アストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは2019シーズン・ブラジルGPでハットトリック(ポールポジション・優勝・ファステストラップ)を達成したが、彼のピットクルーも決勝レース中に歴代最速ピットストップ記録を更新してフェルスタッペンのキャリア通算8勝目をアシストした。
チームはフェルスタッペンが乗るRB15を停止時間1.82秒という驚異的なタイムでコースへ送り出し、今シーズン第11戦ドイツGPで同じくフェルスタッペンのピットストップ時にこのチームが樹立した1.88秒を更新してみせた。
レッドブル・レーシングは第10戦イギリスGPでも1.91秒のピットストップを記録して世界を驚かせていた。
レッドブル・レーシングは今シーズン5戦で最速ピットストップを記録しており、2秒を切るタイヤ交換を実現したチームはレッドブル・レーシングとウィリアムズだけとなっている。
今シーズンを通じて最速ピットストップ記録を塗り替えてきたレッドブル・レーシングは最終戦アブダビを前にDHLファステスト・ピットストップ・アワードを確定させており、サーキット以外でのピットストップにも取り組んだ。
小さな記録の先へ
レッドブル・レーシングは大空に舞台を移し、《ZERO-G》プロジェクトとして彼らのピットストップスキルを無重力空間で試した。
地上数千メートルでF1マシンのタイヤ交換に挑んだ《ZERO-G》プロジェクトをチェックしよう!