Ein Artwork mit mehreren Charakteren aus Street Fighter 6
© Capcom
Gaming

『ストリートファイター6』初心者用アドバイス:メインの決め方

『スト6』を手に入れたもののどのキャラクターを使えば良いのか分からない人のため、自分に最適なキャラクターを決めるのに役立つガイドを用意した。
Written by Matthias Regge (@PrinnyTonic)
読み終わるまで:5分最終更新日:
『ストリートファイター6』には18体のキャラクターがデフォルトで収録されているため、メインを決めるのは簡単ではない。
そこで、どのようにメインを決めたら良いのか分からない、またはどのキャラクターの能力がどのタイプにカテゴライズされるのか分かっていない初心者のために、自分のメインを決めるためのアドバイスを用意した。

最重要ルール

格闘ゲームでどのようなキャラクターを選べば良いのか分からない人のために第一のルールを教えよう。それは「自分が一番好きなキャラクターを選ぶ」だ。
その理由は性能でもルックスでも、フィーリングでも構わない。特定のキャラクターの何かが自分に合うと感じたなら、そのキャラクターの評価が低くても、操作が難しくても、プレイすべきだ。プレイを続ける中で評価の低さや操作の難しさがどうしても厄介に感じるなら、他のキャラクターへスイッチすれば良い。
格闘ゲームのメインの選択に影響を与える要素は他にも色々ある。ニンジャや獣人、または武器持ちの女性などの特殊なルックスに拘り続けているプレイヤーがいれば、飛び道具や通常技のリーチなどの性能面を重視しているプレイヤーもいる。
また、特定のキャラクターアーキタイプに拘っているプレイヤーもいる。下項で『ストリートファイター6』初期キャラクター18体をキャラクターアーキタイプ別に分けてみた:

キャラクターアーキタイプ

キャラクターのカテゴリー(アーキタイプ)分けは常に議論を巻き起こす。なぜなら、明確に分けられないキャラクターが存在するからだ。というわけで、今回もあくまで “大雑把” なカテゴリー分けとして受け止めてもらいたい。
『ストリートファイター6』のキャラクターは主に以下の4タイプ(アーキタイプ)に分けることができる。
『ストリートファイター6』のキャラクターアーキタイプ

『ストリートファイター6』のキャラクターアーキタイプ

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中距離(Mid Range):このアーキタイプのキャラクターは複数の距離で戦えるため対戦相手が懐に飛び込むのが難しい。よって、ニュートラルを有利に運ぶことができる。また、スタンスを近距離または遠距離に切り替えて攻撃できるツールが備わっているときも少なくない。
ラッシュダウン(Rushdown):このアーキタイプのキャラクターは対戦相手との距離を詰めるときに真価を発揮する。距離を詰めたあと択攻めやダウンを狙うこのアーキタイプは、その距離の詰め方と攻撃の持続方法にそれぞれの個性が確認できる。
グラップラー(Grappler):“投げキャラ” として知られるグラップラーの立ち回りの中心にはガード不能なコマンド投げ(コマ投げ)が位置している。そのため、対戦相手は攻撃かジャンプ、またはバックダッシュで回避を狙わなければならない。グラップラーはこのような対戦相手の “コマ投げへの警戒” を先読みして咎めることで勝利を目指す。
ゾーナー(Zoner):対戦相手をできる限り遠ざけておきたいなら、ゾーナーが正しい選択になる。いわゆる遠距離キャラクターの彼らはリーチが長く、懐に飛び込むのが難しい技を備えている。しかし、“遠距離” がすべてではない。タイミングを見計らって距離を詰めて、対戦相手にプレッシャーをかけていくこともできる。

プレイスタイルの違いを学ぶ

多くのプレイヤーにとってキャラクターアーキタイプよりも重要なのが、プレイの好みをより明確に表現できる “プレイスタイル” だ。キャラクターアーキタイプだけでは “攻撃型” なのか “防御型” なのかが判断できないときがある。
たとえば、ラッシュダウンのキャラクターの多くはその特性からほぼすべてが攻撃型であることが分かるが、他のアーキタイプにはそこまで明確に分からないキャラクターが含まれている。そこで『ストリートファイター6』の初期18体を攻撃型万能型防御型の3タイプにざっくり分けてみた。
『ストリートファイター6』のプレイスタイル

『ストリートファイター6』のプレイスタイル

© Capcom

攻撃型(Offensive):このタイプは対戦を有利に進めて相手がガード / ダウンしたときに最大限の力を発揮する。ケンやキャミィのようなキャラクターは前進しやすい技や距離を詰めてからプレッシャーをかけ続けやすい技を備えている。一方で、ブランカやキンバリーのようなキャラクターはダウンさせたあとの択攻めを得意としている。
万能型(Allrounder):このタイプは中長距離で優位に立てるツールを備えている。例としては、画面端まで届く飛び道具や空中や前方をコントロールできる技などが挙げられる。攻撃型のように前進に便利な技を備えているキャラクターもいるが、そこまで優秀ではない。
防御型(Defensive):防御型のキャラクターは相手をいなすのに長けている。相手の行動にカウンターを当てられる技や相手に特定の行動を強制する技を備えている彼らとの対戦では、攻撃の糸口を見つけるのが非常に難しい。エドモンド本田の頭突きやダルシムの通常技などが代表例と言えるだろう。スピードは遅いが秩序のあるプレイスタイルを備えているときが多い。

49分

Street Fighting -ストリートファイティング-

世界最強の格闘ゲームプレイヤーたちが集結する、Red Bull Kumite。『ストリートファイターV』のプレイヤー、Xiao Hai、Daigo、Gamerbee、Tokido、Luffyらが決死の覚悟で大会に備える。

トルコ語 +6

キャラクターを理解する

『ストリートファイター6』には、各キャラクターを試して学ぶための方法がいくつか用意されている。たとえば【FIGHTING GROUND】には各キャラクターのガイドが用意されており、様々な技や立ち回りが理解できるようになっている。
各キャラクターにガイドが用意されている

各キャラクターにガイドが用意されている

© Capcom

また、【コンボトライアル】ではコンボの繋ぎ方や状況別のコンボについて学べるようになっており、対空やカウンター、さらにはスーパーアーツでのコンボなどがカバーされている。
コンボトライアルでは初球から上級までのコンボを学べる

コンボトライアルでは初球から上級までのコンボを学べる

© Capcom

突き詰めれば、前半で述べた通り、好きなキャラクターや興味のあるキャラクターをひとまずプレイしてみることがメインを決める大きな助けになる。今回のガイドを参考にして選択肢をある程度狭めたあと、気になる順にプレイしてみよう。最後には必ず自分に合ったメインが見つかるはずだ。
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