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『Dota Auto Chess』:初心者用攻略ヒント

© Drodo Studio
Written by Pieter van Hulst
『Dota 2』のカスタムゲームながら全世界600万人以上のプレイヤーに愛されている最新ストラテジーゲームは簡単ではない。ビギナーのためにプレイヒント&アドバイスを用意した。
中国に拠点を置くDrodo Studioが開発した『Dota Auto Chess』現在最も高い人気を誇るゲームのひとつになりつつあるが、これはオリジナルタイトルではなく、『Dota 2』のカスタムマップのひとつに過ぎない。
しかし、2019年3月末現在、このゲームは全世界600万人超がプレイしている。また、そのユニークなストラテジーアクションを楽しみたいというプレイヤーがあとを経たないため、その数は伸び続ける一方だ。
『Dota Auto Chess』はこのような高い人気を誇っているため、すでにYouTubeでのプレイ映像を見たことがあるという人や、友人たちが話題にしているのを聞いたことがあるという人もいるだろう。実際にプレイしたという人もいるかもしれない。
しかし、ひとつ言っておかなければならないことがある。このゲームは、その面白さと同じくらい難しいのだ。そこで今回は、初心者用ガイドを用意することにした。

はじめに

『Dota Auto Chess』はカードゲーム、ボードゲーム、シミュレーションゲームのハイブリッドで、タイトルに含まれている “チェス” でもなく、オリジナルの『Dota 2』でもない。非常にユニークで、既存のジャンルに含めるのが難しいゲームだ。
基本ルールは「最後まで生き残ったプレイヤーの勝ち」だ。
負けるたびに “チェスの駒”(コミュニティ内では《チェス》と呼ばれている。以下、同様に呼ぶ)から攻撃を受けてHPが削られていき、HPがゼロになった時点でゲームオーバーだ。プレイヤーは『Dota』のヒーローをベースにした《チェス》をゴールドで購入して盤上に配置することで、自分のHPを守っていく必要がある。
《チェス》ごとに異なった能力が用意されており、他の《チェス》よりもHPが多いチェスがあれば、他の《チェス》より攻撃力が高い《チェス》や、攻撃距離が長い《チェス》もいる。
さらに、どの《チェス》にもクラスが振り分けられており、たとえば、TinyWarriorとElementalを備えている。また、盤上に3体のWarriorを配置していれば、それぞれのアーマー+3されるという麻雀の "役" 的概念もある。
プレイヤーはこのようなシナジー効果を得ることで、自分にアドバンテージを加えていくのだが、その組み合わせの数が非常に多いため、最初は圧倒されてしまうだろう。
そして《チェス》はアップグレードもできる。同じレベルの同じ《チェス》を3体持っていれば、それらをレベル2にアップグレードでき、レベル2が3体集まれば、最大となるレベル3までアップグレードできる。
以上が基本的なシステムだ。このゲームは見た目よりも奥が深く、タイトルほどシンプルではないのが分かってもらえただろう。

ゴールドの管理・運用

《チェス》を購入するためにはゴールドが必要になると書いたが、ゴールドを獲得する方法は2つある。勝利を重ねるか、負けを重ねるかだ。というのも、勝利を重ねるか、負けを重ねれば、連勝・連敗ボーナスがつくのだ。
また、利子の概念も存在しており、たとえば、10ゴールドを超えれば、ラウンド終了後に残っているゴールドの10%の利子が獲得できるようになっている。
獲得ゴールド数を増やすためには、連勝か連敗をすることが重要だ。最初の3ラウンドはAI戦なので、勝つのは簡単だが、4ラウンド目も勝つことが重要になってくる。ここで勝てればアーリーゲームを有利に進められるからだ。
このようなアーリーゲームの連勝を狙うには、アーリーゲームに強いクラスGoblin / MechWarriorDruid)を手に入れるのがグッドアイディアだ。
ゴールドは最も重要な要素のひとつ
ゴールドは最も重要な要素のひとつ

しかし、このアイディアの問題は、全員が知っているところにある。プレイしてみれば、全プレイヤーがアーリーゲームで上記のクラスに属する《チェス》を手に入れようとしているのが確認できるはずだ。
言い換えれば、4ラウンド目を落とす可能性が考えられるのだが、心配する必要はない。負けてしまったら、次の数ラウンドを負けて連敗ボーナスをつければ良い。また、アーリーゲームの対戦相手はそこまで多くの《チェス》を所有していないので、HPも大して削られない。
ミッドゲーム(ラウンド10~20)で十分なゴールドを手にできていれば、あとは楽に勝てるようになる。とりあえずの目標額は50ゴールドだ。なぜなら、50ゴールドに到達すれば、ラウンドごとに最大利子率5%がつくようになるからだ。
また、50ゴールドに到達したあとは、毎ラウンドでCourier(クーリエ)をアップグレードして、ラウンド20からのレイトゲームで出せる《チェス》の数を増やせるようにしておこう。
ビギナーはミッドゲームでゴールドを全て使ってしまうというミスを犯しがちだが、焦ってしまえばレイトゲームでリソース不足に陥ってしてしまう。

盤を読む

《チェス》について詳しくなったあとは、ゲーム全体を見ていくことが重要だ。
多くのビギナーは、盤上でその瞬間に起きていることだけに囚われてしまい、新しい《チェス》を購入するタイミングで、その瞬間に必要な《チェス》を手に入れようとして、表示された《チェス》をひたすらリロール(シャッフル)している。
このアプローチの問題は、大量のゴールドが必要になることだ。また、アーリーゲームやミッドゲームでリロールを繰り返すのはグッドアイディアと言えない。その分だけ他のプレイヤーとの差が開いてしまう。
たとえば、ラウンド10で他のプレイヤー2~3人がすでにDruidとGoblin / Mechを選んでいるなら、同クラスの《チェス》を手に入れようとするのはグッドアイディアではない。なぜなら、ショップ側の “インベントリ” には限りがあるからだ。
そうではなく、他のプレイヤーが使っていないクラスで《チェス》構成を考えていくべきだ。たとえば、Knightが頻繁に出てくるようなら、Knightを中心に構成していくのが賢明と言えるだろう。
また、順位が上のプレイヤーにカウンターを仕掛けていくのもグッドアイディアだ。たとえば、1位にプレイヤーがMageを選んでいるなら、Nagaを選んで、マジックダメージのカウンターを用意しておくのが良いだろう。

《チェス》の構成

『Dota Auto Chess』最大の魅力は、選べる "手" の多さだ。このゲームのクラスは非常に上手くバランスが取られている。代表的な構成のひとつが、Knight・Troll・Healerだ。また、Warrior・Orc・Nagaも悪くない。
レイトゲームに進み、ゴールドも十分なら、自分が欲しい《チェス》が出るまでリロールしても良いだろう。ただし、ゴールドがある時はクーリエのアップグレードが最優先だ。なぜなら、ユニットが多ければ多いほど、ダメージとHPを増やせるからだ。
KnightとTrollのコンビはミッド&レイトゲームで効果的
KnightとTrollのコンビはミッド&レイトゲームで効果的

『Dota Auto Chess』は初心者にはハードルが高いかもしれないが、初勝利を収めたあとは、ディスプレイから離れられなくなるだろう。

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