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【ヨル】は『VALORANT / ヴァロラント』(以下、『VALORANT』)のEPISODE2・ACT1で新たに追加された日本出身のデュエリスト・エージェントだ。潜入を得意とするキャラクターとしてデザインされており、Riot Gamesの開発チームは、別の場所へ移動するワープ能力など、相手を撹乱できるアビリティを複数用意している。
Riot Gamesの公式リリースには「【ヨル】を使用するプレイヤーたちはマップ上に突然として姿を現し、カオスを引き起こしながらキルを重ねるでしょう」と書かれていたが、開発チームは、プレイヤーたちに謎めいた潜入者に相応しいプレイをしてもらい、ブルーの髪が特徴的なこのエージェントがマップ内に巻き起こすハイスピードカオスを心の底から楽しんでもらいたいと思っているようだ。
【ヨル】はビギナープレイヤーにとっては理解するのが難しいトリッキーなエージェントになることが予想される。間違いなく中級以上の『VALORANT』プレイヤー向きのエージェントになるはずだ。
以下に、【ヨル】のアビリティーと使い方を紹介する。
【ヨル】の概要
拡大を続ける『VALORANT』のエージェントロースターにおける【ヨル】の立ち位置を理解するベストの方法は、Riot Gamesが何を考えながらこのエージェントを開発したのかを理解することだ。
Riot Gamesは “DEV DIARIES” の中で「 “ステルス系潜入者” というアイディアを数年前から色々と試していましたが、ゲーム内に上手くフィットしませんでした。そこで、最初から考え直せば、この “ステルス系潜入者” というアイディアをベースにしたエージェントを開発できるのではないかという話に落ち着きました」と解説している。
つまり、【ヨル】をプレイする際には、「ステルス」と「潜入」という2つのキーワードを意識する必要があるということだ。【ヨル】はHPが少なく、1v1の殴り合いは不利だ。よって、優れたプランを用意して、そのプラン通りに進めるような下準備をしておくことがこのキャラクラーを活かす方法になる。
【ヨル】は『VALORANT』の中で非常にユニークな存在だ。彼のようなプレイをするエージェントは他にはいない。この特徴を活かしていきたい。
『VALORANT』のストリーマーとして活動しているLotharは、【ヨル】を「難しいがバランスに優れているエージェント」と評価しているが、これは的を射ている。【ヨル】をプレイするためには高いスキルレベルが必要だが、多くのプロプレイヤーはこの新エージェントがOP(オーバーパワード)だとは考えていない。現行のメタとは違うプレイをするだけだ。【ヨル】は裏取りだけに優れているエージェントではなく、優秀なディフェンダーとしても活躍できる。
【ヨル】のアビリティー
【ヨル】のアビリティーとその使い方を解説していく。
- C:フェイクアウト
構えを取り、足音を発する音の塊を発生させる。「発射」でその塊を前方に放ち、「オルト発射」でその場に設置する。設置した塊は「使用」で前方に送り出せる。持続時間は10秒。
“フェイクアウト” は『VALORANT』最大の特徴のひとつ、足音の検知を逆手に取ったアビリティーだ。 “フェイクアウト” を上手く使えれば、側面から奇襲をかけたり、特定の方向へ敵の攻撃を集めたり、制圧射撃を受けているチームメイトを高所から援護したりできる。
敵を賢く欺く方法を考えることができれば、このアビリティーで簡単に不意打ちを食らわせることができるだろう。遅れて発生させることができる点も忘れないようにしよう。これを活用すればステルス能力がさらに高まり、ラッシュをフェイクできる。
- E:ゲートクラッシュ
構えを取り、空間の裂け目を生じさせる。「発射」でその裂け目を前方に投げる。「オルト射撃」でその場に設置する。「発動」で裂け目の着地点へテレポートする。
“ゲートクラッシュ” は空間の裂け目を発生させ、その裂け目の先へテレポートできるアビリティーで、敵の防衛ラインや攻撃ラインの奥深くまで潜入したい時に使用することになる。
しかし、このアビリティーの活用方法はそれだけではない。敵も “ゲートクラッシュ” の中へ入ったり、中へ向かって射撃したりできるので、これを逆手に取って敵を誘い込むことができる。裂け目を見つけた敵は「逆に裏を取れる」と考えるはずなので、そのさらに先を読み、出口に味方を配置しておいて出てきた瞬間にキルできる。また、不利なバトルからの逃走手段としても役立つ。
- Q:ブラインドサイド
構えを取り、不安定な次元の欠片を現実から引き剥がす。「発射」でその欠片を前方に投げ、強烈な光を発生させる。欠片はマップ上の硬い部分に当たると一度だけ上方にバウンスする。持続時間は1秒。
これは非常にシンプルなアビリティーだ。簡単に説明するなら、敵にダメージを与えるより敵を妨害するのに向いているグレネードだ。『コール オブ デューティ』シリーズのフラッシュバングレネードをイメージすれば良いだろう。味方とエンゲージ中の敵の裏を取ったときは特に役立つ。このアビリティーで視界を奪い、一気にキルを重ねたい。ただし、壁面などで跳ね返ることを常に意識しておきたい。上手く使えば、1on1での不利な状況を一気にひっくり返せるだろう。
- X:ディメンショナルドリフト
構えを取り、次元の狭間から仮面を取り出す。「発射」で仮面を装着し、【ヨル】の次元に入り込む。仮面を装着している間、元の次元にいる敵は【ヨル】に干渉できない。持続時間は9秒。
“ディメンショナルドリフト” は完全に姿を消して敵に気付かれることなくマップを移動できるようになるアルティメットで、敵に近づきすぎない限り、誰からも見えなくなり聞こえなくなる。 “ディメンショナルドリフト” 中は【ソーヴァ】と【サイファー】のガジェットも無視できるので無敵状態に近い。
チームメイトとコミュニケーションを取り、敵を妨害する方が良いのか、側面や上方から奇襲を仕掛けた方が良いのか判断していこう。“ディメンショナルドリフト” は、正しく使用すれば、戦況を一気にひっくり返せる。
【ヨル】の立ち回り
【ヨル】はチームメイトに敵の動きや連動についての情報を持ち帰る斥候・偵察役が最も適している。 “ゲートクラッシュ” と “ディメンショナルドリフト” で側面から覗き込み、マッチアップで有利な敵がいたら速攻を仕掛けて頭数を減らそう( “ブラインドサイド” でカウンターを防いでおきたい)。
【ヨル】は奇襲がすべてなので、同じロケーションに留まるのは危険だ。速やかに、いやらしく動いていこう。スピードのある動きで単独行動を取っている敵に奇襲を仕掛けたり、敵の防衛ライン・攻撃ラインの裏側に出たりしていけば、『VALORANT』14人目のエージェントを最大限活かせるはずだ。ゴリ押しのプレイを避け、頭を使ったプレイをすれば、最後に笑えるはずだ。