League of Legends World Championship 2026(略称:Worlds 2026) が開催される。 2026年10月15日 から 11月14日 まで世界の19チームが米国に集結し、栄光のトロフィー “サモナーズカップ” を目指して実力を競い合う。今年は、タイトルホルダーの T1(韓国) が4連覇を狙う中、中国・欧州・北米を含む世界の強豪チームたちがその阻止を狙う展開が予想されている。 以下に、開催日程・時間や出場チームを含むWorlds 2026のイベント情報をまとめて紹介しよう!
Worlds 2026は 『リーグ・オブ・レジェンド』の世界選手権 で、同タイトルのeスポーツシーズンにおけるハイライトだ。このイベントでは、 世界各地域のトップリーグの上位チーム たちが実力を競い合いながら世界一の称号を目指す。
今年は「 This is Our Moment / 私たちのときだ 」というコピーが用意されており、Riot Gamesはプロプレイヤーとプロチームだけではなく、ファンも含めたこのMOBAクラシックタイトルを取り巻くすべてにスポットライトを当てている。
Worlds 2026のコピー "This Is Our Moment"
© Riot Games
今年のWorldsは2011年の初回から数えて 16回目 の開催となる。2011年はDreamHack Summerの一部として開催され、賞金総額は10万米ドルだったが、昨年の賞金総額はこれを大きく上回る 500万米ドル が用意されていた。
現在、Worldsは 世界最大のeスポーツイベントのひとつ として認識されており、『リーグ・オブ・レジェンド』の競技シーンのシーズンフィナーレとして位置づけられている。そのため、Worlds 2025のファイナルは 670万人 が視聴し、 eスポーツ史上2番目の視聴者数 を記録した。 World 2026の開催地と日程は?
World 2026は、米国・ロサンゼルスで10月15日のプレイインからスタートする。
World 2026のファイナルの開催地と時間は?
ファイナルは、日本時間2026年11月15日午前4時から米国・ブルックリンで開催される。
Worlds 2026の出場チームは?
中国・韓国・欧州・北米・アジア太平洋・ブラジルの19チームが出場する。
ディフェンディングチャンピオンは?
Worlds 2025はT1が優勝。今年は4連覇を狙う。
Worlds 2026の公式テーマ曲は?
Worlds 2026の公式テーマ曲(アンセム)はバーチャルヒップホップグループTrue Damageによる「Know My Name」。
Worlds 2026の賞金総額は?
Worlds 2026の賞金総額は500万米ドル。優勝チームにはその5分の1となる100万米ドルが手渡される。
Worlds 2026は 3フェーズ に分かれており、米国内で4週間に渡り開催される。
日本と米国には大きな時差があるため、 翌日の深夜または早朝の配信 になる。日本時間を反映させた配信スケジュールは以下の通り。“翌” と表記されている場合は、記載されている日の翌日を意味する(例:プレイイン初日は10月16日午前3時で、最終日は10月19日午前3時)。
Worlds 2026の全マッチは、 Twitch 、 YouTube 、 lolesports.com で配信される。Twitchの配信チャンネルに登録すると、エモートやバッジ、広告なしなどの特典が得られる。配信から得られる収益の一部は、『リーグ・オブ・レジェンド』のリーグおよびチームに配分される。 尚、11月12日から14日までは、ニューヨーク州ローワーマンハッタンのピア36でファンフェスティバルが開催される。期間中は開発チームによるトークや、スペシャルゲストの登場、インタラクティブなアクティビティなどが楽しめる。
4チームがダブルエリミネーション方式のトーナメントを戦う。すべての対戦でBO5(3先 / 3勝で勝ち抜け)が採用される。組み合わせは無作為抽出(ランダム)で決まる。優勝チームのみがスイスステージへ進出。出場チームは Cloud9 (北米第3シード)、 Karmine Corp (欧州第3シード)、 MVK Esports (アジア太平洋第3シード)、 FURIA (ブラジル第2シード)。
16チームが5ラウンドずつプレイする。3勝したチームがクォーターファイナルへ進出し、3敗したチームはその時点で敗退となる。ラウンド2からは、対戦成績が同じチーム同士が対戦する(例:1勝0敗チーム vs. 1勝0敗チーム)。同じカードの再戦はない。
10月18日のプレイイン終了後、4ポットに分けられてラウンド1の組み合わせ抽選が行われる。ポット1のチームがポット4のチームと対戦し、ポット2のチームがポット3のチームと対戦する。ラウンド1で同じ地域のチーム同士の対戦は行われない。
8チームがクォーターファイナル、セミファイナル、ファイナルを戦う。10月31日の組み合わせ抽選では、3連勝でスイスステージを勝ち抜いた2チームと、3勝2敗でスイスチームを勝ち抜いた2チームが対戦する。残り4チームで組み合わせが行われる。
韓国・中国から4チームずつ、欧州・北米・アジア太平洋から3チームずつが出場する。韓国と中国の合計8チームはすべて自動的にスイスステージからの出場となり、プレイインには出場しない。
ひとつ明確なのは、Worlds 2026の優勝を狙うなら “韓国” という大きな壁を乗り越える必要があるということだ。LCKからは中国を除く他の地域よりも多い4チームが出場し、しかも全チームがスイスステージからの出場となる。その中で優勝候補筆頭に数えられるのが Gen.G だ。 今シーズンもLCKプレイオフで優勝したGen.Gは、Worldsに7シーズン連続で出場する。しかし、このチームにはWorlds優勝経験がなく、現ロースターを支えるミッドレーナー Chovy はWorldsファイナルのプレイ経験がない。また、Gen.GはFirst Stand 2026も3-4位に終わっている。
Worlds 2025で6回目のWorlds制覇を達成したT1
© Colin Young-Wolff/Riot Games
一方、 T1 はディフェンディングチャンピオンで、ファンからの人気も高い。 Faker 率いるこのチームが2023年、2024年、2025年に続く4連覇を達成する可能性は十分にある。しかし、2026シーズンのT1は不安定で、MSIではG2 Esportsに敗れ、Esports World CupもKarmine Corpに敗れている。また、LCKプレイオフでは「他チームの結果次第」まで追い込まれた。 とはいえ、評論家たちは近年のT1を「 レギュラーシーズンはいまいちだがWorldsでは活躍するチーム 」と評価している。そのため、彼らを過小評価することはできない。LCKからは他にも Hanwha Life Esports と Dplus Kia が出場する。
東アジアからの最大の脅威となりえるのが 中国 だ。 Bilibili Gaming はFirst Stand 2026を制しており、LPLでも両スプリットを圧倒した。また、Worldsも2024年にファイナル進出を果たしている(ゲーム5までもつれこんだあとT1に敗れた)。
他の中国チームに目を向けると、 Anyone's Legend はLPLチャンピオンとしてWorlds 2026に乗り込み、 TOP Esports もRegional FinalsでInvictus Gamingを3-1で下して出場権を獲得している。しかし、TOP Esportsは過去3回のインターナショナルイベントすべてでLCKのチームに敗れている。
Fakerは3連覇を達成
© Colin Young-Wolff/Riot Games
欧州チームの中で最大の注目を集めるのが G2 Esports だ。G2 EsportsはFirst Stand 2026でGen.Gに、MSIではT1に勝利しており、 今シーズンの韓国チームから勝利を挙げている数少ないチームのひとつ となっている。
Karmine Corp もEsports World CupでT1に勝利しているが、Worlds 2026は Cloud9 と同じくプレイインからとなるため、ファイナルまでの道のりは長い。また、アジア太平洋の MVK Esports と Team Secret Whales は、ダークホース的評価を受けている。
ここまでの評価はあくまで “下馬評” だ。プレイインでのパフォーマンスとスイスステージの組み合わせが優勝の行方を大きく左右することになる。
Worldsの 公式テーマ曲(アンセム) はイベントと同じくらい重要な扱いを受けてきた。2026年は「 Know My Name 」が公式アンセムに選ばれた。13曲目の公式アンセムとなるこの楽曲は、Riot Gamesによる バーチャルヒップホップグループTrue Damage によるもの。
チャンピオンがアーティストとして起用されており、【アカリ】と【エコー】がラッパー、【キヤナ】がシンガー&ラッパー、【セナ】がシンガー、【ヤスオ】がDJ&プロデューサーという設定になっている。
公式アンセム「Know My Name」を担当したTrue Damage
© Riot Games
実際のラップとヴォーカルを担当するのは現役アーティストたちで、ガールズグループi-dleのラッパー / プロデューサーのSOYEON、グラミー賞受賞経験を持つCoco Jones、グラミー賞ノミネート経験を持つラッパーVic Mensa、そしてメキシコ人ポップシンガーSofía Reyesが力を貸している。
ミュージックビデオはFakerが大きくフィーチャーされており、Riot Gamesは、この作品では『リーグ・オブ・レジェンド』史上最も有名なプロプレイヤーのT1でのWorlds3連覇達成までの道のりを描いていると説明している。逆境を乗り越えて進化を続けることを説くこのアンセムに相応しく、Worlds 2026スキンも「True Damage Yasuo Know My Name」とされている。
Worldsはこれまでに15回開催されている。T1はそのうち6回で優勝しており、最多優勝回数記録を保持している(SK Telecom T1時代も含まれる)。最多優勝回数を記録している国は韓国で、欧州は1回しか優勝していない。
2011年:Fnatic(欧州)
2012年:Taipei Assassins(台湾)
2013年:SK Telecom T1(韓国)
2014年:Samsung White(韓国)
2015年:SK Telecom T1(韓国)
2016年:SK Telecom T1(韓国)
2017年:Samsung Galaxy(韓国)
2018年:Invictus Gaming(中国)
2019年:FunPlus Phoenix(中国)
2020年:DAMWON Gaming(韓国)
2021年:EDward Gaming(中国)
2022年:DRX(韓国)
2023年:T1(韓国)
2024年:T1(韓国)
2025年:T1(韓国)