Street Fighter V review 2
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【キャラクターランキング】『ストリートファイターV チャンピオンエディション』

『ストリートファイターV チャンピオンエディション』にはキャラクター40体が収録されているが、誰が強くて誰が弱いのだろうか?
Written by Andi Hamilton
読み終わるまで:17分最終更新日:
シーズン5のバランス調整が加えられてから、『ストリートファイターV チャンピオン・エディション』(以下、『スト5CE』)が正式にリリースされ、プレイヤーたちはキャラクター40体を使えるようになった。
Capcom Pro Tourの新シーズンの開幕が迫っているこのタイミングで、キャラクターランキング(キャラランク)を作ってみることにした。ただし、『スト5CE』に関して言っておきたいことがある。
それは、このゲームでは “最弱” とされているキャラクターでも正しいプレイをすれば高ダメージを与えられるということだ。また、このゲームのキャラクターの最上位から最下位までの実力差はそこまで大きくない。
以上を念頭に置いて、最強から最弱までをSランクAランクBランクCランクの4段階に分けたキャラランクを作成した。
01

《評価基準》

今回のキャラランクは、各キャラクターを以下の4項目の評価を元に作成した:

◆ニュートラル性能

すべての対戦は “ニュートラル” から始まる。“ニュートラル” とは両キャラクターが距離を取って立っている状況、いわゆる五分五分の状況を指す。
つまり、ここでのニュートラル性能とは、間合いを管理しながら攻撃のタイミングを伺う、クラッシュカウンターや他の攻撃で対戦相手のミスを咎めるなどのプロセスがどれだけスムーズかつ楽に進められるかを意味している。

◆有効ツール数

『スト5CE』のツールの一部は非常に便利で、それらを使えば特定の状況で優位に立つことができる。たとえば、3フレーム弱パンチ無敵技VトリガーVスキルなどはキャラクターの “強さ” に大きく影響してくる。

◆苦手なマッチアップ数

一部のキャラクターは苦手なマッチアップを抱えている。ザンギエフダルシムの関係がその好例だ。
攻撃範囲が狭いザンギエフが距離を取りながら戦えるダルシムを捕まえるのは非常に難しいため、ダルシム使いは比較的簡単にザンギエフ使いを倒すことができる。このようなマッチアップが少ないほど高く評価される。

◆逆転性能

『スト5CE』の一部のキャラクターは、Vトリガーを上手く発動させると思わず「そんな馬鹿な!」と言ってしまう大逆転劇を演出できる。対戦相手が予想していなかったタイミングでVトリガーを発動させて一気に畳みかけられる性能はキャラクターの評価を左右する。
02

《Sランク》

ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト” がこのランクだ。この最強ランクに属するキャラクターは苦手なマッチアップがほぼゼロで、有効ツールを持ち、戦況をさらに優位にする、または一発逆転できる強力なVトリガー / Vスキルを発動できる
以下の7キャラクターは、Capcom Pro Tour 2020シーズンのトーナメントのトップ8に残る確率はかなり高いと言える。
◆G
『スト5CE』のGはかなり強いと言って良いだろう。強キャラクターに必要なツールを数多く備えており、シーズン5のバランス調整でも大きなナーフ(弱体化)は加えられず、むしろ若干バフ(強化)された。
通常技も必殺技も強く、Vスキルも優秀だが、Gに高評価をもたらしているのは非常に強力なVトリガーで、【G・スマッシュ・アンダー】からの高火力のロングコンボとコマンド投げは対応が難しい。
圧勝や逆転劇を画面上のどこででも生み出せる世界大統領は、間違いなくCapcom Pro Tour 2020シーズンの強キャラクターのひとりになるだろう。
◆ラシード / RASHID
シーズン4で大活躍だったラシードも特に大きなナーフが加えられなかったため、シーズン5でも引き続き強キャラクターとして活躍することが予想される。
動き出しが早く、ニュートラルで強さを発揮する優秀な通常技を備えており、VトリガーとVスキルも文句なしと高性能&超攻撃的キャラクターのラシードは、どのキャラクターが相手でも自分のペースに持ち込める対応力が最大のストロングポイントだ。
ラシード

ラシード

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◆春麗 / CHUN LI
春麗はシーズン1では非常に強かったが、シーズン2で大幅にナーフされてしまったため、春麗使いの多くが彼女を手放してしまった。しかし、そこからはバランス調整のたびに強化されており、今回のシーズン5でSランクまで復活した。
シーズン2のナーフにも滅入らずに彼女を使い続けた春麗使いは間違いなく我慢した甲斐を感じているはずだ。ニュートラルで対戦相手を蹂躙できる優秀な通常技を備えている彼女は、【強百烈脚】でダウンさせて起き攻めに持ち込める他、優秀なVトリガーも発動できる。
Gよりもプレイに精度が求められるので3番目となったが、シーズン5のトーナメントで彼女を見かける回数は増えるはずだ。
◆ベガ / M. BISON
“ミスター・ラスボス” は強力なプレッシャー性能と優秀なVスキル・Vトリガーを備えていることが評価されてSランク入りを果たした。
防御用ツールがやや不足しているが、対戦相手を文字通り “圧倒” できる攻撃力の高さがその欠点を十分にカバーしている。
アグレッシブなベガ

アグレッシブなベガ

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◆いぶき / IBUKI
“択攻め女子高生” こといぶきは通常技と非常に強力な2種類のVスキルを備えている。
Vスキルのひとつは左右で択攻めができる【撒菱】で、これはトッププレイヤーたちの間で最適な活用法の研究が続いている。また、Vトリガーの【風魔手裏剣】も択をさらに増やしてくれる。
Vトリガーが発動できる状況になれば、いぶきはあらゆる対戦相手の裏をかけるようになるので、ほんの少しでも彼女の攻撃を読み違えれば、一気にスタン、そしてKOまで運ばれてしまう。
◆是空 / ZEKU
シーズン4でトッププレイヤーたちが最適な起用法を見出したことで一気に強キャラクター入りを果たした是空は非常に強力なツールを備えている。
【武神雀羅】は左右・コマンド投げの択攻めができるのでかなりのダメージを加えられる。また、 老と若の2バージョンを上手く切り替えられるようになれば優秀な格ゲーキャラクターに必要なツールのほぼすべてを手に入れることができる。
是空にはいくつかの弱点(たとえば、若には有効な対空技がない)が、クリーンなプレイでニュートラルを制したあと一気に畳みかけることができる性能がそれらの弱点を十分にカバーしている。
VスキルIIも非常に優秀だが、この性能が完全に明らかになるまでにはトッププレイヤーたちの研究が進むのを待たなければならない。
◆アビゲイル / ABIGAIL
アビゲイルはVトリガーからすべてが始まる。ほぼすべての通常技を強化してくれるVトリガーIも非常に優秀だが、アーマー性能が付与されるタックル攻撃VトリガーII【ハイブリッドチャージ】は戦況を一気にひっくり返せる。
【ハイブリッドチャージ】からのコンボは大ダメージを与えることができる。フルチャージをすればガードブレイクのチャンスが生まれ、さらにはほぼ無敵の状況を作り出すこともできる。
『スト5CE』最大の体力と最大級の火力を誇るアビゲイルがVトリガーを引けば、全員を恐怖に陥れることができる。特にVスキルIは非常に使い勝手が良い。
また、タイヤを呼び出せるVスキルII【カモンスペアタイヤ】はトッププレイヤーたちがまだ最適解を見出せずにいるが、非常に興味深い存在だ。この巨体キャラクターにはニュートラルでけん制できる飛び道具だけが欠けていたが、ついにそれを手に入れた。
アビゲイルはまさにタンク

アビゲイルはまさにタンク

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03

《Aランク》

Aランクのキャラクター陣はほぼすべての部分で強く、バランスにも優れているが、Sランクのキャラクター陣のように “頭ひとつ抜けている部分” がない
とはいえ、Aランクでも対戦相手を窮地に追い込むことはできる。Sランクと同じようにCapcom Pro Tour 2020シーズンで頻繁に見かけるはずだ。
◆かりん / KARIN
シーズン4で猛威を振るったかりんは、特長のひとつだった画面端のプレッシャー性能がシーズン5でナーフされた。とはいえ、『スト5CE』の彼女は活躍に必要なツールをほぼすべて備えており、さらにはVスキルとVトリガーも優秀なので、今シーズンも強キャラクターのひとりと言えるだろう。
◆ユリアン / URIEN
これまで強キャラクターと中キャラクターの境界線上にいたユリアンは、今回のVスキルIIのおかげで強キャラクターという評価を確実にした。ユリアンのVスキルIIは、いくつかの苦手なマッチアップでの立ち回りを大きく助けてくれる。
ユリアンはニュートラル性能に優れた通常技と優秀なVトリガーも備えているが、【エイジスリフレクター】がユリアン最強技であることに変わりはない。スキル自慢のプレイヤーがこれを発動すれば、対戦相手の攻撃を切りつつ一気に畳みかけてスタンまで運べる。
◆豪鬼 / AKUMA
豪鬼はとにかく技が優秀なので、この先何が起きても強キャラクターの枠から外れることはないだろう。豪鬼はガードをこじ開けて大ダメージを与えられる選択肢を数多く備えており、この性能に変更は加えられていない。
しかし、依然として体力に問題を抱えている豪鬼は、しゃがみ中パンチがナーフされ、飛び道具からのVトリガーI発動ができなくなったことで評価が多少下がってしまった。
VトリガーI次第とも言える豪鬼

VトリガーI次第とも言える豪鬼

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◆コーリン / KOLIN
VトリガーIの強力な択攻めに加え、VスキルIIでワンボタン・コマンド投げもできるようになったコーリンは、今シーズンも強キャラクターのひとりだ。
◆キャミィ / CAMMY
シーズン4でかなりナーフされたキャミィはシーズン5でバフされた。豪鬼と同じく、キャミィも常に強キャラクター枠に入れるだけのツールを備えている。VスキルIIは使い勝手が良さそうだが、評価を下すのは時期尚早だ。
キャミィはシーズン5で復活するのだろうか?

キャミィはシーズン5で復活するのだろうか?

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◆ララ / LAURA
Capcom Cup 2019で優勝したiDomのメインのひとりがララだった。ララは対戦相手を圧倒できるキャラクターだが、シーズン1のあとに彼女がエリートレベルで起用されることはなかった。
勢いに乗れればどのキャラクターが相手でも瞬殺できるララは、VスキルIIがプレイヤーの間でどう評価されるかが今シーズンのポイントになるだろう。
◆ガイル / GUILE
ニュートラル性能に秀でており、VスキルとVトリガーも申し分のないシンプル&ソリッドなキャラクターとして知られるガイルは依然として汎用性が高く、マッチアップに振り回されないプレイをすることができる。
安定しているガイル

安定しているガイル

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◆ポイズン / POISON
Capcom Cup 2019で優勝したiDomが用意していたもうひとりのメインがポイズンだ。2019年夏に追加されたDLCキャラクター3人の中で最弱と思われていたが、いざを蓋を開けてみると最強だった。
ロングレンジの攻撃に優れているポイズンは『スト5CE』最強の対空性能を備えている。また、想定外の大ダメージを与えることもできる。
◆影ナル者 / KAGE
シーズン5で大幅にバフされたのが影ナル者だ。カウンターからのコンボが繋がりやすくなり、起き攻めもしやすくなった。また、VトリガーIとVスキルIIも強力で、ターゲットコンボをしゃがみに当てられるようになった。
◆エド / ED
エドもシーズン5で大幅にバフされたキャラクターのひとりで、強化の方向性も影ナル者に近い。弱攻撃からのコンボ性能が上昇した他、サイコパンチ系がいくつか強化され、VスキルIIも非常に優秀だ。VスキルIIは苦手なマッチアップで大きな助けになってくれるだろう。
◆ネカリ / NECALLI
オリジナルの『ストリートファイターV』からほとんど調整が加えられていないネカリは最も完成されたキャラクターで、強キャラクターのひとりに含まれ続けている。同ゲーム最強クラスのVトリガーと優秀なVスキルが高く評価されている “魂屠る闇” は、強キャラクターに必要なツールのほぼすべてを備えている。
オリジナルからほとんど強さが変わっていないネカリ

オリジナルからほとんど強さが変わっていないネカリ

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◆レインボー・ミカ / R. MIKA
対空性能が大幅にナーフされ、優秀なツールのひとつも奪われてしまったが、レインボー・ミカが優秀な攻撃的キャラクターのひとりであることに変わりはない。コマンド投げの択攻めとブリムストーンは今も高火力を誇っている。
◆メナト / MENAT
間合い管理に優れたロングレンジ系キャラクターのメナトはこのゲームでは非常に貴重な存在だ。対戦相手を遠くに置ける彼女は、十分なスキルを備えているプレイヤーが正しいタイミングでVトリガーIを引けば、トリッキーなプレイを披露してくれるが、防御の選択肢が少ないのが弱点だ。
◆ギル / GILL
ギルの強さを正確に評価するのは時期尚早だが、高火力と豊富な択攻めという特徴は強キャラクター入りが約束されていると言って良いだろう。
04

《Bランク》

Bランクも基本的には優秀だが、苦手なマッチアップがいくつかあるキャラクターや、優秀だが部分的に弱点があるキャラクターが含まれている。
Bランクの全キャラクターがそれぞれユニークな特長を備えており、キャラクタースペシャリストが正しく操作すれば非常に強くなれる。しかし、突き詰めて言えば、Aランクの方が優秀で勝率も高い。
◆ザンギエフ / ZANGIEF
ザンギエフはシーズン5で弱冠バフされ、VスキルIIはいくつかの苦手なマッチアップの助けになる。しかし、それでもザンギエフはザンギエフのままで、距離を取られてしまえば性能をフル活用できなくなってしまう。とはいえ、一瞬で勝利を手にできる爆発力には注意が必要だ。
◆ファルケ / FALKE
ファルケは過小評価されていたキャラクターだったが、シーズン5で弱冠バフされた。火力は十分で、間合いを活かした非常に効率の良い立ち回りも可能だ。また、急降下系跳び蹴り(ダイブキック系)を持つキャラクターとの対戦では優秀なカウンターピックになる。
◆コーディー / CODY
VスキルIIの研究がもう少し進めば、キャラランクがもう少し上がるかもしれない。いずれにせよ、コーディーはシーズン5で順当にバフされており、キャラランクも上がった。ナイフのVトリガーIの方が使う機会が多いが、鉄パイプ・コマンド投げのVトリガーIIも非常に強力だ。
◆エドモンド本田 / E. HONDA
エドモンド本田は現在コミュニティ内ではノーマークで、キャラランクで最も過小評価されている可能性が高い。しかし、新しいVスキルIIはかなりの高火力で、【スーパー百貫落とし】は『スト5CE』で最もコスパの良い技のひとつだ。恐怖の存在になる可能性は十分にある。
◆ファン / F.A.N.G.
F.A.N.G.(ファン)も過小評価されているキャラクターのひとりだ。このキャラクターは防御の選択肢が致命的に少ないことで辛酸を舐め続けているが、今回のVスキルIIで以前より少しは窮地を脱出しやすくなった。
また、択攻めやセットプレイをマスターすれば、非常にユニークで効果的なキャラクターに育つだろう。
独特ゆえに過小評価されているF.A.N.G.

独特ゆえに過小評価されているF.A.N.G.

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◆バーディー / BIRDIE
レインボー・ミカと同じく、バーディーもシーズン4最強クラスと言われていた対空性能が大幅にナーフされた。また、バーディーはニュートラルの立ち回りも弱冠ナーフされた他、VスキルIIも期待外れで使えないもののように思える。シーズン5最悪の被害者と言えるのかもしれない。
◆さくら / SAKURA
いくつかのバフが加えられたことで使い勝手が良くなったさくらは、ナウマンがメインに据えてEVO 2019を優勝したため、多くの格ゲープレイヤーがこの女子高生を見直している。松濤館系最強までの道のりはまだ遠いが、シーズン5の彼女はかなり強い。
◆バイソン / BALROG
バイソンは間違いなくバフされたキャラクターだ。VスキルIIによって最も苦手としていたマッチアップ(ザンギエフ)が最も得意なマッチアップに変わった。
依然として高火力を誇っており、この特長がいくつかの欠点をカバーしているが、それでもキャラランク的にはシーズン4とほぼ同じで、シーズン2の強さは跡形もない。
超高火力だが弱点もあるバイソン

超高火力だが弱点もあるバイソン

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◆ルシア / LUCIA
2019年夏に追加されたDLCキャラクターの中で最強と思われていたが、蓋を開けてみたら最弱だったのがルシアだ。ツールの数は揃っているが、どれも今ひとつで使い勝手が悪い。
◆ブランカ / BLANKA
過小評価されている可能性が高いブランカは優れたツールを数多く揃えており、火力も択攻めも申し分ないが、同じ仕事をブランカよりもっと上手くこなしてくれるキャラクターが複数いる。
◆ケン / KEN
ケン使いはVスキルIIの恩恵を受けるはずだが、一般的な評価はシーズン4と変わらない。いくつかの変更が加えられてややバフされた印象だが、影ナル者や豪鬼の代わりにケンを選ぶのは、ケンが死ぬほど好きなプレイヤーだけだろう。
◆リュウ / RYU
リュウもケンと同じで、VトリガーIが以前からそうあるべきだったレベルまでバフされただけで、これを喜んで活用する熱心なリュウ使いにしか選ばれないだろう。
◆サガット / SAGAT
タイガーショットの間合い管理能力とタイガーアッパーカットの対空処理能力は本当に素晴らしいが、SとAランクの大半がこれらの対抗策を備えている。
◆アレックス / ALEX
アレックスに間合いを詰められたあと判断を誤れば一瞬でKOされてしまう。しかし、残念ながら、全体的にバフされて優秀なVスキルIIが加わったにもかかわらず、『スト5CE』のアレックスは元々得意だったマッチアップがさらに得意になっただけで、苦手なマッチアップの数が減ることはなかった。
05

《Cランク》

現行メタで最弱とされるのがこのランクだ。このランクのキャラクター陣はそれなりにストロングポイントを持っているが、ウィークポイントも複数あり、苦手なマッチアップの数も多い。
もちろん、『スト5CE』に冗談抜きに使えないキャラクター、逆の意味での “ぶっ壊れ” キャラクターは1体もいないが、Cランクのキャラクター陣はすべての面においてS・A・Bランクより劣っている。
◆ナッシュ / NASH
巨星堕つ。かつてはSランクだったナッシュは依然として優秀なツールをいくつか備えているものの、全体的には何の特色もないキャラクターになってしまった。基本性能が他のほぼすべてのキャラクター(下の2体を除く)より劣っている。
かつての強さがまったく見られなくなったナッシュ

かつての強さがまったく見られなくなったナッシュ

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◆バルログ / VEGA
シーズン5のバルログには新しい技を含む大幅なバフが加えられたが、依然として苦手なマッチアップが多い。圧倒されてしまう状況が多く、プレッシャーに抗えず、有効ツールも不足している。
序段で触れた通り、このゲームのキャラクターの最上位から最下位までの実力差はそこまで大きくないとはいえ、バルログ使いはまだまだ苦しみ続けるだろう。
◆ダルシム / DHALSIM
シーズン5のパッチノートを読む限り、ダルシムはかなり強くなった印象だ。
しかし、残念ながらアレックスと同じで、ダルシムは元々問題なかったマッチアップがさらに楽になるツールを手にしただけで、苦手なマッチアップの数に変化はない。むしろ、ザンギエフ戦ではダルシムのVスキルIIはロシア人に圧勝のチャンスを与えてしまう。
他のすべてのキャラクターがどこかしらがバフされた中、ダルシムは何もバフされなかったと言っても良いだろう。
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