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『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』:オリジナルステージ 人気ランキング

© Activision
『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』に収録されているオリジナルステージ9種類のリマスターバージョンを独自に採点! ベスト&ワーストステージはどれだ?
Written by Dom Peppiatt公開日:
『Tony Hawk’s Pro Skater』がVicarious VisionsとActivisionによって美しく作り直され、新世代プレイヤーとライダーにクールなサウンドトラックを聴きながらスケートボードをライディングする楽しさを紹介するチャンスを得た。
1999年にリリースされたオリジナルは、多種多様なステージとユニークなストリート&バートライディングをフィーチャーしあらゆるカウンターカルチャーの肯定的に取り上げたことで、世界中の初代PlayStationユーザーのハートを鷲掴んだ名作だ。
【Warehouse】でのレールでのグラインドやダウンヒルでのビッグエア、【Burnside】でのテクニカルなトリックメイクなどが楽しめたオリジナルには1990年代と2000年代で最も愛されたスケートボードゲームシリーズの基準を定めることになった。
そして迎えた2020年、『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』としてリリースされたリマスター版には、オリジナルの全ステージが収録されており、ストリームライン化や改良が施されたモダンなバージョンに仕上がっている。
しかし、世の中のすべてと同じで、その中には優劣が存在する。というわけで、リマスター版『Tony Hawk’s Pro Skater 1』の全ステージを独自に評価したランキングを用意した。

9:Streets

ひとつ明確にしておくが、酷いステージだと言っているわけではない。今作の中ではワーストというだけの話だ。サンフランシスコをモチーフにしているこのステージのスタートエリアは非常に素晴らしく、レンガのダウンヒルでクールなトリックやビッグエアをメイクすることができるが、ダウンヒルが終わってしまうとプレイヤーの邪魔になるトラム障害物キャンパーバンに囲まれてしまう。
初心者は【Streets】に苦労するはず
初心者は【Streets】に苦労するはず
もちろん、優秀なギャップ(噴水のレールやチャイナタウンなど)もあるのだが、植え込みと同化している中途半端なクォーターパイプの数が非常に多く、どのショップや通りもプレイヤーのフラストレーションを溜めるだけだ。
シークレットテープをゲットしてガラスを突き破れるビッグジャンプがハイライトになるこのステージは非常に細かく複雑で、プレイヤーを困らせるためだけにデザインされているように感じられる。

8:Skate Park

最初のコンペティションステージ【Skate Park】は誰もがある程度は気に入るはずだ。クリーンでウッディな全体のムードは最高で、短くて太いレールと素晴らしいハーフパイプも備わっているので好印象を持つプレイヤーは多い。
【Skate Park】は楽しいがやや単調だ
【Skate Park】は楽しいがやや単調だ
しかし、他のコンペティションステージと比較すると、そこまで熱中できない。リマスター版 “Vansの館” のヴィジュアルは本当に素晴らしく、立体的なデザインも頭ひとつ抜け出ているが、【Burnside】や【Roswell】のようなギミックがひとつもないため印象に強く残らない。

7:Downtown

ミネソタ州ミネアポリスがモチーフになっている【Downtown】は中盤にアンロックできるが、実際は最もトリッキーなステージのひとつだ。このステージのギャップの大半は高い位置に配置されており、ビルの屋上から屋上へ飛び移るライディングはスケーターフレンドリーな印象なのだが、実は1回でもミスをすれば地上へ戻されてしまう。
【Downtown】は屋上をキープしたい
【Downtown】は屋上をキープしたい
とはいえ、クールな広場といくつかのシークレットトンネルが配置されているので、そこまで悪いステージではない。まずは屋上へなるべく早く戻れるルートを用意してしまおう。なぜなら、このステージでは地上と屋上を何回も往復することになるので、そのようなルートを用意しておかなければフラストレーションが溜まってしまうのだ。

6:Burnside

オレゴン州ポートランドがモチーフになっている2番目のコンペティションステージ【Burnside】は、見事なコンクリート製立体交差の下に隠されている雨に濡れたスケートパークだ。クールなストリートアートに彩られているこのステージは今作の4K / HDR対応によってさらに美しくなっているため、ゴージャスなライディングが楽しめる。
【Burnside】は個性豊かなステージ
【Burnside】は個性豊かなステージ
しかし、このステージでできることは多くない。詰まるところ、ここは小さなスケートパークに過ぎないからだ。また、デザインが原因で不条理なベイルアウトも経験することになる。
とはいえ、美しいステージであることに変わりはなく、ボウルからバートランプ、バートランプからハーフパイプへのトランスファーを好むプレイヤーなら気に入るはずだ。また、リップ系トリックも楽しめる他、目玉がデザインされている “The Eye” でのライディングに飽きることもない。

5:Mall

ニューヨークシティの廃墟と化したショッピングモールをイメージしてデザインされている【Mall】は非常にユニークなステージで、駐車場からモールへ直接飛び込めるルートはスケーターの夢としか言いようがない。
オリジナルよりも楽しさが増した【Mall】
オリジナルよりも楽しさが増した【Mall】
この奇想天外なステージのリマスター版はオリジナルのすべてが再現されており、ストリートトリックのメイクに理想的な板打ちされたショップ群、豪快なビッグエアがメイクできるエスカレーター、派手なロンググラインドが楽しめる古びた照明レールなどがそのまま残されている。
このステージに慣れているベテラン以外は苦労することになるいくつかの階段と段差くらいしか欠点がなかったオリジナル版は、当時の多くのプレイヤーのお気に入りのステージのひとつだった。スーパーロングコンボがメイクできるステージなので最後の最後でベイルアウトしないように注意しよう。

4:Downhill Jam

アリゾナ州フェニックスの工場施設をモチーフにしている【Downhill Jam】は『Tony Hawk’s Pro Skater』シリーズのオールタイム・クラシックステージのひとつだ。バルブをヒットして水を噴き出させてからライディングするのはオリジナルよりもリマスター版の方が遙かに楽しい。また、コンボを伸ばすための細かい改良や工夫も加えられているこのステージの完成度はパーフェクトに近い。
難所がクリアできれば【Downhill Jam】は最高に面白い
難所がクリアできれば【Downhill Jam】は最高に面白い
ただし、ステージデザインが中途半端なセクションと超高難度の上ルートに手こずって途中でリスタートする可能性が高く、そうなってしまえば、このステージへの熱意が奪われてしまうだろう。とはいえ、連続ウォールライドからビッグドロップへ繋ぐシーケンスやステージ前半のパイプグラインドは昔も今も最高に面白い。

3:Warehouse

“ザ・クラシック” こと【Warehouse】は、誰もが認める『Tony Hawk’s Pro Skater』シリーズで最もアイコニックなステージだ。カリフォルニア州ウッドランドヒルズをイメージしてデザインされたこの埃っぽい灰色の倉庫は、初代PlayStationユーザー全員の心の中で特別な位置を占めている。
アイコニックな【Warehouse】
アイコニックな【Warehouse】
多くのプレイヤーがオーリーやキックフリップ、そしてあの伝説の900°をメイクする方法を学んだこのステージは、彼らの “ゲーミングエクスペリエンス” を定義づけることになったが、リマスター版でも当時と同じ興奮とスリルが楽しめる。
【Warehouse】はあまりにも有名なステージのため、今作では先行予約特典としてデモがプレイできるようになっていた。リップ系トリックのクォーターパイプでのバランスの取り方、マニュアルのバランスの取り方、ビッグレールでのグラインドなどを学ぶのにパーフェクトだったオリジナルの【Warehouse】はチュートリアルステージのお手本とも言えるデザインを誇っており、その評価は今も変わらない。

2:Roswell

3番目のコンペティションステージ【Roswell】このゲーム最高のチャレンジと言えるだろう。
【Roswell】にはリトルグレイがいる
【Roswell】にはリトルグレイがいる
ニューメキシコ州の砂漠に位置する秘密の軍事施設がモチーフになっているこのステージには巨大なハーフパイプ、ロングレール、広大なフラットエリア、突き破れる多数のドア、そしてパーフェクトにグラインドすれば美味しいギャップボーナスが獲得できるボウルなどが用意されており、あらゆるスケーターにとっての究極のスケートスポットになっている。
リトルグレイや『コール オブ デューティ』の戦車のような兵器も登場する【Roswell】は、【Warehouse】で練習を重ねてきたスキルをパーフェクトまで磨き上げるのに絶好のステージだ。ただし、誰もが羨むゴールドメダルをゲットしたいならベイルアウトは絶対にNGだ。

1 :School

【Warehouse】を『Tony Hawk’s Pro Skater』シリーズで最もアイコニックなステージであるが、フロリダ州マイアミの学校をモチーフにしている【School】忘れられない
【School】のグリーンの屋上
【School】のグリーンの屋上
校庭へ下っていく巨大なグリーンの屋上はフラット系トリックのメイクに絶好で、曲がりながら裏の細い通路へ繋がる壁やマッドなエアがメイクできる大量のミニランプも健在だ。そして空も相変わらず晴れ渡っている。
キッカーからヒールフリップしたり、ウォールライドをメイクしたりするだけでも【School】なら楽しい時間を過ごすことができる( “学校” はスケーターたちが好む場所ではないが)。当時はこのステージの対戦プレイで多くの友情が危機を迎えることになったが、今も鮮明に思い出せるそのような子供時代ならではの残酷な記憶にはどこか不思議な魅力がある…。
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