A graphic from EA Sports FC 27 showing Kylian Mbappé.
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『EA Sports FC 27』:注目の新機能・改良点 6選

改良されたAIや現実世界がよりリアルに反映される能力など、『FC』シリーズ最新作の気になるアップデートの中から特に注目すべきものをピックアップ!
Written by Tom Ward
読み終わるまで:7分Published on
2026年9月にリリースされる『EA Sports FC 27』(以下『FC 27』)はサッカーファンが今年最大の期待を寄せているビデオゲームだが、その期待の大きさは理由がある。今作の開発チームは、ゲームシステムに深く切り込み、ボタンを連打するだけではなく、選手の賢い獲得や正しい戦術の選択によっても報酬が得られるゲーミングエクスペリエンスを用意しているからだ。
しかもそれだけではない。パスやドリブル、そしてコーナーキックやフリーキックまで、システムのすべてがよりスムーズになっており、改良されたAIによって選手と対戦相手のポジショニングの精度が高くなっている。
最も現実に近いサッカーゲームになる『FC 27』の知っておくべき改良点をまとめて紹介しておこう。
01

より賢くなったAI操作のディフェンダー

『FC 27』に明確なテーマがあるとするなら、それはより賢いAIの活用だろう。まず、強力すぎたAI操作のディフェンダーが今作では大幅に弱体化されている。「それなら楽勝なのでは?」と考えるプレイヤーもいるかもしれないが、そう簡単ではない。今作では「より賢い守備」をするようになっているため、無意味なボールチェイスなどが見られなくなっている。
言い換えるなら、AI操作のディフェンダーはニワトリのようにむやみにボールを追いかけ回すのではなく、ボールを奪う / 正しく対処するようになっているということだ。
『FC 27』のジャマル・ムシアラ

『FC 27』のジャマル・ムシアラ

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しかし、その一方で、ディフェンダーのインターセプトの範囲が狭められたため、プレイヤーがブロックされずにボールをゴール前まで運べる確率が高まっている。では、AI操作のディフェンダーの攻略が簡単になったのかというと、そうではない。真正面から勝負を挑めば、全力でボールを奪おうとするはずだ。
また、マニュアルでのディフェンスに関しては、チームメイト囲い込みとジョッキースピードが向上しており、AI操作の味方選手が攻撃をより早く察知し、対応できるようになっている。つまり、AI操作のディフェンダーが最適なポジショニングを取ったあと、プレイヤーがそのまま引き継げるので、マニュアル操作に切り替えた直後のポジショニングの修正に振り回されることがなくなるのだ。この結果、失点が減り、得点が増えていくはずだ。
02

さらに精度が高まったパス

守備も攻撃もプレイヤーのスキルが重要になる

守備も攻撃もプレイヤーのスキルが重要になる

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「自分の狙い通りにパスを出す」は現実世界のサッカーと『FC』シリーズの両方におけるビッグチャレンジだが、最新作ではこのアクションがこれまで以上に簡単になっている。
プレイヤーにとって嬉しいのは、操作性の向上を目指した結果、より楽にゴール前までボールを運べるようになったことだ。グラウンダーでもスルーパスでも、チップでもロブでも、『FC 27』ではより自然で精確なパスが出せるようになっている。
プレイヤーの方向入力により精確に反応するようになったことがこのパスに繋がっている。パス精度の向上は『FC 27』最大の変更点と言ってもよいのかもしれない。高精度なパスによってゴールチャンスが増え、守備でもインターセプトがしやすくなった。
ポゼッションは試合を決定づける非常に重要だが、今作ではシリーズを通じて初めて、ポゼッションがプレイヤースキルに大きく左右されるようになった。
03

より賢くなったアタッカー

ドリブルが得意な選手は『FC 27』で大きなアドバンテージになる

ドリブルが得意な選手は『FC 27』で大きなアドバンテージになる

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先ほども述べたとおり、『FC 27』ではAI操作のディフェンダーが改良されたが、AI操作のアタッカーも改良された。具体的には、敵アタッカーのオフザボールの動きが改良されたため、簡単にカウンターを決めるのが難しくなったのだ。
EAは攻撃時の空間認識をアップデートしており、AI操作のアタッカーがより賢いランニングでディフェンダーを回避するようになった。また、このアップデートによって、AI操作のアタッカーが味方の邪魔にならないようにオープンスペースを見つけて走り込むようにもなっている。
これが意味するのは、今作では世界最強とされるクラブチームの動きを真似たよりリアルな試合の実現に力を入れているということだ。言い換えれば、誰が対戦相手でも確実な勝利が存在しなくなったことを意味する。
04

よりリアルな移籍市場

現実世界の能力が重要になる

現実世界の能力が重要になる

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ピッチ外に目を向けると、理想のチームを手に入れるまでのプロセスが大きく改良されており、ここでもリアリズムが追求されている。まず、キャリアモードのプレイヤーは詳細な交渉期間を経ることになる。これは、現実世界の移籍の際に、監督、クラブ、選手の間で持たれる話し合いを再現したものだ。
この移籍期間は3ステージに分かれている。最初の問い合わせライバルチームからの興味、そして契約内容の最終確認だ。この移籍期間をよりリアルにするべく、EAは現実世界の監督および選手の移籍をアシストする英国発の移籍市場ソフトTransferRoomとパートナーシップを結んでいる。このパートナーシップで選手のフォームからリーグのクオリティまでのすべての精度が高まった結果、移籍がよりリアルになった。
また、監督は給与の支払い方法ローン移籍買取オプションなども確認しなければならず、選手たちにはキャリアを通じて個別の成長プロファイルが用意される。
05

現実が反映される選手能力

コーナーキックとフリーキックもよりリアルに

コーナーキックとフリーキックもよりリアルに

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『FC 27』ではドリブルが重要だ。そのため、ドリブル能力が最も高い選手を用意すれば、試合で大きなアドバンテージが得られる。今作の新機能、オフバランスドリブルはドリブル能力の差をより明確にするもので、現実世界で高いドリブル能力を備えている選手は、バランスを崩したり、プレッシャーを受けたりしてもボールコントロールを維持できるようになった。
つまり、ディフェンダーとのよりダイナミックなデュエルが可能になった一方、《高精度シュート》や《鋭いパス》のような人気のプレイスタイルの恩恵が低下しており、プレイスタイルを追加するよりも現実世界の能力値の方がより重視されるようになった。そのため、これまで以上に戦術に合わせてチームを組むことが推奨される。
06

セットプレーの操作

改良された部分は他にもある。サッカーゲーム最大の魅力は得点であり、EAはこの点を理解している。そのため、AI以外の攻撃面も大幅に見直され、近年の現実世界のサッカーにおけるセットプレーの重要性が反映された。
特に大きな変更点となるのがコーナーキックだ。今作ではコーナーキック前にボールの方向を決めたあと、ペナルティエリア内にカメラが切り替わり、プレイヤーが攻撃側の選手の動きを操作できるようになった。これまでのコーナーキックは運任せの側面が強かったが、今作では選手を走らせたり、守備の邪魔をしたり、選手同士で入れ替わったりと、プレイヤーが操作できることが大幅に増加した。
コーナーキックとフリーキックもリアルに

コーナーキックとフリーキックもリアルに

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これまでは選手たちがひしめくゴール前が課題のひとつで、選手たちの操作が厄介だった。しかし、今作では「回避」システムが新たに用意されており、選手が混み合っているエリアやディフェンダーを回避できるようになっている。ようやく、コーナーキック時に選手たちを望み通りのポジションに動かせるようになったのだ。
また、同時にクロスも改良されており、プレイヤーが狙いたい選手ではなくスペースへボールを送り込めるようになった。さらに今作ではヘディングとフリーキックの精度も改良されているため、枠内シュートの回数が大幅に増えるはずだ。
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