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『スーパーマリオ オデッセイ』はここがスゴい!

Nintendo Switch初の『マリオ』シリーズはシリーズ最高傑作だ。この作品の魅力についてまとめてみた!
Written by Damien McFerran
読み終わるまで:8分公開日:
  
Nintendo Switch初の『マリオ』シリーズ、『スーパーマリオ オデッセイ』が10月末にリリースされたが、これはスペシャルな1本になった。今作でも、帽子のキャッピーとコンビを組み、悪の大王クッパからピーチ姫を助け出すという、聞き慣れた設定が採用されているため、他の『マリオ』シリーズと大差ないはずだと考える人もいるかもしれない。しかし、それは大間違いだ。『スーパーマリオ オデッセイ』はサプライズやシークレット満載の完全新作で、数々の魅力を備えている。そこで今回は、その中から我々のお気に入りを5つピックアップしてみた。ネタバレではなく、抽象的に説明しているだけなので、安心してもらいたい。

コイン集め!

A screenshot from Super Mario Odyssey
コイン集めを忘れずに!
過去の『マリオ』シリーズでは、コインを集めるのは “楽しい暇つぶし” だった。ハイスコア好きのファンにとっては、自己ベスト更新のためには欠かせないもので、友人に自慢できるものでもあった。また、100枚集めれば残機を増やすこともできた。よって、リスクを負って難しい場所にあるコインを集めることも、残機が必要になる難しいセクションが楽になるため試す価値があった。
しかし、ここ最近の『マリオ』シリーズは、ゲームオーバーの概念が弱められており、残機を増やす必要がなくなっている。そしてその結果、コイン集めの重要性が失われていた。しかし、その流れが今作で変わった。『スーパーマリオ オデッセイ』ではコイン集めの重要度が再び高まっているのだ。そして面白いことに、その理由は「アイテムを買える」からだ。コインを集めれば、新しい衣装やパワームーン、オデッセイ号用のステッカーや記念品などを、様々なエリアで買うことができる。また、今作ではコインはゲームオーバーにも多少関係があり、谷底に落ちたり、敵に当たったりした時は、コイン10枚で復活するようになっている。このようなちょっとした変更により、『スーパーマリオ オデッセイ』ではコイン集めの価値が再び高まっており、我々もこの点を大いに気に入っている。

キャプチャー!

A screenshot from Super Mario Odyssey
マリオは肉にもなれます
“スーパーマリオ” という言葉を聞いて、キノコやフラワーを思い出す人は多いだろう。ファミコンでリリースされたオリジナル『スーパーマリオブラザーズ』は、プラットフォーマーでアイテムを使うという流れを確立させた。「スーパー」という言葉も、キノコを食べれば巨大化してパワフルになるというアイディアが反映されたものだった。しかし、素晴らしいことに『スーパーマリオ オデッセイ』はこのようなシリーズお馴染みのシステムを完全に取り除いている。今作には、パワーアップアイテムはひとつも用意されていないのだ。そして、その代わりに敵キャラクターやオブジェクトになれる(キャプチャー)能力を備えたキャッピーが相棒としてマリオのアドベンチャーに付いてきてくれる。
つまり、今作では、プクプクになって水中を泳いだり、パタカロンになって跳ねたり、ハンマーブロスになってハンマーを投げたりと、キャプチャーしたキャラクターによって変化するバラエティ豊かなアクションが楽しめるのだ。パワーアップアイテムが存在しない『マリオ』シリーズなど、シリーズを冒涜しているのと同じだと思う人もいるかもしれないが、キャッピーの能力はパワーアップアイテム不在を補って余りある。
今作は、これまでの『マリオ』シリーズ以上のスペシャルスキルが隠されており、全てを見つけるだけでも大変だ。また、その中にはいくつかの嬉しいサプライズやシークレットもあり、このようなシークレットスキルを見つけることで、さらに奥深くに進めるようになっている。たとえば、溶岩になれば、今まで進めなかったエリアまで進めるようになり、カエルになれば、マリオでは届かない場所までジャンプできるようになるため、隠しコインを集めることができるのだ。

ピクセル土管&壁画!

A screenshot from Super Mario Odyssey
ネコピーチ!
『スーパーマリオ オデッセイ』はこれまでのシリーズからいくつかの大きな変更が加えられているが、それらへのオマージュも大量に確認できる。たとえば、今作には『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の壁画リンクのアイディアを元にした、ファミコン時代のグラフィックとサウンドが楽しめる2Dセクションが用意されている。ピクセルで描かれている土管に入れば、突如として8ビットの世界に入り込むのだ。往年のグラフィックスとサウンドが楽しめるこのトリックは実に良くできており、任天堂が過去を大切にしていることが伝わってくる。
また、『スーパーマリオ3Dワールド』に登場したキャラクターのピクセルバージョンも各ステージの奥まった壁や割れ目に描かれている。たとえば、森の国ではどこかでネコピーチが待っている。このようなピクセルバージョンは、コインやハートを与えてくれるので見つけておいて損はない。そして、ゲーム終盤には(ネタバレはしないので安心してもらいたい)、マリオの過去を振り返る旅が待っている。『スーパーマリオ オデッセイ』を楽しんでいるプレイヤーの多くは、『マリオ』シリーズが生まれた1980年代にはまだ生まれていなかった可能性があるが、今作は堂々と過去を振り返っており、あの悪名高いハンマーブロスさえ登場する。

衣装集め!

A screenshot from Super Mario Odyssey
コインを集めて衣装をゲットしよう!
『スーパーマリオ オデッセイ』のマリオの衣装が替えられる機能については様々な意見があるようだが、これはただルックスを変えるためだけのものではない。衣装を替えれば、ゲームプレイも大きく変わる。また、衣装の種類も実に豊富で、海賊の衣装もあれば、『スーパーマリオメーカー』のような作業員のような衣装もあり、さらにはトランクスも用意されている。トランクス1枚、つまりほぼ裸同然でステージを走り回るマリオの姿は実に新鮮だ。
このような衣装は、通常のコインか、獲得したステージでしか使えないレアなローカルコインと交換して手に入れることができる。ピンストライプのスーツを着込み、ジャズミュージシャン気分でニュードンクシティを走り回るのは最高にクールだが、新しい衣装に着替えながらプレイを続けていけば、どのステージにも特定の衣装を着ていないと開けられないドアがあることに気付くはずだ。たとえば、後半のあるステージでは、侍にならないと入れない場所があり、ニュードンクシティでは作業員の衣装を身に着けていないと入れない場所がある。このような衣装が買えるようになるローカルコイン収集はこのゲームの大きな魅力のひとつだが、誰もが衣装集めをしたくなるひとつの大きなルールがある。全ての衣装を揃えなければ、『スーパーマリオ オデッセイ』の全てを見ることはできないのだ!

クリア後のお楽しみ!

A screenshot from Super Mario Odyssey
「これで終わりだと思ったわけではあるまいな?」
最近の『マリオ』シリーズは、クリアまでに必要な時間に関してはプレイヤーの予想の斜め上を行っており、『スーパーマリオ オデッセイ』も、頑張ってプレイすれば、2日もあればエンドロールが見られるだろう。この点については任天堂も認めている。しかし、エンドロールに辿り着いても、実は半分ほどしかクリアしていない。『スーパーマリオ オデッセイ』は1周すると新しいステージがアンロックされるようになっている。これは最近の『マリオ』シリーズのお馴染みのものだ。
しかし、見過ごしてしまいがちなのが、すでに訪れたステージ内に残っているパワームーンだ。クリアすれば、1周目では集めることができない場所に置かれていたこれらのパワームーンも集められるようになる。かなり慎重に時間をかけてプレイしない限り、1周目で全てのパワームーンとローカルコインを集めることは不可能なので、数日、または数週間頑張っても、最後は先にクリアすることを考えるようになる。実は、『スーパーマリオ オデッセイ』は他の多くのゲームよりもボリュームが多いのだ。

クリア後のお楽しみ Pt.2!

上記に挙げたクールな機能や特徴に今ひとつピンと来なかった人には、マリオがステージ内に置かれているラジカセで踊ったり、スクーターに乗ったりできる上に、画像にエフェクトを追加できるスナップショットモードが備わっていることを教えたい。しかし、何よりも知ってもらいたいのは次の1点だ。クリア後にファンの間で人気が高い過去作のクラシックステージをプレイできるのだ。これだけで『スーパーマリオ オデッセイ』はプレイする価値があると言えるだろう。是非とも自分でプレイして確かめてもらいたい。
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