Q:あなたが今住んでいる街とスケートボードに興味を持ったきっかけを教えてもらえますか?
僕はフランス南西部のビアリッツに住んでいます。スケートボードは兄マットの影響で始めました。マットは同じくスケーターだった父親の影響でスケートボードを始めました。
Q:今回紹介しているパートは地元ではなくパリ郊外で撮影されたようですが、どうでしたか?
今回のビデオパートは2020年の7月に2週間をかけてパリで撮影しました。バンで移動していたので、パリから少し離れた場所へも行けました。ギヨーム(・ペリモニー)が色々なスポットを知っていたので、パリ以外の他の土地も訪れることができたのは最高でしたね。また、クルーも最高だったので、バイブスも良かったです。
有り難いことに、ギヨームがすべてを上手く仕切ってくれました。毎晩、翌日のスポットのアイディアを山ほど送ってきてくれたので、僕はただ選ぶだけでOKでした。とても楽でしたね!
Q:他のライダーも多数参加していますね。彼らの名前と参加理由を教えてください。
かなりの大所帯でした。ノア・マユー(Noah Mahieu)がパリにいたので一緒に回りました。パリ近郊のフォンテーヌブローに住んでいるトム・ベロット(Tom Belot)も来てくれました。この2人は2週間ずっと僕と同部屋だったので楽しかったですね。
あとは、兄のマットもパリでルッチ・マジエレ(Lucci Mazières)とレオ・ショレ(Leo Cholet)と一緒にパートを撮影していたので、ほぼ毎日会っていました。ガエタン・デュセリエ(Gaëtan Ducellier)も一緒で、彼が毎日バンを運転してくれました。あとは、ギヨームの代わりにフォトグラファーを担当してくれたクレマン・シュルール(Clément Chouleur)もいました。というわけで、クレイジーなチームでしたね。雰囲気は最高でしたし、とても楽しかったです。この場を借りて全員に感謝の気持ちを伝えたいです。
Q:一番苦労したトリックを教えてください。
ひとつだけ選ぶなら、リヨン駅でのダブル・トレフリップですね。最終日だったので疲れていて、脚も動かなくなっていました。モチベーションも低かったです。しかも、スポットがとてもトリッキーでした。ですが、有り難いことに仲間が応援してくれました。かなり盛り上がりましたね。
Q:若い頃はコンペによく出ていましたが、最近はどうでしょう?
最近はコンペにはあまり興味がありません。スケートトリップで撮影する方が楽しいですね。素晴らしいコンペがいくつかあるので、出場するときもありますが、基本的には撮影に集中しています。
Q:マットと一緒のパートを撮影する予定がありましたが、今もこのアイディアは生きているのでしょうか?
はい。一緒のパートを作ろうとしています。必ず制作しますが、残念ながらすぐにというわけにはいきません。マットは前十字靱帯の手術をしたばかりなので、年末までライディングを再開できませんし、僕も足首を少し痛めているので、お互いの怪我が完治する来年に進めたいと思っています。
Q:今後の予定について教えてください。
今は足首の治療に専念しています。早くライディングを再開させて、撮影に取り組みたいです。あとはギヨームと別のプロジェクトを進めたいですし、親友のルーベンと地元での撮影もしたいです。あとはツアーですね!