先日、我々は『ディビジョン2 / The Division 2』のクローズドベータをプレイし、今作の舞台となるディストピア化したワシントンD.C.を精査したのだが、敵対勢力が強力な武器を装備してアグレッシブに活動を展開している変わり果てた米国首都の姿に恐れをなしてしまうルーキーエージェントもいるだろうという印象を得た。
そこで、今回は、Ubisoftの人気RPGシューターシリーズの最新作でエージェントデビューを果たす予定の新規プレイヤーのために、初心者用ガイドを用意することにした。
1. 定期的にホワイトハウスへ戻る
『ディビジョン2』でエージェントたちの作戦基地になるのがホワイトハウスだ。
この世界的に有名な建物は、エージェントたちの休息地として機能するが、この中にいるNPCと積極的にコミュニケーションを取り、彼らが提供してくれるサービスを受けることが重要になってくる。
彼らからのサービスを受けるために、定期的にホワイトハウスへ戻るようにしよう。
ホワイトハウスで仲良くなっておきたい重要なNPCのひとりが、ミッションを通じて獲得できるSHDテックやスキルポイントを使ってレベルアップをしてくれる補給係だ。自分のSHDテックやスキルポイントの状況を常に確認しながら、キャラクターを育成していこう。
武器スロットやスキルスロットを追加できるPerkは非常に重要なので、できる限り早いタイミングで獲得するようにしよう。これらが増えれば、それだけ戦闘が楽になる。
また、所持できるアイテム数を増やしてくれる所持品Perkの獲得も考慮しておきたい。これがあれば、アイテムの取捨選択に困る回数が減るはずだ。
スピーディにレベルアップをしたいプレイヤーなら、ボーナスPerkでヘッドショットボーナスを獲得するのも良いだろう。
2. サポート用スキルを手に入れる
今作の米国首都は完全なディストピアと化しているが、ディビジョンエージェントは、任務を速やかに完了させるために開発された様々なハイテクスキルを自由に使える。
そのようなハイテクスキルの大半は、シーカーマインやタレットなどをはじめとする攻撃用で、ハイエナなどの敵対勢力を仕留めることができる。
しかし、新規プレイヤーには自分とチームの銃撃戦での生存率を高めてくれるサポート用スキルを揃えることをオススメしたい。
そのようなスキルのひとつが、フィクサードローンだ。
このドローンは、ボタンひとつで自分やチームメイトのアーマー値を修復してくれるので便利だ。一定時間継続してアーマーを補給してくれるので、銃撃戦で遮蔽物から飛び出して攻撃を受けても、すぐにまた元の状態に戻ることができる。ただし、フィクサードローンを撃ち落とされないようにしよう。
もちろん、アイテムでもアーマーを修復することも可能だが、アイテムの数には限りがあるため、フィクサードローンの方がより使い勝手の良い選択肢と言えるだろう。
また、フィクサードローンをメインに据えることで、アイテムをここぞという時のために取っておけるようになる。
ゲームを進めていけば、アーマー値回復効果付きのシーカーマインなど、他のサポート用スキルも手に入るようになるが、フィクサードローンは序盤に欠かせないパワフルなスキルだ。
3. コントロールポイントで味方を呼ぶ
ワシントンD.C.を移動していると、敵対勢力が占拠しているコントロールポイントに遭遇する。
コントロールポイントは、ファストトラベルのポイントとして使用したり、集めた物資を渡して経験値を稼いだりすることができるので非常に重要だ。
また、これらを敵対勢力から取り返すと、アイテムが大量に手に入るサプライルームへアクセスできるようになる他、周辺の特定のミッションをクリアすれば、経験値やMODが手に入れる。
しかし、コントロールポイントを取り返すのは簡単ではない。ソロならその難度はさらに高まる。
しかし、有り難いことに、コントロールポイントに入ると、フレアガンで近くの味方を呼べるようになっている。初心者は必ず近くの味方を呼ぶようにしよう。チームでプレイしていない時はNPCが助けに来てくれる。
NPCたちが到着すると、敵の攻撃をある程度引き受けてくれるようになるので、前進したり、側面や裏を取ったりするのが楽になる。
また、NPCは敵のカウンターからエリアを守るのも得意としており、タレットを上手く扱ったり、制圧射撃を行ったりして、敵をコントロールポイントから遠ざけてくれる。
『ディビジョン2』の味方NPCは非常に有能なので積極的に活用しよう。
4. 序盤は武器や装備に拘りすぎないようにする
他の多くのRPGタイトルと同じで、『ディビジョン2』も前半はどんどんレベルアップするので、使っている武器があっという間に “不要” になっていく。使わずに捨てる武器もあるくらいだ。
しかし、お気に入りの武器に出会い、それを使い続けたいと思っているプレイヤーには、これが少し問題になる時がある。
自分のレベルより遥かに下で、普通の敵を倒すのにも手こずってしまうような武器でも、気に入っていれば使い続けてしまうものだ。
そのようなお気に入りのアサルトライフルやスナイパーライフルを手放すのは心苦しいが、ゲーム序盤は武器やロードアウトに拘りすぎないように注意して、常に入れ替えながら、自分のレベルに合ったものを装備していくようにしよう。
『ディビジョン』シリーズはアイテムが手に入るチャンスが多いので、すぐに似たような武器やアイテムに出会えるはずだ。
5. コミュニティをアップグレードする / ミッションをこなす
『ディビジョン2』では、ワシントンD.C.内に点在する市民たちの生活拠点 “コミュニティ” をアップグレードできるようになっているのだが、これは非常に重要だ。なぜなら、続けていけば、市民をリクルートしてホワイトハウスへ連れて行けるようになるからだ。
たとえば、最初に向かうことになる “シアターコミュニティ” は、ある程度アップグレードをすれば、イナヤ・アルカリクが作戦基地でクラフトをしてくれるようになる。
また、コミュニティを付近の敵対勢力の脅威から解放すれば、市民たちがオモチャで遊んだり、芸術を楽しんだりするようになるので、そのような姿が心の癒やしになっていく。
また、コミュニティでは様々なミッションが受けられる。また、その多くは分かりやすいもので、市内のパトロール活動を通じてクリアしていくタイプの長期的なミッションも含まれている。
このようなミッションを完了させると経験値が大量に獲得できる他、アタッチメントのMOD、武器などの設計図も獲得できる。
6. セーフハウスを解放する
目的地までひたすらワシントンD.C.市内を歩くのが面倒に感じる時がある。横道に逸れたり、角を曲がったりするたびに敵対勢力が待っている時は特にそう感じるはずだ。
このような面倒を避けるために、各エリアに存在するセーフハウスを探してみよう。セーフハウスは、外界のカオスから自分たちを守ってくれる上に、付近の目的地へ急ぎたい時のファストトラベルポイントにもなってくれる。
セーフハウスにはその他にもいくつかのメリットがあり、作戦基地から離れていて装備が一杯になってしまった時にアイテムや武器を売ることができる。また、チームメイトを探している他のプレイヤーにコンタクトを取ることもできる。
各セーフハウス内に残されているエージェントデータも集めるようにしよう。エージェントデータを集めると、Perk獲得に使用できるSHDキャッシュが隠されている場所がマップ上に表示されるようになる。
7. ダークゾーンではいつも以上に警戒する
『ディビジョン2』で最もエキサイティングなエリアのひとつが、ワシントンD.C.内に3つ用意されている「ダークゾーン」だ。ここはまさに無法地帯で、他のプレイヤーたちとアイテムを奪い合うことができる。
ダークゾーンには回収ポイントが点在しており、ダークゾーンで手に入れたアイテムや武器はここから搬送してもらわないと獲得・使用ができない。そのため、回収ポイント周辺が激戦エリアになることが多い。
ダークゾーンでは、非常に優秀な武器やアイテムが手に入る可能性があるため、他のエージェントたちがローグ化して襲ってくることも十分に考えられる。
よって、ダークゾーンに入る時はいつも以上に警戒する必要がある。なるべくひとりで飛び込むのは避けて、パートナーやグループと一緒に行動して、奇襲に対応できるようにしておこう。
ローグ化したプレイヤーを見つけたら、周囲にいるエージェントたちと協力して倒すようにしよう。逆にダークサイドへ堕ちたいなら、ローグ化したプレイヤーとしばらく共闘しても良いだろう。いずれにせよ、最終的に獲得できるアイテムを良く考えた上で行動するようにしよう。
『The Division 2 / ディビジョン2』は2019年3月15日にPS4・Xbox One・PCでリリース予定。
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