今回のサイファーを振り返ってみていかがでしたか?
マジでカオスという感じで。オレのやりたいことはできたかなって思うし、ほかのみんなのヴァースもカッコよかったっすね。Jeterもめちゃくちゃシブかった。
今回はけっこうリリックを練ったっていうか、意味合いがかかってるっていうか。“赤牛、赤牛、yeah”ってシャウトしたんですけど、あれはRed Bullのこと。“螺旋状で締めたボルトなくなると、ギリはキリト”ってのはアニメ関連で踏んでますね。キリトって、陰キャラ怒らすと暴れるぞってネットで言われてることがあるんすけど、それも含めていて。
あとは“オレはピングー/オワオワオワ”ってヴァース。ピングー、なに言ってるかはわからないけど観てておもしろいじゃないですか。それとおなじで、音楽もなにを言ってるかわからんくても、それがカッコいいみたいな。“意味ないことでもカッコいいなほんと”っていうのはそういうことっす。
自分のヴァース以外もセッションできたのがよかったっすね。メンツもおもしろかったから、ひとつのセッションとしてめちゃめちゃ楽しめた。組み合わせがいいっすよね。
オレやJeterはヒップホップって感じじゃないけど、Yvngboi PくんとDonatelloくんがバチバチにキメて。ご飯のうえに納豆が乗ってて、そのうえにチョコレートミントアイスが乗ってて、紅生姜を添えた、っていうのが今回のRASENっすね。紅生姜添えてるんで大丈夫っす。味のまとまり(笑)。
ラップをはじめたきっかけを教えてください。
もともとロックが好きで。小5くらいからなんすけど、KornとかLimp Bizkit、Slipknotとかのミクスチャーロックがめちゃめちゃ好きだったんすよね。でも中1くらいのときかな。ロックの部分いらんな、ラップだけでいいな、ってなって。そのへんからラップをディグりはじめて、高校生になったときにおなじ学校でサイファーしてるやつがおって。そこでラップはじめたって感じですね。
これまで発表した楽曲で自身の代表曲を挙げるなら?
“SNICKER”かな。普通におもしろい曲できたなって感じで。それにおもしろいMVもできたなっていう。完璧っすね、“SNICKER”は。オレのそのまんまを表してるなって。撮影のとき以来、1回もスニッカーズは食ってないんすけどね。あんま好きじゃないんすよ。Red Bullのほうが好きっす。
自身のラップスタイルの特徴はどんなところですか?
スタイルっていうか、自然にバッと出てくるのがオレのラップっていう感じっすね。
フローについてはビートを聴いたときにとりあえずフリースタイルして、ポンポンポンって上から適当にやっていく感じ。でも、どんな感じの声の出しかたして、次はなにするかっていうのは頭の中で形つくってるっていうか。で、書くのは一発。書き直すことはあんまりないっすね。
最近はオールドなラップにも影響を受けていて。だからほんまに昔のミクスチャーロックのバイブスっすね。
影響を受けた人物は?
ラップはじめてすぐに影響受けたのはGOBLIN LANDとかTohjiくんとか。どっちもラップはじめてすぐ出会ったから、ずっと背中見せてくれていて。影響を受けざるを得ないっていうか。
けど、まわりの環境にいちばん影響受けてるっていうのはありますね。自分のスタイルを持ったうえで、まわりのひとと関わっていくことで影響受けるし、でも影響受けてもオレはオレ、みたいな。
今日もRASENで集まった3人にも影響受けるし。Yvngboi Pくんには休憩中に腹パンしてもらったんすけど、めっちゃ影響受けましたね。
今後の予定と将来の展望について教えてください。
9月か10月くらいに2ndアルバム出します。MVも4本くらい作り終えてるものがあって。リリースイベントも大阪でやろうと思ってて、まだ言えないんすけど、予定してることはあります。
海外のアーティストからもビートもらったりしてるんで、それをもっと今後も続けていきたいっすね。10月にロサンゼルス行こうと思ってて。
今後っていう話なら、簡単に言うと、30代になったらブーンバップやりたいっすね。最近作ってる曲もハードブーンバップみたいな感じで。次のアルバムに入るんすけど。いまの大阪のアメ村ってブーンバップノリがあるんすよ。ほんまにブーンバップ。東京では考えられないくらいのブーンバップ率で。いま自分は22歳なんすけど、大阪を拠点にやりつつ目の前のことやって、30代になったらブーンバップ。落ち着いてブーンバップしたいっすね。
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