・ナックル IV』のそのような活用方法の中でベストのひとつに数えられるのが、武器を敵に投げて、跳ね返ってくる武器をタイミングよくキャッチするプレイだ。これを繰り返せば敵にプレッシャーをかけ続けることができる。
Imbertは次のように解説している。「ゲーム内にはクリアが難しく感じるセクションがいくつも用意されています。落ちている武器や使える武器を確認して、最大限活用する方法を考えてみましょう。たとえば、スタンガンはシールド持ちに非常に効果的ですし、警棒はスピードがあります」
「また、ステージ内の落とし穴も活用しましょう。たとえば、エレベーター内でGoro（空手着のキャラクター）と対峙するとします。Goroはかなり強く、掴みも難しいですが、エレベーターの窓が割れたあとは、投げ抜けさせれば勝手に落ちていきます」
5：無敵技を活用する
Imbertはキャラクターの無敵時間を活用することも重要だとしている。このゲームでは、各キャラクターのスペシャルをニュートラル（方向キーなし）で入力するとスペシャル（防御）となり、一瞬だけ無敵になる。また、スターを集めて発生させるスーパー奥義も無敵技だ。
美しいヴィジュアルが高く評価されている
© Dotemu
尚、スペシャルはライフを消費するが敵を攻撃すると回復できるようになっている。ただし、先に攻撃を受けてしまうと回復できなくなってしまうので注意が必要だ。
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