Spring 2019 #PGRU© PG Stats
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『スマブラSP』:2019年前期プレイヤー世界ランキング トップ50
Panda GlobalとRed Bullが『スマブラSP』トッププレイヤー50人の2019年前半の活躍を数値化したランキング “PGRU2019 Season 1” を作成した。日本人プレイヤーのランクは? キング・オブ・キングスは誰だ?
Written by Luis “suar” Suarez
最終更新日:
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esportsチームPanda Globalのデータ部門PGstatsがまとめている『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、『スマブラSP』)のプレイヤーランキングPGRU2019年夏版が発表された。
今回のランキングの対象期間は2019年2月2日から2018年7月7日までで、対象トーナメントは、独自のトーナメント・ティア・システム(Tournament Tier System / TTS)に掲載されている全トーナメントとなっている。また、全トーナメントはSABCの4ティアに分割されている(Sティアが最重要トーナメント)。
算出方法は、大量のトーナメントの結果をアルゴリズムに入れ、『スマブラSP』プレイヤーの強さを相対的に数値化したあと、X-Factorと呼ばれる、31人のコミュニティリーダー、トッププレイヤー、エキスパートで構成されるパネルジャッジの結果を組み合わせるプロセスへ進む。
X-Factorは、客観的スコア(アルゴリズム)から主観的スコア(パネリストの採点)を引いた値(プラスまたはマイナス)で、これが合計ポイントに加えられる。尚、アルゴリズムの詳細についてはプレイヤーがランキングに合わせたプレイをするようになる可能性があるなどの理由から公開されていない。
2月2日から7月7日までに開催された全84トーナメントのプレイヤーランキングを早速チェックしていこう。
PGRUへようこそ!
《画像内表記(上から)》
  • チーム名(所属している場合)
  • ゲーマータグ
  • 主なトーナメントリザルト
  • Twitterアカウント
  • 活動拠点(※)
※:SOCALは南カリフォルニア、TRISTATEはニューヨーク / ニュージャージー / ペンシルバニアを含むニューヨーク首都圏を指す

10位 Light

PGRU前期10位:Light
PGRU前期10位:Light
《合計ポイント:87.8》
『スマブラSP』シーンで最も魅力的な個性を持つプレイヤーのひとりに数えられるLight(Rogue)がPGRUシーズン1の10位に入った。
コネティカット出身のこのトッププレイヤーはリリース直後に優秀なフォックス使いとして台頭するとその後も順調に成長を続け、トッププレイヤーたちに勝利を収めてトーナメント上位に残り続けた。向こう見ずで大胆なプレイスタイルは『スマブラSP』で活きており、今後もトーナメントの上位に残り続けることが予想される。
リリース直後から優れたパフォーマンスを見せていたため、年始のGENESIS 6での活躍が期待されていたLightは、その期待に見事に応えるプレイを見せ、SDXDark WizzyCaptainZackESAMに勝利して5位でフィニッシュした。
Lightは続くFrostbite 2019でも同様の活躍を見せ、SuarezうめきWishesMVDに勝利して5位でフィニッシュ。GENESIS 6ではザクレイにギリギリで破れてUltimate Summitへの出場権を逃していたLightだったが、GENESIS 6からちょうど1ヶ月後のUltimate NimbusでESAMMr. RSalemに勝利を収めて優勝し、そのミスを取り返した。
Ultimate Nimbusをきっかけに春先のLightは好調を維持し、Collision 2019で4位、Suplex Cityで5位、2GG: Prime Sagaでは3位でフィニッシュしている。
尚、Lightは不調時も称賛に値するプレイを見せており、CEO 2019と並んでこの半年でのワーストリザルト17位に終わったPound 2019、13位でフィニッシュしたMomoCon 2019などでも “らしさ” を見せた。
また、Smash ’N’ Splash 5は9位フィニッシュでトップ8入りこそ逃したが、ZD8BitManMr. ECaptain LFrozenなどに勝利を収めている。低ティアのトーナメントでも結果を残しており、Overclocked Ultimateは2位、Smash at The Pramountでは3位を記録した。
Lightは意外性には欠けたが素晴らしい活躍を見せ、自らをトッププレイヤー候補のひとりに押し上げることに成功した。今回のPGRUの順位は、彼の存在価値を確かなものにしてくれる本人待望の証明書だ。
EVO 2019も7位タイでフィニッシュしたLightの今後の活躍に期待したい。
執筆:Dominique "Dom" Moore | 編集:Luis “suar” Suarez

9位 VoiD

PGRU前期9位:VoiD
PGRU前期9位:VoiD
《合計ポイント:88.6》
『スマブラ for Wii U』のニューカマーのひとりとして活躍していたJames “VoiD” Makkau-Tysonは、数年のキャリアを持つベテランプレイヤーのひとりとして『スマブラSP』に参戦した。
『スマブラ for Wii U』では “シーク世代” のひとりとして知られていたハワイ出身・南カリフォルニア在住のトッププレイヤーは、『スマブラSP』ではピチューをメインに据えることで、脆いが高火力な “グラスキャノン” スタイルをさらにプッシュしている。
ピチューのアジリティとコンボ性能を非常にイノベーティブでテクニカルなプレイスタイルと組み合わせているVoiDは『スマブラSP』リリース直後のピチューメタ人気にひと役買った。
ビッグステージで強さを発揮するVoiDのここまでのトーナメントベストリザルトは、シーズン前半最大のトーナメントとして知られるGENESIS 6での2位フィニッシュだが、その後もSティアトーナメントで安定したリザルトを残しており、MomoCon 2019とSmash ’N’ Splash 5で共に5位フィニッシュを記録した。
Sティア以外のトーナメントに目を移すと、AティアのGet On My Levelでは9位、CティアのKawaii Kon 2019では2位を記録している。
このように『スマブラSP』キャリアを美しくスタートさせたVoiDだが、2019年後半の彼がどうなるか分からない。ピチューに加えられた複数のバランス調整がピチューのハイリスク・ハイリターンのプレイスタイルに影響を与えているため、VoiDは新たにメインに据えられる、またはピチューの弱点をカバーできるキャラクターを求める旅に出ている。
VoiDがどのキャラクターに落ち着くのかは分からないが、どのキャラクターを選んでもVoiDがIQの高いプレイを誇る才能溢れるプレイヤーであることに変わりはなく、今後もトップレベルのトーナメントで結果を残し続けるだろう。
執筆:Adam "Mayday" Braham | 編集:Luis “suar” Suarez

8位 Nairo

PGRU前期8位:Nairo
PGRU前期8位:Nairo
《合計ポイント:89.6》
コンテンツクリエイター、エンターテイナー、トッププレイヤーと様々な顔を持つニュージャージー出身のNiroby “Nairo” Quezadaは、2019年前半のPGRUの中で最も多才なプレイヤーのひとりに数えられる。
『スマブラX』時代後半からトッププレイヤーのひとりとして活躍し、『スマブラ for Wii U』時代にはZeRoに続く世界ナンバーツーとしてランキングに毎回顔を出していたNairoは『スマブラ』コミュニティの中で非常に高い知名度を誇る。
コンテンツクリエイター / エンターテイナーとしてのNairoは、定期的な配信を通じてコミュニティの顔役のひとりとして活動しており、視聴回数は合計で1,000万回を超えている他、熱狂的なレギュラーファンを万単位で抱えている。
また、Nairoはチャンネル登録者数10万人を超えるYouTubeチャンネルも運営しており、所属しているNRG Esportsと組んで特別出演番組やスペシャルコンテンツを提供している。
『スマブラSP』のトーナメントシーンでも引き続き素晴らしい結果を残しているNairoは、SティアのMomoCon 2019とFrostbite 2019でそれぞれ5位と7位でフィニッシュしており、このリザルトが今回のPGRUランクインに繋がった。
強烈なコンボ重視のプレイとコンボ連携能力を誇り、崖の駆け引きに優れているNairoは、彼にしかできないユニークなプレイスタイルでファンを楽しませている。
トップリザルトの多くはパルテナによってもたらされたものだが、Nairoは他のキャラクターも扱えるため、どのトーナメントでも必要に応じて別のキャラクターを出せる。しかし、残念なことにここがNairoの弱点にもなっており、パルテナに不利なマッチアップで他のキャラクターを選んだ時のNairoは彼女を使っている時ほどの力を出せていない。
NairoはまだCティア以上のトーナメントでの優勝がないが、これまでの長いキャリアとリザルト、そして今年に入ってからの好リザルトの数々を踏まえれば、優勝は確率というよりは時間の問題と言えるだろう。
執筆:Adam "Mayday" Braham | 編集:Luis “suar” Suarez

7位 Dabuz

PGRU前期6位:Dabuz
PGRU前期6位:Dabuz
《合計ポイント:90.3》
『スマブラ』シリーズのベテランプレイヤーのひとり、Samuel “Dabuz” Buzbyは常に変化を続けているこのシーンで安定したリザルトを残し続けてきた。
スマブラX』からキャリアをスタートさせたあとトップ20に入るまで成長をしたDabuzだが、ニューヨーク出身の彼がシーンに大きなインパクトを与えたのは『スマブラ for Wii U』時代だった。
『スマブラ for Wii U』のDabuzは毎年トップ10に入り続け、4年続いたこのゲームのランキングで最高4位を記録。『スマブラSP』に移行してからも安定したプレイを続けており、今年前半に参戦した全トーナメントのうちトップ16に入れなかったのはたったひとつだけだった。
これまでのDabuzのベストパフォーマンスは、PGRU 2019シーズン前半のハイライト、SティアのGENESIS 6での4位フィニッシュだが、他にもいくつかのトップ5フィニッシュを記録しており、同じくSティアトーナメントのSmash ’N’ Splash 5で5位に入った他、AティアトーナメントのCEO 2019とAibion 4をそれぞれ4位、2位でフィニッシュしている。
『スマブラ for Wii U』時代は優秀なロゼッタ使いだったDabuzは、『スマブラSP』ではいくつかのキャラクターを不本意ながら試したあと、最終的に『スマブラX』時代のメインだったピクミン&オリマーをメインに据えた。
このキャラクター選択でより安全にプレッシャーをかけられるようになったDabuzは、対戦相手のミスを見逃さずに咎めや反撃を加えていくプレッシャー重視のプレイスタイルを強化することに成功している。
このミスを見逃さないプレイスタイルと長年のプレイで培ってきた『スマブラ』の知識、良く練られたゲームプランを備えているDabuzは、『スマブラSP』からプレイを始めたニューカマーにとって大きな壁になっており、“トップレベルの門番” という異名を得ている。
シリーズ屈指のカオスさを誇る『スマブラSP』でも活躍できることを証明しているDabuzがスローダウンすることはしばらくないだろう。
執筆:Adam "Mayday" Braham | 編集:Luis “suar” Suarez

6位:Ally

《合計ポイント:90.4》
  • 2GG Prime Saga:5位
  • Battle of BC 3:2位
  • CEO 2019:3位
  • Frostbite 2019:49位
  • Frozen Phoenix 2019:優勝
  • Genesis 6:25位
  • Get On My Level 2019:9位
  • LAN ETS 2019:優勝
  • MomoCon 2019:9位
  • Pound 2019:優勝
  • SMASH at The Paramount:優勝
  • Smash'N'Splash 5:3位

5位 しゅーとん

PGRU前期5位:しゅーとん
PGRU前期5位:しゅーとん
《合計ポイント:90.7》
『スマブラSP』のキャッチコピーのひとつ “すべてがスマブラ史上最大規模” を自ら表現しているプレイヤーがいるとすれば、しゅーとんしかいない。
『スマブラ for Wii U』時代のオールタイムランキングで23位に入っていた日本を代表するスマブラーとピクミン&オリマーは、今回ついにキャリア最高位となる5位をマーク。国内外のトーナメントで安定したパフォーマンスを見せてきたしゅーとんは、アジア最強プレイヤーの称号だけではなく、世界最強プレイヤーのひとりという称号も獲得した。
絶好調のしゅーとんは優勝最有力候補のひとりになる。たとえば、優勝したPrime Sagaでは、大方の予想を遙かに上回るプレイを見せてザクレイLightNairoに勝利を収めた。
しかし、絶好調でなくても、しゅーとんがトッププレイヤーの枠からこぼれ落ちることはない。実際、今シーズンのワーストパフォーマンスはSティアトーナメントのGENESIS 6で記録した13位で、これはトップ50のプレイヤー全員が “憧れる” リザルトだ。
しゅーとんの素晴らしい安定感はまだ広く知られていないが、海外参戦が増えている今、彼がいつブレイクしてもおかしくない。以上を踏まえれば、しゅーとんが今後も活躍を続けることが簡単に理解できるだろう。
執筆:Justin "Popi" Banusing | 編集:Luis “suar” Suarez

4位 Samsora

PGRU前期4位:Samsora
PGRU前期4位:Samsora
《合計ポイント:91.9》
『スマブラSP』のトーナメントシーンについてあまり知識がなく、Samsoraのこともソーシャルメディアでのコミカルな振る舞いから知ったという人は、おそらく彼が世界で最も危険なスマブラーのひとりだということを考えたこともないだろう。しかし、これは事実であり、だからこそSamsoraは今回のランキングで堂々の4位に入ったのだ。
『スマブラ for Wii U』時代からピーチを使い続けてきたEUnited所属のこのトッププレイヤーは『スマブラSP』でもピーチを使い続けており、ピーチのダッシュファイターであるデイジーに切り替えることも滅多にない。なぜなら、替える理由がないからだ。そして今の活躍ぶりを考慮すれば、今後もしばらく替えないだろう。
SamsoraはGENESIS 6でピーチの強さを余すところなく発揮して3位フィニッシュを記録したが、続くFrostbite 2019を13位でフィニッシュしたため、このフロリダ出身のピーチ使いは『スマブラSP』のメジャートーナメントでは、トップ4、またはトップ8にさえ入れないのではないだろうかと疑う人が出てきた。
しかし、蓋を開けてみれば、SamsoraはMomoCon 2019で4位、Smash ’N’ Splash 5で2位を記録しており、甘く見てはいけないプレイヤーであることを自ら証明した。Aティアのトーナメントでもトップ10フィニッシュを何回も記録しており、Pound 2019を4位、GOML 2019を5位、Prime SagaとCEO 2019を9位で終えている。
Samsoraは今シーズンに11トーナメントに出場しており、どのトーナメントでもカラフルなキャラクターとピーチの強さを示したが、4位という今回の結果に本人は満足していないはずだ。
TwitterでEVO 2019優勝を狙うことを公言していたが惜しくも4位でフィニッシュしたSamsoraは、間違いなく今年後半はナンバーワンの座を狙ってくるだろう。勇者リリース後はメイン変更の可能性もあったが、最終的にはピーチひと筋を誓っている。
執筆:Dominique "Dom" Moore | 編集:Luis “suar” Suarez

3位 Marss

PGRU前期3位:Marss
PGRU前期3位:Marss
《合計ポイント:92.5》
シーズン1が終了した今、「Marss戦は得意」と言い切れるプレイヤーはいないに等しい。シーズンスタート直後は調子が上がらなかったMarssだが、春先に素晴らしいリザルトを連続で残してその不調を瞬時に過去のものにすると、今回のランキングで3位に入った。
この順位はMarssのメイン、ゼロスーツサムスに因るところが大きいが、彼はロックマンやアイク、キャプテン・ファルコンなど彼女をカバーするサブを複数用意しており、それらすべてが今回の3位にそれぞれある程度貢献している。
Marss連勝時、多くのプレイヤーやファンが彼について、世界ナンバーワンとは言わずとも、トッププレイヤーのひとりになれる才能の持ち主なのかどうかについて話すようになったが、最近の彼のパフォーマンスが何かを示しているのであれば、その可能性は十分にあると言って良いだろう。
Marssは大舞台であればあるほど活躍するタイプのプレイヤーで、また、前述した通り、シーズンスタート直後は波に乗れなかったという事実から、彼への評価はシーズン後半に向けて大きく高まった。
2位フィニッシュしたGOML 2019とCEO 2019でのMarssは美しく舞うようなプレイを見せ会場の全員を椅子から立たせたが、Marssのシーズンのハイライトとなったのは、3位でフィニッシュしたMomoCon 2019と、4位でフィニッシュしたSmash ’N’ Splash 5(今シーズンのSティア2位)だろう。
DabuzLightNairoSamsoraVoiDをはじめとするトッププレイヤーからセットを奪える実力を備えているMarssは、今後はランキングに関係なく脅威として扱われるはずだが、現在の調子を踏まえると、彼が次でナンバーワンになる可能性も十分に考えられる。
執筆:Dominique "Dom" Moore | 編集:Luis “suar” Suarez

2位 Tweek

PGRU前期2位:Tweek
PGRU前期2位:Tweek
《合計ポイント:95.2》
永遠に続くように感じられた『スマブラ for Wii U』でのトップを目指す旅を終えたTweekは、誰もが明確に理解できるひとつの大きな目標を掲げて『スマブラSP』をスタートさせた。そう、「ナンバーワン」獲得だ。
今シーズン2位という結果は、その目標達成に向けて彼が順調に歩みを進めていることを示している。ほぼ欠点のないトーナメントリザルトを残したTweekはトッププレイヤーほぼ全員から勝ち星を挙げており、バラエティ豊かなメイン&サブキャラクター陣はTweekが短期間で多くを吸収できる才能を備えていることを示している。間違いなく今後さらなる活躍を見せるだろう。
Tweekは今シーズンのメジャートーナメントの頂点に立てた数少ないプレイヤーのひとりで、しかも2回実現している。Frostbite 2019とGOML 2019での優勝は、(当時の)世界最強プレイヤーを決める議論に大きな証拠を提出することになった。
Frostbite 2019のTweekはキャラクターを切り替えてメタと対戦相手にスムーズに対応しながら、トーナメントを通じて素晴らしいプレイを見せ続け、RyugaLightCosmosに勝利を収め、MKLeoからも非常に貴重な2セットを奪った。またGOML 2019は、Samsoraに1勝、Marssに2勝しての優勝だった。
Tweekの今シーズンの残りはまずまずと言ったところで、ワリオをメインに据えながら他のキャラクターやプレイスタイルを試すことに終始した。
EVO 2019ではポケモントレーナーをメインに据えて見事なプレイを見せ、2位フィニッシュを記録した。
2019年後半のTweekに注目したい。
執筆:Dominique "Dom" Moore | 編集:Luis “suar” Suarez

1位 MKLeo

PGRU前期1位:MKLeo
PGRU前期1位:MKLeo
《合計ポイント:100》
レジェンドになる条件とは何だろうか? 誰も到達できない高みへ到達することを条件に上げる人がいれば、自分の得意分野の頂点に長期間立ち続けることを条件に上げる人もいる。ドラマ好きな人は「忘れられないストーリーを作り出すこと」と言うだろう。
『スマブラSP』初の世界ナンバーワンに輝き、今シーズンに開催された5つのメジャートーナメントのうち3つを制したMKLeoも十分にレジェンドだ。
インターナショナルデビューこそ遅かったものの『スマブラ for Wii U』ランキング3位まで登り詰めていたMKLeoが『スマブラSP』へ向けて掲げた目標はシンプルだった。「史上最強」、これだけだ。そしてこの半年の活躍は目標達成に向けた最高のスタートとなった。
メキシコが生んだ神童は2月に開催された『スマブラSP』初のメジャートーナメントGENESIS 6で優勝してスタートダッシュに成功したが、同時に他のプレイヤーのターゲットとなった。そのため、その後のトーナメントでプレッシャーに苦しんでもおかしくなかったのだが、その代わりに力強く前進し、トーナメントプロフィールをさらなる高みへ押し上げることに成功した。
MKLeoはSmash ’N’ Splash 5、MomoCon 2019、CEO 2019などで優勝を重ね、トップ50プレイヤー全員との対戦で優秀な成績を残した。ウメブラJapan Majorでの33位のような褒められない結果も残しており、決してパーフェクトではないにせよ、現時点のパウンド・フォー・パウンドで彼を上回るプレイヤーはいない。
間違いなく世界最強のジョーカーと、臨機応変に他のキャラクターもプレイできる器用さを備えているMKLeoが今年後半もトップレベルのリザルトを残すことは確実だ(ゲームを取り巻く環境がどう変わるかは置いておこう)。
彼が今後も成功を重ねていけるかどうかはまだ誰にも分からないが、ここまでの短期間で彼が成し遂げたことは間違いなく偉業であり、EVO 2019優勝はその証拠と言える。
執筆:Justin "Popi" Banusing | 編集:Luis “suar” Suarez
PGRU2019製作チーム
  • PGstatsディレクター:Luis "suar" Suarez
  • 統計作成:Andrew "PracticalTAS" Nestico
  • グラフィックス&ビデオ: Kud

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PGRU2019前期:50位~41位