サイクリング
パリ〜ルーベ2026:ワウト・ファンアールトが悲願の初優勝!
2018年からフランスの石畳を走る高難度モニュメント優勝を目標にしてきたベルギー人トップライダーがついに悲願を達成!
パリ〜ルーベ2026はワウト・ファンアールトがタデイ・ポガチャルをゴール前スプリントでかわして制し、悲願の同レース初優勝を記録した。
現在31歳のファンアールトはゴール地点のルーベのヴェロドロームの最後の最後でポガチャルを抜き、数多のアタックとメカニカルトラブルに要約される この歴史あるワンデイレースを勝者として終えた。
パリ〜ルーベ
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元チームメイトに捧げる勝利
幾度となくこのレースの優勝を逃し続けてきたファンアールトは、ゴール後に感情的になった。
「このレースには見放され続けてきましたが、経験を得ることはできていました」とこれまでのパリ〜ルーベを振り返ってファンアールトはコメントした。「ですので、今日も、運が味方をしてくれなかったときに自分を信じ続けることができました。ようやく報われましたね」
運が味方をしてくれなかったときに自分を信じ続けることができました
ファンアールトは2018年にパリ〜ルーベデビューを飾ったが、この年のレースは、当時チームメイトだったマイケル・ホーラールツがクラッシュ後に心肺停止となり命を落としていた。
「あの年以来、パリ〜ルーベに出場して彼に勝利を捧げることが自分の目標になっていました。今日の勝利は彼と彼のご家族、そして当時のチームスタッフの皆さんに捧げます」
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パリ〜ルーベ2026の激闘
パリ〜ルーベは最も有名な自転車ワンデイレースのひとつで、その大きな特徴として知られる長い石畳セクションはトップライダーさえも振り回される厄介さで、レース結果を左右するときが少なくない。
レーススタート前は3連覇中のディフェンディングチャンピオンのマチュー・ファン・デル・プールと、初優勝を狙うキング・オブ・ロードレースのタデイ・ポガチャルに注目が集まっていた。一方、ファンアールトはこのレースで幾度となく優勝を惜しいところで逃していた。
レース序盤はハイペースで進み、石畳セクションが始まるまではペロトンも固定されていた。しかし、石畳に入ってからはメカニカルトラブルとパンクが頻繁に発生し、ポガチャルとファン・デル・プールも巻き込まれた。
レース終盤に入ると、ファンアールトとポガチャルが抜け出し、アタックを仕掛け合ったがお互いを振り切ることはできなかった。そしてゴール地点のヴェロドロームに並んで入ったあと、ファンアールトがスプリント勝負を仕掛けて、ラスト200mで抜け出てそのまま優勝した。
3位にはヤスペル・ストウィヴェンが入った。
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パリ〜ルーベ2026:最終結果
- ワウト・ファンアールト(チーム・ヴィスマ・リースアバイク)5時間15分52秒
- タデイ・ポガチャル(UAEチーム・エミレーツ・XRG)同着
- ヤスペル・ストウィヴェン(スーダル・クイックステップ)+13秒
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