カンガルーやパンダが格闘技を!? 異彩を放つ『鉄拳』キャラクターたちの魅力
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カンガルーやパンダが格闘技を!? 異彩を放つ『鉄拳』キャラクターたちの魅力

対戦格闘ゲーム『鉄拳』シリーズには、カンガルーやパンダ、恐竜、からくり宇宙忍者といった個性的なキャラたちが目白押し!
Written by 菊地将平
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Red Bull 5G 2021

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『鉄拳』は、1994年12月に初代『鉄拳』(以下、『鉄拳1』)がリリースされて以降、現在までに7作のナンバリングタイトルが発売されている人気3D対戦格闘ゲームシリーズだ。
長年続く『鉄拳』シリーズの歴史には、これまで数多くの個性的なキャラクターが登場している。
そのほとんどは"格闘家(人間)"なのだが、なかにはカンガルーやクマ、ロボットといった、人間の枠を超えたファイターたちの姿も見られ、さらには、他社のゲームタイトルや人気テレビドラマとコラボレーションしたキャラクターも多く参戦しているのが特徴だ。
こういった個性溢れるファイターたちは、他の格闘ゲーム作品には見られない『鉄拳』シリーズの魅力のひとつと言える。
当記事では、そんなキャラクターたちに焦点を当て、『鉄拳』シリーズの面白さをお伝えしていく。
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◆キャラの魅力その1:カンガルーやパンダなどの可愛い動物たちによる格闘

『鉄拳』シリーズでは、空手や、中国拳法、カポエイラ、ボクシングなどのさまざまな格闘スタイルを持つ格闘家たちが戦いを繰り広げる。
そんななか、人間だけに限らず、なぜかカンガルーやクマ、パンダ、恐竜といった動物(?)たちも格闘家たちに交じって戦い合う。
たとえば、『鉄拳2』から登場したロジャーは、手にボクシンググローブを装着したカンガルーである。
見た目は普通のカンガルーだが、じつは遺伝子工学の粋を結集させて生み出された軍事用の動物(という設定)なのだ。
ロジャーは、DNAの配列変更やドーピングが施された結果、23メートルもの高さ(およそビル7階分)をジャンプすることができる(というキャラクター設定になっている)。
しかしロジャーは、その驚異的なジャンプ力を使用せず、地に足をつけたうえで、ボクシンググローブをはめて武道家たちと対峙する。つまり、驚異的な能力を持つ軍事用のカンガルーとはいえ、相手と対等な戦いを望む格闘家精神を持っているのだ。
これほどフェアプレイ精神に則ったカンガルーは、世界中をどこを探しても『鉄拳』のロジャー以外、見つけることは困難だろう。
『鉄拳2』で初登場となったロジャー(写真左)は、以降の作品にもたびたび参戦している。
『鉄拳2』で初登場となったロジャー(写真左)は、以降の作品にもたびたび参戦している。
また、『鉄拳』シリーズには、クマやパンダも登場する。
クマにいたっては、カンガルーのロジャーよりも先に『鉄拳1』から登場していたキャラクターで、動物キャラたちのなかでは最古参の存在だ。
なおクマおよびパンダは、ロジャー(カンガルー)のような特殊な出で立ちの動物ではなく、ごく普通の生き物として生まれ、鍛錬の末に格闘技術を習得したという設定になっている。
とはいえ、ひとたび戦いになれば、軍事用動物に匹敵するほどの戦闘技術を発揮するうえに、『鉄拳7』のクマにいたっては、巨大な鮭で相手を殴りつけるユーモラスな戦術も披露する。
『鉄拳7』のゲーム画面。『鉄拳7』からレイジアーツという技が追加され、その発動時にクマはどこからともなく鮭を手に入れて敵を攻撃する。
『鉄拳7』のゲーム画面。『鉄拳7』からレイジアーツという技が追加され、その発動時にクマはどこからともなく鮭を手に入れて敵を攻撃する。
なぜ、ふつうのクマがそれほど高い格闘技術を有しているのか? その理由は、本作の登場人物のひとり、格闘家・三島平八のペットとして飼われ、"平八流熊真拳"という格闘スタイルを修めているからなのだ。
そしてもちろん、パンダも『鉄拳』シリーズに登場する以上、それなりの戦闘技術を持っている。しかし『鉄拳7』に登場するパンダはクマとは異なり、物々しさを感じさせないどころか、帽子やブレスレットなどでその身を着飾り、愛らしい出で立ちで戦うことも。このいい意味でのバカバカしさも本作の魅力のひとつになっている(下の動画の0:30~)。
そして最後は、もはや動物ではないが……恐竜のアレックスだ。彼(?)は、恐竜のDNAを基にカンガルーであるロジャーのDNAを合成して作り出された軍事用の生物だ。
ロジャーのDNAが使われている影響か、アレックスはロジャーに似た技を繰り出すことも多い。
『鉄拳2』のゲーム画面。アレックス(写真左)は、ロジャーと同じく『鉄拳2』で初登場。登場回数は多くないが、以降のタイトルにもたびたび参戦。
『鉄拳2』のゲーム画面。アレックス(写真左)は、ロジャーと同じく『鉄拳2』で初登場。登場回数は多くないが、以降のタイトルにもたびたび参戦。
恐竜の特徴である頑丈なアゴを使わずに、ロジャーと同じくパンチやキックで戦うのは、格闘技における噛みつきが反則技であることを知っているからなのだろうか?
もしそうだとすれば、狂暴そうな外見とは真逆のスポーツマンシップを持った生物だと言えるだろう。
こうしたカンガルーやクマ、パンダ、ましてや恐竜のような、動物たちを操作し、野生の本能(?)を対戦相手に叩き込めるのも、『鉄拳』の独特な面白さのひとつだ。
02

◆キャラの魅力その2:弱者を救い悪をくじく"からくり宇宙忍者"

『鉄拳1』から最新作『鉄拳7』まで、ずっと登場し続けているキャラクターのなかで、ひときわ異彩を放っているのが、"吉光(よしみつ)"というキャラクターだ。
彼は、"からくり宇宙忍者"という通り名を持つファイターで、年齢、国籍、人間か宇宙人かどうかにいたるまで、一切不明の得体の知れない存在だ。
基本は"拳(こぶし)"で戦う『鉄拳』シリーズにおいて、なぜか吉光だけは、刀を主体とした戦闘スタイルを有している。
先ほど紹介したカンガルーや恐竜ですら拳で戦っているのだから、「そもそも刀を振り回すのは反則だろう」と突っ込んだプレイヤーも多いはず(笑)。
なお、その刀も攻撃に使われるだけでなく、地面に突き刺した刀を足で掴み、竹馬のように移動したり、手で振り回してヘリコプターのよう飛んでみたりと、かなり特殊な使われ方をしている(下の動画の0:14~)。
こうした戦闘スタイルおよび、その怪しげな風貌によって、吉光は悪役のようにも見えてしまうが、じつは彼はシリーズを通して弱者を救うために活動しているキャラクターだ。
その活動は多岐にわたるが、『鉄拳1』では悪を打倒して得た金品を貧しい人々にばらまく、ネズミ小僧のような姿を見せている(動画はこちら)。
こうした見た目と活動のギャップもさることながら、シリーズを追うごとに姿形の変わりようも非常に激しくなっていく。
そもそも『鉄拳』シリーズでは、キャラクターの見た目が大きく変わることはほとんどないのだが、吉光はタイトルを重ねるごとに毎回異なる容姿に変化している。
仮面を被り、刀を持っているところは共通しながらも、異形の風貌に変わり続ける、その遍歴を見るだけでも非常に愉快だ。
とくに『鉄拳4』や『鉄拳7』の吉光は、ほとんど人間とは思えなような見た目になってしまっている。
しかし、最新作の『鉄拳7』では相変わらず、助けを必要としている人の力になる彼の姿が確認できる(動画はこちら)。
悪役のような見た目をしながら、シリーズを通して人助けに勤しむ吉光は、アクの強いキャラクターが多いなかで、一種の清涼剤のようにも感じられるだろう。
そのユニークなキャラクター性に加えて、対戦で使ううえでも奇想天外な技を多く兼ね備えているため、プレイヤーのなかでもファンの多いファイターのひとりとなっている。
03

◆キャラの魅力その3:脅威のテクノロジー持つロボットファイター

ここまで一風変わった動物(&恐竜)や人間かどうかも怪しいファイターを紹介してきたが、『鉄拳』キャラクターの魅力はまだまだ深い。
"その3"で紹介したいのはロボットファイターだ(もう確実に生き物ではないが(笑))。
その歴史はクマと同様に長く『鉄拳1』からジャックというロボットがほとんどのシリーズ(『鉄拳4』以外)に登場している。
ジャックは、人間をはるかに超える体格を誇っているうえ、迷彩柄のズボンにランニングシャツというまるで軍人のような容姿をしているのが特徴だ。
そんな彼の戦闘スタイルは、巨体を活かした豪快なもので、ロボットらしいギクシャクした動きをしながらも、力任せに相手を殴りつけていく(下の動画0:17~)。
ジャックはロボットでありながらも、拳で戦うことは一貫しているようで、(ステレオタイプなロボットマンガのように)腕を飛ばして攻撃したりするようなことは一切しない。
そんなジャックとはうらはらに、最新テクノロジーを駆使した戦闘スタイルを持つのが、『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION』から登場したアリサ・ボスコノビッチという少女型ロボットだ。
『鉄拳7』の画面。アリサは、ギクシャクした動きをするジャックとは異なり、いたいけな少女の姿をした人間らしいロボットだ。
『鉄拳7』の画面。アリサは、ギクシャクした動きをするジャックとは異なり、いたいけな少女の姿をした人間らしいロボットだ。
彼女は、可憐な外見とは裏腹に、人間に真似できないロボットならではの攻撃方法を数多く持ち合わせている。
"ロケットパンチを放つ"、"推進力のある機械の羽を生やして飛翔する"といったロボットらしいギミックを完備しており、そのうえ、攻撃時には腕にチェーンソーを装着して相手を切りつけ、自身の頭を取り外し、相手に投げつける攻撃さえしてみせる。
人間らしい見た目にも関わらず、人間らしからぬ変則的かつテクノロジーを駆使した攻撃を繰り出すのだ(下の動画4:06~)。
そんな、ロボットだからこその独特な攻撃の数々は、カンガルーや恐竜などに勝るとも劣らないユニークな彩りを作品に添えている。
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◆キャラの魅力その4:あの人気作品とコラボしたキャラクター?

シリーズの最新作『鉄拳7』には、"他社作品からのコラボキャラクター"が初めて参戦した。
まずは、ライバルとも言える格闘ゲーム『ストリート​ファイター』シリーズからは、孤高の格闘家・豪鬼が登場する。
『鉄拳7』のゲーム画面。豪鬼(写真左)は『ストリートファイターⅣ』シリーズの"スーパーコンボゲージ(消費することで技を発動できるゲージ)"まで再現。
『鉄拳7』のゲーム画面。豪鬼(写真左)は『ストリートファイターⅣ』シリーズの"スーパーコンボゲージ(消費することで技を発動できるゲージ)"まで再現。
さらに同じく格闘ゲームの『餓狼伝説』シリーズおよび『THE KING OF FIGHTERS(ザ・キング・オブ・ファイターズ)』シリーズからは、ギース・ハワードが参戦。
豪鬼もギース・ハワードも長年それぞれのゲームのファンたちから愛されてきたキャラクターだ。ふたりの特徴的な技の数々は、『鉄拳7』でもかなりの再現度で実装されているのが素晴らしい。
『鉄拳7』のゲーム画面。波動が地面を這う"烈風拳"というギース・ハワード(写真左)の技もド派手に再現されている。
『鉄拳7』のゲーム画面。波動が地面を這う"烈風拳"というギース・ハワード(写真左)の技もド派手に再現されている。
さらに、格闘ゲームからだけでなく、RPG『ファイナルファンタジーXV』からは、主人公のノクティス・ルシス・チェラムも参戦している。
『鉄拳7』では、ノクティスが原作中で見せた技や仕草が再現されているうえに、バトルステージとして『鉄拳7』用にアレンジされた『ファイナルファンタジーXV』のガソリンスタンドも登場する。
そういった数々の原作再現のなかでもノクティスが使用する"シフトブレイク"というアビリティ(特殊能力)の再現度の高さは必見だ。
"シフトブレイク"は、敵の目の前に転移しながら攻撃するアビリティで、『鉄拳7』ではワープする際にほとばしるエフェクトまで再現されている(下の動画の2:18~)。
そして、コラボレーションキャラクターはゲームだけに限らず、テレビドラマ『ウォーキング・デッド』からは、ニーガンという人物が登場する。
『ウォーキング・デッド』は、ゾンビがはびこるアメリカを舞台に生き抜く人々を描いた作品で、ニーガンは生存者グループを統率しているリーダーだ。
テレビドラマからの参戦でありながら『鉄拳7』では、劇中の輪郭を損なわずに、しっかりとドラマの仕草を取り入れた格闘ゲームキャラクターとして実装されている。
『鉄拳7』のゲーム画面。ニーガンはドラマ通りに、愛用するバットを携え、『鉄拳7』のキャラクターと対峙していく。
『鉄拳7』のゲーム画面。ニーガンはドラマ通りに、愛用するバットを携え、『鉄拳7』のキャラクターと対峙していく。
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パンダや恐竜など、独特なオリジナルキャラクターの数々に加えて、ゲームの枠組みを越えたコラボキャラクターまで登場する『鉄拳7』。
シリーズ最新作『鉄拳7』は、2015年の発売から6年経ったいまでも、まだまだ新キャラクターや新ステージがダウンロードコンテンツで続々と配信されている。
つぎはどのような魅力的なキャラクターが参戦し、プレイヤーを驚かせてくれるのか、今後とも目が離せなさそうだ。
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