【Red Bull Rampage】の2023年版が10月13日(日本時間:10月14日)に開催されることが決定した。
この伝説のマウンテンバイクイベントでは、招待された18人のワールドクラスライダーが米国ユタ州南西部の岩山でフリーライドマウンテンバイクシーン最高・最恐のラインとジャンプに挑むことになる。
【Red Bull Rampage】はマウンテンバイクのスキルとメンタルを問う真のテストとして評価されてきた。近年は世界で最もチャレンジングなイベントのひとつに数えられており、フリーライドマウンテンバイクシーンの全ライダーが狙うタイトルとなっている。
【Red Bull Rampage 2023】を制したブレット・リーダーのライディング© Robin O'Neill/Red Bull Content Pool
【Red Bull Rampage 2023】のライダーズリストには同イベント優勝経験者が4人含まれているが、残念ながらディフェンディングチャンピオンのブレット・リーダーは競技から引退しているため出場せず、2022シーズンに3位表彰台を獲得しているため出場権を事前に獲得しており、これまで4回優勝しているブランドン・セメナックもスケジュールの都合から欠場する。 尚、例年通りヤングライダーの出場枠も用意されており、今シーズンはタラス・ターク(米国)、クレメンス・カウデラ(オーストリア)、アレックス・ヴォロコフ(カナダ)のルーキー3人が出場する。フルリストは以下を参照してもらいたい。
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【Red Bull Rampage 2023】ライダーズリスト
今年はライダー18人が出場する予定だ。うち4人が2022シーズンの成績に基づいて出場権を自動で獲得しており、残りの14人が【Red Bull Rampage】出場経験を持つライダー、プロアスリート、ジャッジ、MT業界のエキスパートで構成される運営委員会によって選出されたワイルドカード枠で出場する。
アドルフ・シルバ(スペイン)
アレックス・ヴォロコフ(カナダ)
ビエンヴェニード・アグアド・アルバ(スペイン)
ブレンダン・フェアクロー(英国)
キャメロン・ジンク(米国)
クレメンス・カウデラ(オーストリア)
DJ・ブラント(米国)
ジャクソン・リドル(米国)
カート・ソルジ(カナダ)
カイル・ストレート(米国)
タラス・ターク(米国)
トム・ヴァン・スティーンバーゲン(米国)
また、上記18人のライダーのいずれかが出場できなくなった場合の控えとしてスタンドバイライダーが4人選出されている:
ジョンキー・サリド(メキシコ)
ヘイデン・ザブロトニー(カナダ)
ライアン・マクナルティ(米国)
ディラン・スターク(米国)
フォーマットはこれまでと変わらない。ワールドクラスのライダーたちは、それぞれが選んだ造成クルー2人と一緒にほぼ垂直の砂岩の尾根に自分専用のラインを造成する。
4日間でラインを造成したあとは休息日を挟んで4日間のプラクティスを行う。そしてプラクティスが終了したあと、チャンピオンを決める本番が開催される。
記念すべき第1回の【Red Bull Rampage】は2001年に開催され、【Red Bull Rampage 2022】で21周年を迎えた。これまでの21年で16回開催され、10人のワールドチャンピオンが生まれている。今年は中継技術がさらにアップデートされ、実況もさらに充実するため、これまで以上に面白いライブ配信が楽しめるはずだ。
【Red Bull Rampage 2022】のトップ3(ブランドン・セメナック / シモン・ゴジェック / ブレット・リーダー)をチェック!
5分Red Bull Rampage 2022:トップ3