テクノロジー

超常現象を感知するハイテクガジェット 5選

© Ethan Miller/Getty
テクノロジーはテクノロジーを超えたのかもしれない。非科学的存在を捕まえるために使用されている最先端製品を紹介する。
Written by James McMahon公開日:
多くの人にとって、心霊現象と言えば、ハロウィンか夏の怪談のネタ程度のものだ。しかし、一部の人はそれを追うことを立派な仕事にしている。
夏の安い怪談話や、ハロウィンのチープなコスプレと小芝居に辟易しており、来年はリアルなゴーストハントにトライしたいと考えている人のために、世界で最も有名な超常現象ハンターザック・バガンズがアドバイスを授けてくれた。
ザックは元々超常現象を信じていなかったが、以前住んでいたアパートの建物内で女性の幽霊と対面したのがきっかけで信じるようになった(本人談)。
以来、彼は17シーズンに渡って人気TVシリーズ『Ghost Adventures』の司会を務めており、2017年にはラスベガスにあるマンション1棟30室に超自然的アイテムを展示し、自らの名前を冠した幽霊博物館Zak Bagans’ Haunted Museum)をオープンさせた。その展示品の中には、“世界で最も呪われた物体として知られる古いワインキャビネット『Dybbuk Box』も含まれている。
「調査段階別に異なる機材を使うんだけど、今回は基本的なアイテムに絞って紹介するよ」とザックは切り出す。
ザックが実際に使用している基本アイテムの数々を以下に紹介しよう。ただし、相手が相手なのでうかつな行動は慎もう

1. ストラクチャードライト・センサー・カメラ

ストラクチャードライト・センサーがほんの微細な例外的現象を捉える
ストラクチャードライト・センサーがほんの微細な例外的現象を捉える
「このカメラは数千の赤外線レーザーで格子状のパターンを投影し、目に見えない物体や姿を浮き上がらせる
「光には赤外線から紫外線まで、様々な波長が存在する。超常現象を調査していると、最初に鳥肌が立つ。霊が出現する時に放出する静的エナジーに身体が反応しているんだ。霊は室内の熱を吸い取って冷たいスポットを作り出しているのさ」
「これらは感じることができても、特殊な波長だから常に目に見えるとは限らない。このカメラはそのジレンマを解決してくれるんだ」
僕たちはこのカメラをアリゾナ州のユマ・テリトリアル・プリズンで使用した。服役囚が演劇で使う古い劇場内にこのカメラをセットし、人間のような物体が楽器を演奏している姿を捉えた。劇場の隣には、服役囚だけで構成されていた20世紀初頭に実在したバンドの写真があったよ。ちなみに僕たちはその物体が踊っている姿も確認した」
iPad用アタッチメントとして購入可能(国内参考価格:123,752円)
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2. デジタルレコーダー

人間の可聴域よりもはるか下の周波数を拾えるレコーダー
人間の可聴域よりもはるか下の周波数を拾えるレコーダー
デジタルレコーダーは僕たちが使用する最もベーシックな機材で、霊の話し声の特殊な周波数帯域を録音できる
「最新のレコーダーは、人間の可聴域よりもはるか下の周波数帯域を拾えるんだ。録音した当初は囁きのようだった霊の話し声が、あとで確認してみると実は叫び声だったこともある」
「でも、ほとんどの場合はちゃんと聞き取れるし、僕たちはこれをEVP、あるいは電子音声現象Electronic Voice Phenomenon)と呼んでいる。本来なら聞こえるはずのない声がはっきりと録音されるんだ。完全なセンテンスとしてね」
「僕が使用しているレコーダーは、録音中に再生できる。誰かが聞いているのを知ると、霊は積極的に話すようになるんだ
日本国内未発売(参考価格:約10,700円)
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3. 電磁波測定器

心霊現象を真っ先に感知するEMFリーダー
心霊現象を真っ先に感知するEMFリーダー
これは電磁場の深度を測定するための機械だ。幽霊は静的エナジーによって形成されていると考えられているんだけど、電磁波測定器を用いればそのエナジーが人工的なのかどうかが確認できる
「超常現象の調査をしていると、たまに奇妙な気配を感じることがある。エナジーが急激に跳ね上がるような感じがするんだ。測定器がプラスの値を示し、その発信源が人工物でないなら、霊が出現しようとしている可能性が高い。電磁波測定器の反応は、フルスペクトラムカメラ撮影を開始する合図になる」
国内参考価格:22,980円
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4. フルスペクトラム・カメラ

エクトプラズムを見たいならフルスペクトラムカメラをゲットしよう
エクトプラズムを見たいならフルスペクトラムカメラをゲットしよう
フルスペクトラム・カメラは紫外線から暗視レベルまで、あらゆる可視光をカバーしている。通常このカメラで撮影すると、様々な種類の霧が大量に映り込むことになるんだけど、その一部が霊の時がある。いわゆるエクトプラズムを捉える時もあるよ」
日本国内未発売(参考価格:約5,600円)
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5. P-SB7 Spirit Box

この小さなガジェットが電磁波を音声化する
この小さなガジェットが電磁波を音声化する
Spirit Boxは本当に気に入っているよ。霊は電磁エネルギーで形成されているんだけど、このガジェットは電磁波を音声として拾い上げて可聴化してくれるんだ。かなり速いスイープ信号を使って、同じ帯域でぶつかっている電磁波を取り除くことができる」
「探し求めているのはスイープ後に残る声なんだ。スイープを14回かけてまだ聞こえる声があるなら、それは霊が話している声だ
「僕は様々なテストを数多く重ねてきた。2台のSpirit Boxを同時に動作させて、オーディオソフトウェアプログラムに入力してその音声の波形が見られるようにした。片方だけに反応が出ているなら、ただの電波妨害の可能性がある」
僕は以前、霊が話す声を完全に捉えたことがあるし、それが話している内容についても学芸員からお墨付きを得た。生きている娘に向けて暗号のような言葉を繰り返している母親の霊の声を確認したこともある」
「僕の博物館には、悪魔に取り憑かれたペギーという名の人形が収蔵されている。僕の見立てでは、数回の儀式を経て中に悪魔が棲みついてしまったんだ」
「博物館のある部屋にペギーを置いて、9カ月ノンストップでSpirit Boxを稼働させている。博物館を訪れれば、悪魔に話しかけることができるのさ。ある時、博物館にやってきた女性がペギーを怒らせてしまい、ペギーから『死ね』と言われた。全員が聞こえるほどはっきりした声だった。女性は部屋の外へ飛び出し、そのままカーペットの上に吐いてしまった」
日本国内での参考価格:27,928円(Bluetoothスピーカーとのセット価格)
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