Watson
© Yusuke Kashiwazaki
ミュージック

Watsonインタビュー『悪くてダラけてる子たちにも、やればできるって姿を見せたい』

Red Bullがキュレートするマイクリレー《RASEN》EP17 参加ラッパーたちのプロファイル ③
Written by Tetsuro Wada
読み終わるまで:4分公開日:
今回のサイファーを振り返ってみていかがでしたか?
緊張したけど、リハーサル終わったらそれも解けて楽しかったですね。今回はビートチェンジで後半のドリルのほうだったんでやりやすかったです。
ほかのメンバーはぼくより知名度も実力もあるひとたちなんで、カッコよかったです。そのぶん気合入れてきましたね。
ヴァースのなかでぼくと友達にとって印象的なのは“うらやましい久保くんのbenzo(※メルセデス・ベンツ)”ですね。久保くんは怖いひとなんですけど、ここなら言ってもいいかなと思って。
Red Bull RASEN EP17
Red Bull RASEN EP17
ラップをはじめたきっかけを教えてください。
タトゥーを彫りに行ってたスタジオがレコーディングスタジオも兼ねた場所だったんで、ビート流しながらタトゥー突いてもらってたんです。ずっと通ってたんですけど、たまたま新しいマイクが届いたみたいな日に行って、そんで“ちょっとWatsonもやってみようよ”って言われて作ったのが初ですね。その前はほんまに遊びでサイファーとかはやったことはあったくらいで。でも、その日から曲の作り方がわかったんで、自分でもはじめてみようと思って機材を買って。そんで続けてたらいける気がしましたね。
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ぼくはひとよりも下手くそだし、音感的なセンスもなかったと思うので、ひと一倍やらないとという感覚でやってました。いまはライブも増えてきていて毎日は作れてないんですけど、できるだけは作ってます。その前は本当に毎日作っていて、そしたらリリックを褒められるようになりました。リリックも最初はあこがれたラッパーが言ってたワードを使いがちだと思うんですけど、それをしていてもおなじ曲になっちゃう。最初はリアルなことを歌うのは恥ずかしくて抵抗あったけど、いまは抵抗はなくなりましたね。
Red Bull RASEN EP17
Red Bull RASEN EP17
自身のラップスタイルの特徴はどんなところですか?
できるだけ比喩を混ぜてリリックを書くことですかね。フロウに関しては「18k」とかはよかったんですけど、ぼくのなかで完全に満足がいってる曲はまだないんですよね。比喩を使うようになったのは、おなじ言葉でもいろんな意味を含んでいるということに気づいたことがきっかけ。“これはもっとこういう使い方できたわ”って思えたので、最近はやるようになってますね。
ラップをやめようと思ったことは一回もないです。それはいまのシーンで活躍しているひとたちが続けることの大切さと諦めないことを教えてくれたからだと思います。
Red Bull RASEN EP17
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これまで発表した楽曲で自身の代表曲を挙げるなら?
「18k」やと思います。みんながいいねって言ってくれるから、知らないひとに聴かせてもいけるかなって。リリックがいい曲はほかにもあるんですけど、これがぼくだよって説明するなら「18k」です。
いい曲ができたときは友達に聞かせてキャーキャー言ってますね。
影響を受けた人物は?
人生に影響を与えてくれたのは、きっかけを作ってくれた大阪の彫師さん。タトゥーはラッパーとかかっこいいひとたちが入れてたので16歳から入れはじめて。
あとはみんなから影響受けてるんですよね。いろんなひとのカッコいいなって思うところを少しずつ取り入れてるんで。
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今後の予定と将来の展望について教えてください。
これから『FR FR』のデラックス版じゃないですけど、リミックスを加えた続編がでます。そこからライブを回って、年末にもう1枚出して全国ツアーもしてみたいですね。
将来は悪い生活、犯罪もそうですけど、ダラけてる子たちにもやればできるっていう姿をもっと見せていきたいですね。僕もダラけてたから。あとは田舎出身でも輝けるというのを見せたいし、ぼくから影響を受けた子がスターになるのを見てみたいです。
Red Bull RASEN EP17
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