Gaming
5回目のLeague of Legends Worlds Championship(通称:Worlds)制覇を成し遂げた直後、T1はフランス・パリのアコー・アレナで開催された【Red Bull League of Its Own】に出場した。
このイベントでヨーロッパの強豪チームたちと特別なルールで対戦したT1は、自分たちの対応力の高さを示しながら、ヨーロッパの『リーグ・オブ・レジェンド』(『LoL』)トッププレイヤーたちに光を当てていたが、その合間を縫って、同チームに所属するLee “Faker” Sang-hyeokが『LoL』チャンピオンのランキングを教えてくれた。
今回は、全チャンピオンをランク付けする代わりに、Fakerはおすすめのミッドレーンチャンピオンを選出してくれた。以下のチャンピオンリストは、サバイバル能力と有効性に基づいてSからCのティアに分けられている。早速チェックしていこう。
01
Sティア
ライズ
このメイジはFakerが最も数多く起用してきたチャンピオンのひとつだ。ウェーブクリア能力とスケーリングに優れている【ライズ】をFakerは重宝している。
ツイステッド・フェイト
このトランプを操るメイジ / マークスマンはマップでプレッシャーをかけることを得意としている。Qでウェーブクリアできる【ツイステッド・フェイト】は非常に厄介なチャンピオンになり得る。
カタリナ
【カタリナ】の優れた機動力はチームファイトに最適だ。弱体化されても注意深いアタッカータイプのプレイヤーの間ではトップピックであり続けている。
オーロラ
【オーロラ】のユニークなアビリティはチームファイトで敵を困らせる。スカーミッシュとゾーンコントロールに優れている彼女は優秀なチャンピオンだ。
02
Aティア
オリアナ
汎用性とゾーニングに優れているこのメイジ / サポートはFakerが頻繁にピックしてきたチャンピオンで、調整によって近年はさらに強さが増している。
アーリ
この強大な力を持つ捕食者は機動力に優れているため、捕獲と危機脱出を得意としている。
ガリオ
この石の巨像はAP重視編成の有効なカウンターになる。【ガリオ】はダメージを吸収し、味方をサポートしながら、安定した火力を発揮できる。
トリスターナ
このキュートなアサシン / マークスマンはアーリーゲームでプレッシャーをかけたいプレイヤーに最適なピックだ。しかし、【トリスターナ】はバランスに優れているチャンピオンよりもスケーリングに難があるため、後半は注意したい。
サイラス
この反抗的なメイジ / アサシンは相手のアルティメットを奪えるユニークなアビリティを備えているため非常に万能だ。バーストとサステインが調整されたあとは、多くのチームにとって頼れるチャンピオンになっている。
コーキ
火力のスケーリングに優れている【コーキ】は長期戦に向いている。フルポテンシャルを引き出せるようになるまでは少し時間が必要になるが、Fakerはこの爆撃手の最適解を見出している。
アジール
【アジール】は操作難度の高さで有名だが、スキル自慢のプレイヤーが扱えばこの砂塵の皇帝は凄まじい破壊力を発揮する。Fakerが最も頻繁にピックしてきたチャンピオンであり、ピックした194戦で134勝を挙げている。
03
Bティア
ルブラン
強力なバーストを備えている【ルブラン】はアーリーゲームの火力が有効なチャンピオンだ。スケーリングがやや弱体化されたが、Fakerはこのチャンピオンを62戦でピックしており、勝率80.6%を誇っている。
ゼド
この無慈悲なアサシンは体力が低いチャンピオンを一気にキルすることを得意としている。体力自慢のチャンピオンには苦戦するものの、Fakerはそのスキルを活かして、【ゼド】での勝率91.7%を誇っている。
ゼラス
この超越魔神は機動力に難があるが、射程の長さがその弱点をカバーしている。簡単にウェーブをクリアし、遠距離から敵をポークできる【ゼラス】は敵をおびき出すことを得意としている。
ヨネ
このハイリスク・ハイリターンのチャンピオンは、高速でスケーリングできる強力なファイターだ。クラウドコントロールには弱いが、機動力と火力が高いため様々なシチュエーションで有効だ。
シンドラ
【シンドラ】は高いバースト能力とレーンコントロール能力を備えている。そのため、サバイバル能力に優れているがタンク編成には弱いため、最初は操作に慣れておく必要がある。
アカリ
【アカリ】が最も人気の高いミッドレーンチャンピオンに含まれているのには理由がある。万能で機動力が高く、バーストにも優れているのだ。また、ほとんどすべてのチャンピオンをキルできる【アカリ】はチームファイトで輝きを放つ。
04
Cティア
ナサス
【ナサス】はレイトゲームで強力なピックになる。我慢強くプレイできればほぼ無敵までスケーリングできるのだ。もちろん、逆を言えば、アーリーゲームでは弱く、【アカリ】のようなファイターからの攻撃に耐えることができない。そのため、Fakerはこのチャンピオンをほとんどピックしておらず、結果的にCティアとなった。
ベイガー
【ベイガー】も我慢強くプレイできるプレイヤーに適しているチャンピオンだが、やはりアーリーゲームに弱い。また、高速プレイがカギとなっている近年のメタではスピードも少し足りない。
スモルダー
このかわいらしいドラゴンはスケーリングが遅く、ウェーブコントロールも不得意なため有効性に欠けている。よって、ほとんどピックされていない。
▶︎RedBull.comでは世界から発信される記事を毎週更新中! トップページからチェック!