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『ストリートファイター6』は『ストリートファイター』シリーズの進化版で、この作品を愛する新旧のファンたちは最高ランクを目指すオンラインコミュニティが盛り上がりを見せている。
『ストリートファイター6』ではカジュアルマッチとランクマッチが楽しめるようになっており、カジュアルマッチで基本を学んだあと、ランクマッチで腕試しができる。
この作品のランクマッチは難しそうに思えるかもしれないが、そのシステムはシンプルで、オンライン対戦の経験者ならすぐに慣れることができるだろう。
01
『ストリートファイター6』のリーグ
『ストリートファイター6』のランクシステムは、プレイヤーたちを複数のリーグに振り分けることで、実力が近いプレイヤー同士が対戦するようにしている。『ストリートファイター6』のリーグは以下の通り:
- ROOKIE
- IRON
- BRONZE
- SILVER
- GOLD
- PLATINUM
- DIAMOND
- MASTER
- HIGH MASTER
- GRAND MASTER
- ULTIMATE MASTER
- LEGEND
02
リーグ&ランク詳細
各リーグには5段階の☆ランクが設けられている。たとえば、《IRON》リーグにいるプレイヤーは次の《BRONZE》リーグを目指すことになるが、まずは《IRON》の☆ランクから☆☆☆☆☆ランクまでレベルアップする必要がある。このような細分化は、実力がなるべく近いプレイヤー同士が対戦できるようにするためのものだ。
また、ランクはキャラクターごとに設定されることにも触れておくべきだろう。つまり、リュウが《GOLD》☆ランクのプレイヤーでも、春麗は《SILVER》☆☆ランクになる可能性がある。この仕様は、プレイヤーが自分のメインのリーグ・ランクの降格・昇格を気にすることなく他のキャラクターを自由にプレイできることを意味する。
03
リーグ&ランクの決まり方
自分がどのリーグのどのランクからスタートするかは、最初の10戦(認定戦)の結果によって決定する。最初の10戦の難易度は格闘ゲーム経験に関する設問に回答することで決定する。
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ランクの昇格・降格
対戦ごとにLP(リーグポイント)が増加または減少する。基本的には勝てばLPが増え、負ければLPが減るというアイディアだが、リーグごとに異なるルールが設定されている。リーグごとのルールは以下の通り:
- ROOKIE:連勝ボーナスあり / 敗北時のLP減少なし
- IRON〜GOLD:連勝ボーナスあり / 下位リーグへの降格無し / ランク降格保護あり
- PLATINUM〜DIAMOND:連勝ボーナスなし / 下位リーグへの降格あり / ランク降格保護あり
- MASTER:連勝ボーナスなし / 下位リーグへの降格なし
- HIGH MASTER:MR(マスターレート)1600で昇格
- GRAND MASTER:MR1700で昇格
- ULTIMATE MASTER:MR1800で昇格
- LEGEND:MASTERリーグ上位500名
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《MASTER》の違い
《MASTER》は『ストリートファイター6』で初採用されたアイディアで、当然ながらここが最高レベルとなる。《MASTER》にはLPとは完全に異なるMR(マスターレート)が設定されており、3ヶ月ごとにポイントがリセットされる。このMRにを競い合うのが《マスターリーグ》となっている。尚、《MASTER》から降格することはない。
2025年2月からは《MASTER》と《LEGEND》の間に《HIGH MASTER》、《GRAND MASTER》、《ULTIMATE MASTER》が用意された。MRが一定値に達すると昇格できる。
06
前作との違い
『ストリートファイター6』の前作との大きな相違点は、オンライン対戦を推奨しているところにある。前作では下位リーグへ降格する可能性が高かったため、目標ランクに到達したあとプレイを続けるモチベーションを得るのが難しかった。
しかし、今作ではランク降格の保護(初回限定)と《MASTER》リーグからの降格なしが用意されているため、プレイヤーたちが下位リーグ降格のフラストレーションを溜めないで済むようになっている。
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リーグ人口データ&キャラクター使用率
2025年6月現在、最大人口のリーグは《PLATINUM》だ。プレイヤー数は33万4,300人で全オンラインプレイヤー数の19.59%を占める。2番目に人口が多いのは《SILVER》で14.75%、3番目は《MASTER》で13.69%となっている。
次は《GOLD》12.71%、《DIAMOND》11.76%と続く。《BRONZE》と《IRON》はそれぞれ10.27%と11.48%で、《ROOKIE》は5.75%と一番少ない。(参照元:METROGRAPH)
キャラクター使用率(2025年5月現在)は、全体トップは豪鬼となっている。リーグごとに順位が入れ替わるが、《ROOKIE》から《IRON》まではジュリ、ケン、キャミィがトップ3を占めており、《GOLD》から《MASTER》までのトップ3は豪鬼、ケン、リュウが占めている。《BRONZE》と《SILVER》はケンがトップで、《BRONZE》は2位・3位が豪鬼とジュリ、《SILVER》はこの2人の順位が入れ替わっている。(参照元:Buckler's Boot Camp)
以上が『ストリートファイター6』のランクシステムの概要となる。あとはオンラインで対戦を重ねていくだけだ。グッドラック!
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