フィットネス
世界中で人気沸騰中のフィットネスレースのフォーマットとその人気の理由を簡単に解説しよう！
伝統的なレースや障害物コースとは異なり、HYROXのイベントは世界共通フォーマットを採用している。1kmランの間に8種類のワークアウトステーションが配置されるというその共通フォーマットにより、世界中のすべてのアスリートが平等な立場でレースに参加できている。
世界中のアスリートたちが好きな場所からタイムと進捗を競えるHYROXでは、グローバルなコミュニティ感覚が得られる。ウェブサイトを訪れれば、グローバルランキングにおける自分の順位が確認できる。
まずは【HYROX世界選手権2024】をチェックして、その人気の理由を確認してみよう：
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ワークアウトは8種類
HYROXでは1kmランを8回繰り返すことになるが、1回終えるごとにワークアウトステーションに取り組む必要がある。合計8種類のワークアウトステーションには、ローイング、スレッドプッシュ、ウォールボール、バーピーなど高負荷なワークアウトが含まれ、アスリートたちはこれらをなるべく早く完了する必要がある。
《HYROXレースフォーマット》
- 1kmラン
- スキーエルゴ（1,000m）
- 1kmラン
- スレッドプッシュ（50m）
- 1kmラン
- スレッドプル（50m）
- 1kmラン
- バーピーブロードジャンプ（80m）
- 1kmラン
- ローイング（1,00m）
- 1kmラン
- ファーマーズ・キャリー（200m）
- 1kmラン
- サンドバッグ・ランジ（100m）
- 1kmラン
- ウォールボール（75/100）
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HYROXは初心者には難しい？
HYROXは誰でも楽しめるフィットネスレースだ。興味があれば、誰でもウェブサイトから自分が参加したいロケーションの参加チケットを購入することができる。ただし、HYROXのシーズンカレンダーに含まれているロケーションの多くはすぐに完売になるので注意が必要だ。
過去2回ワールドチャンピオンに輝いた経験を持つHYROXコーチのジェイク・ディアデンは次のように説明している。「エントリーレベルは非常に低いです。その理由は、他のスポーツと比較して求められるスキルレベルが低いからです。ジム通いをしているだけの方、本気で取り組んでいる方を問わず、HYROXは誰でも参加できます」
他のスポーツと比較して求められるスキルレベルが低いので、誰でも参加できます
HYROXはアスリートの筋力・持久力・フィットネスを試すために考案されたレースだ。エントリーレベルが低いことから、ジム通いをしている多くの人が参加している。しかし、誤解してはいけない。このフィットネスレースには優秀なフィットネスと入念な準備が必要になる。
HYROXには3部門（シングルス / ダブルス / リレー）が存在するが、レースフォーマットはほぼ共通だ。また、オープンとプロに分かれており、年齢別も存在する。そのため、アスリートはあらゆる年齢の他のアスリートたちと一緒にレースを楽しめるが、結果は自分に近い年齢のアスリートと比較できる。
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HYROXのワークアウトとは？
HYROXレースには1kmごとに8種類のファンクショナルワークアウト・ステーションが設置されており、部門あるいはカテゴリーを問わず、すべてのアスリートが同じ順番で取り組む必要がある。
ワークアウトステーションに時間制限は設けられていないため、あらゆるレベルのアスリートが完了できるが、アスリートのフィットネスレベルと経験によって、各ワークステーションの難易度が変わってくる。
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HYROXの部門・カテゴリー
HYROXシングルスオープン
個人部門のイージーレベルがシングルスオープンだ。アスリート1人でラン合計8kmとワークアウト8種類に取り組む。シングルスプロとの違いは5つのワークアウトステーションで使用するウエイトの重量だ。
HYROXシングルスプロ
HYROXで最も難しい部門がシングルスプロだ。ここではワークアウト・ステーションでかなり重いウエイトを扱うことになる。この部門で最速クラスのアスリートたちは《エリート15》の参加資格が得られる。これは、世界最速HYROXアスリート15名がシーズンを通じて複数のイベントを戦うシリーズで、最上位でフィニッシュすればHYROX世界選手権の出場権を獲得できる。
HYROXダブルス
ダブルスは女子2名、男子2名、あるいは男女1名ずつの混合で参加できる。そのため、レース全体は男女混合だが、ワークアウト・ステーションのウエイトが女子シングルスプロと同じ重量に設定されている。
ダブルスでは1名ずつ合計8kmを走る必要があるが、ワークアウト・ステーションは2名で取り組めるので、休憩・回復ができる。そのため、シングルスより簡単とされている。
HYROXダブルスプロ
より高難度のダブルスとなるダブルスプロは、ウエイトがシングルスプロと同じ重量に設定されている。
HYROXリレー
リレーはエントリーレベルが最も低いHYROXレースで、ビギナーならダブルスやシングルスの前にここから始めたい。1チームは4名で構成され、1名ずつワークアウト・ステーション1種類と1kmランを2回繰り返す。
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