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これまでリリースされた2本のトレーラーから見えてきた『GTAVI』の舞台、レオニダ州の全容をチェック!
約1年半という長い時間放置されたあと、私たちゲーマーはついに世界待望の作品『グランド・セフト・オートVI』の第2弾トレーラーを視聴するチャンスを得た。
この最新トレーラーは、リリース日が2026年5月26日に遅れるという発表の直後に公開された。大幅な遅延となったわけだが、トレーラーを視聴した限りかなりのクオリティに仕上がりそうなので、Rockstar Gamesを怒鳴りつけることはできない。
その第2弾トレーラーには、2人の主人公、ジェイソンとルシアのストーリーミッション、そして小銭稼ぎができるサイドミッションやアクティビティに関連するヒントが散りばめられている。また、貧民街や都市部、沼や湖、ビーチや森など、プレイヤーが訪れることができる多様なロケーションや生物群系も垣間見ることができる。
『GTAVI』のマップは、Rockstar Games史上最も大きく、最も多様なものになる予定だ。大きく6つのゾーンに分かれており、それぞれにユニークなルックスとフィーリングが備わっている。これらの6ゾーンは、フロリダ州をモチーフにした架空の州、レオニダ州の地域として扱うことができる。以下にその6ゾーンを見ていこう。
01
バイスシティ
バイスシティは『GTA』シリーズにおけるマイアミのため、『スカーフェイス』や『マイアミ・バイス』を含むこの作品のインスピレーションとなった映画やテレビ番組が描いてきた過剰・絢爛・危険がそのまま盛り込まれている。
『グランド・セフト・オート・バイスシティ』では、1980年代のバイスシティを探索できたが、今作の舞台は現代であり、シリーズ最大の規模とディテールを誇る。
バイス・ビーチの白い砂浜からリトル・キューバの活気溢れるストリートまでこの都市の各市区は実に多様で、現実世界のマイアミのようなカルチャーのメルティングポットが表現されている。
この眠らない街では、浪費上等の富裕層、貧困層、犯罪者たちが不協和音を立てながら共存しており、一発当てることを考えている悪人たちに食物連鎖の頂点に立つか地に落ちるかのギャンブルを提供している。このエリアにはユニークなNPCと車両がふんだんに用意されるはずだ。
02
レオニダ・キーズ
バイスシティの南に位置するのがレオニダ・キーズだ。このトロピカルな半島は乾燥気候と美しい海が特徴だ。しかし、ここの海に飛び込むなら、注意を怠ってはいけない。なぜなら、人間やそれ以外による危険が待っているからだ。
ウォータースポーツが好きなら、ジェットスキーに乗ったり、ボートを盗んだりできるが、ウォータースキーヤーたちにぶつからないようにしよう。また、海に潜るなら、ウミガメや熱帯魚が優雅に泳ぐ姿を眺めることができるが、現実世界のマイアミと同じくサメも複数種存在するので、危険な海洋生物の存在を忘れないようにしよう。
03
グラスリバーズ
グラスリバーズは第1弾・第2弾トレーラーの両方で確認できる沼地のエリアだ。ぬかるんだ足元は間違いなく移動の邪魔になるだろう。アリゲーターたちが潜んでいるような場所は特に注意が必要だ。このエリアに生息する生物たちは間違いなくプレイヤーにとって厄介な存在になるはずだ。
04
ポート・ゲルホーン
この忘れられた海岸はレオニダ州のダークサイドであり、密売人やギャング、そして失うものが何もない人たちがたむろしている。かつての人気観光地は今や犯罪と貧困のエリアと化しており、欲に目が眩み、落ちぶれた者たちが集まっている。
寂れたモーテルでほんの少しの安息を得られるかもしれないが、そのすぐ外には犯罪者たちが蠢いているため注意しなければならない。乾燥した荒野が多いため、ダートバイクやクアッドバイクを飛ばして気分転換するのが良いだろう。
05
アンブロジア
アンブロジアは高温で乾燥しているため山火事が起きやすいエリアだが、このような自然災害は、この周辺を取り仕切るバイカーギャングたちが生み出す混沌に比べればかわいいものだ。アンブロジアは工場が数多く置かれている工業地帯で、その一部では犯罪行為が行われている。本編ではこのような工場を舞台にした派手な銃撃戦が用意されるだろう。
また、アンブロジアの中心に位置しているアライド・クリスタル砂糖精製工場はいくつかの重要なミッションの舞台になるはずだ。
06
マウント・カラガ国立公園
高層ビル群と沼地から逃げ出したいなら、マウント・カラガ国立公園へ向かえば良い。野生動物と植物に満ちた美しく豊かな自然が楽しめる。川と湖では釣りとスイミングが楽しめ(危険な生物に襲われる心配はない)、トレッキングも楽しめる。
また、ここではハンティングもできるため、『レッド・デッド・リデンプション2』のファンは心の安らぎを感じるはずだ。クーガーやシカを仕留めれば、小銭を稼ぐこともできる。しかし、100%安心することはできない。森の奥には少しおかしなヒルビリーや急進主義者たちが潜んでいる。
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