ハワイ出身レジェンドサーファーの カリッサ・ムーア は世界の波を追いかけてきた。また、彼女はキャリアを通じて数々の記録を更新し、さらには既成概念を打ち壊しながら、主宰する 【Moore Aloha Foundation】 を通じて次世代女性サーファーたちのために道を切り拓いてきた。 ムーアは現役引退までに ワールドタイトルを5回獲得 し、2011年の初タイトルでは 史上最年少記録 を更新している。さらに、 ハワイアン・トリプルクラウン3回獲得 と WSL CT通算29勝 を誇る他、2021年には東京で 女性サーファー初の金メダリスト にも輝いている。また、2014年にドキュメンタリー『Riss -カリッサ・ムーア 最強女王の素顔-』(下)にフィーチャーされたこともある彼女は、当然ながら サーフィン殿堂入り も果たしている。
41分
RISS -カリッサ・ムーア 最強女王の素顔- ピーター・ハンブリンがサーフ界の最強女王をユニークな視点で捉えたドキュメンタリー作品。アップダウンを経て手に入れた新しい自分と共にWSLチャンピオンシップツアー(CT)に挑み続けるカリッサ。2019シーズン、4度目のワールドチャンピオンを手にした彼女の素顔に迫る。
オフは ハワイ・オアフ島 の自宅でのんびりと過ごしながら、裏庭の前に広がる美しいビーチとワイルドな波を楽しんでいるが、オンでは最高の波を探し求めて世界を飛び回っているムーアは、次のように語っている。
「訪れる場所から何かしらを持ち帰ろうとしています。自宅には世界各地のビーチから持ち帰った砂を飾っている部屋がありますよ」
探し求めているものが最高の波、最高のサーフスクール、最高のサーフカルチャーを問わず、 サーフィンのように世界の様々な素晴らしい場所を訪れることができるスポーツは他にない だろう。
そこで今回は、世界最高のサーフロケーションを8カ所選出した。チャンスがあれば是非とも訪れてみよう!
カリッサ・ムーアはホノルルでのサーフィンを楽しんでいる
© Trevor Moran
ニューサウスウェールズ州との州境に位置するクイーンズランド州ゴールドコーストは、世界中のプロサーファーたちから 「サーフィンのメッカ」 として考えられている。 通年で波が楽しめる美しいビーチ と、 サイクロンシーズンでピークに達する強烈なポイントブレイク は最高だ。
ゴールドコーストが世界的に有名な理由はこの海にある
© Andrew Shield
また、 30km 続く海岸線のどこかで ジャック・ロビンソン や モリー・ピクラム のような世界で活躍するローカルサーファーたちが ミック・ファニング や ステファニー・ギルモア のようなレジェンドサーファーたちと一緒に波を楽しんでいる様子が頻繁に確認できるのも魅力だ。 まず、サウス・ストラドブローク島の ジ・アザー・サイド(The Other Side / TOS) は素晴らしいビーチブレイクで、あらゆる方向からのスウェルが楽しめる。
3分
No Contest:ゴールドコースト "プロサーフシーンの日常" がテーマの動画シリーズが捉えたオーストラリア・ゴールドコースト
ここから南へ下っていくと、スピット(Spit)やメインビーチ(Main Beach)、さらにはこのエリア最恐の波のひとつであることに皮肉を込めて名付けられたサーファーズ・パラダイス(Surfer’s Paradise)のようなビーチブレイクが待っている。
さらに ブロードビーチ(Broadbeach) から マイアミ(Miami) へ抜けていけば、波の強烈さが増していき、伝説的なステータスを獲得している バーリー・ヘッズ(Burleigh Heads) では、ゴールドコーストエリアで最も強烈なバレルが楽しめる。
オーストラリアの朝日の中でライディング
© Trevor Moran
ここから先は、 カルンビン・アリー(Currumbin Alley) 、 キラ(Kirra) 、 スナッパー・ロックス(Snapper Rocks) が続き、通年でライディングできる ドゥランバ(Duranbah) で終わる。
正確にはニューサウスウェールズ州に位置するドゥランバは、コンディションを問わず楽しめるポイントのため、ゴールドコーストにひしめいているサーファーたちの 「いざというときのポイント」 として機能している。
5分
ダウン・ザ・ライン:ミック・ファニング ミック・ファニングがゴールドコーストの魅力を紹介!(英語音声)
米国は他の国よりも多くのサーファーを引き寄せている国で、ハリウッドが世界に広めた同国サーフカルチャーの代表格がカリフォルニア州だが、この州のサーフィンは、 映画『ロード・オブ・ドッグタウン』 で描かれているような マリブ(Malibu) や ベニスビーチ(Venice Beach) だけではない。
メキシコとの国境付近の サンディエゴ(San Diego) から北上して サンクレメンテ(San Clemente) に向かえば、 グリフィン・コラピント 、 コロヘ・アンディーノ 、そしてフロリダから移住した キャロライン・マークス のホームとして知られるあの ローワー・トレッスルズ(Lower Trestles) が待っている。 4分
ダウン・ザ・ライン:グリフィン・コラピント グリフィン・コラピントがローワー・トレッスルズの魅力を紹介!(英語音声)
ここからオレンジ・カウンティの ハンティントン・ビーチ(Huntington Beach) を抜けて サウス・ベイ(South Bay) からさらに北上するとロサンゼルスだ。
ロサンゼルス国際空港から車で1時間以内の距離に位置するマリブには初心者とプロの両方に適している サーフブレイク があり、さらにはセレブリティに出会えるチャンスもある。
また、マリブの ファースト・ポイント(First Point) はカリフォルニア州最高のライトのひとつと考えられており、テレビ番組 『ベイウォッチ』 で知られるようになった ズマ・ビーチ(Zuma Beach) は、あらゆるレベルのサーファーが楽しめる。
さらに北上すると、 サンタバーバラ(Santa Barbara) と ベンチュラ(Ventura) があり、州中部を抜ければ悪名高い スティーマー・レーン(Steamer Lane) を擁する サンタクルーズ(Santa Cruz) が待っている。
25分
No Contest:サンフランシスコ "プロサーフシーンの日常" がテーマの動画シリーズが捉えたカリフォルニア州サンフランシスコ
XXLサイズの冷たい波が好みなら、上の動画『No Contest』でも取り上げている マーベリックス(Mavericks) とサンフランシスコの オーシャン・ビーチ(Ocean Beach) が良いだろう。
サンフランシスコからさらに北へ向かうとオレゴン州との州境だ。ここまでのカリフォルニア州の海岸線は実に 1,350km以上 もあり、その間に位置するすべての河口、ポイント、ブレイクウォール、港湾には素晴らしい波が待っている。
レモーには ケリー・スレーター の人工ウェーブプール “Wave Ranch” もあるが、ここでライディングするためにはトップサーファーに知り合いがいるか、宝くじに当たるしかない。いずれにせよ、カリフォルニア州は “サーフィン・ロードトリップ” には最高のロケーション だ。
ブルース・ブラウンが監督を務めた1966年の映画 『エンドレス・サマー』 は、 ジェフリーズ・ベイ(Jeffreys Bay) の素晴らしい天候とセントフランシス岬周辺のビーチを世界に初めて紹介した作品として知られているが、今でもこのエリアは南アフリカのサーフシーンの “真の宝石” として認識されている。
“世界最高のポイントブレイク” と評価されるジェフリーズ・ベイは、南アフリカ・東ケープ州に位置している。南半球の夏を通じてサーフィンが楽しめる通称 “J-Bay” では、 世界中のナチュラルフッターが夢見る強烈なトレインチューブと延々と続くライン が楽しめる。
かの有名な ボーンヤード(Boneyard) から スーパーチューブス(Supertubes) を経由して ポイント・アンド・アルバトロス(Point and Albatross) までを含むジェフリーズ・ベイは、あらゆるサーファーに適している。
トム・カレン や ミック・ファニング のようなワールドチャンピオンから、 ジョーディ・スミス のようなローカルヒーローまで、多くのサーフィン・アイコンたちがジェフリーズ・ベイにその名を刻みつけてきた。また、J-Bay Proは WSL CTのハイライトのひとつ として有名で、世界中のサーファーとファンが注目している。 8分
No Contest:ジョーディ・スミス in ジェフリーズ・ベイ "プロサーフシーンの日常" がテーマの動画シリーズが捉えたジョーディ・スミスと南アフリカ・ジェフリーズ・ベイ
ジェフリーズ・ベイのあらゆるスウェルを経験したあとは、ローカルシーフード料理やサファリツアーを楽しもう。また、スリルを求めているなら、 全高216m の ブルークランズ橋(Bloukrans Bridge) からの バンジージャンプ に挑戦してみるのも悪くない。
ジェフリーズ・ベイから波に挟まれた ガーデン・ロード(Garden Road) に沿って東へ向かえば大西洋に面した美しい都市 ケープタウン に辿り着く。寒さが苦手なら北上して ダーバン へ向かい、埠頭周辺と ブラフ(Bluff) でハイクオリティな波を楽しもう。
25分
No Contest:南アフリカ "プロサーフシーンの日常" がテーマの動画シリーズが捉えた南アフリカ
ポルトガル・リスボンは夏に賑わうモダンな都市で、 ヨーロッパで最も活気ある都市のひとつ へと急成長中だが、車を少し走らせれば、 ヨーロッパ最高の波のひとつが楽しめるポイント にもアクセスできる。
ポルトガルでライディングする五十嵐カノア
© Tanner Carney
ポルトガルは現在人気急上昇中で、物価はリーズナブルでシーフードは絶品、経済面も好調だ。ここにワールドクラスのリーフブレイクを加えれば、 レオナルド・フィオラヴァンティ や 五十嵐カノア のようなトップサーファーたちがここに家を購入して転戦の合間を縫って過ごしている理由になる。 リスボンから 50km北上 すると、ヨーロッパで唯一 「ワールド サーフィン リザーブ」 に登録されている、チャーミングな漁村 エリセイラ に辿り着く。
3分
No Contest:ポルトガル "プロサーフシーンの日常" がテーマの動画シリーズが捉えたポルトガル
近くのペニシェやナザレよりもあらゆるレベルのサーファーが楽しめるこのポイントには様々な サーフスクール や キャンプ があるが、スウェルが訪れれば、 ハードコアサーファーですら満足する超強烈な波 が生まれる。
さらに北上すると、 “ヨーロピアン・パイプライン” として知られる スーペルチュボス(Supertubos) を擁する ペニシェ がある。WSL CTのレギュラーストップ、 Portugal Proの開催地 という事実は、このユニークな漁村が提供する波のクオリティの高さの証左だ。
ペニシェの波を攻める五十嵐カノア
© Tanner Carney
北上を続けると、ヨーロッパ最恐のサーフポイント、 ナザレ が待つ。 プライア・ド・ノルテ (Praia do Norte)のXXLビーチブレイクは世界的に有名で、ここではWSLビッグウェーブツアーの Big Wave Tow Challenge が毎年開催されている。
2分
ナザレ:トラベルガイド マヤ・ガベイラやカルロス・ブールがポルトガルのビッグウェーブスポットの魅力を紹介!(英語音声)
高さ24mの波 が次から次へと訪れるナザレは、ホットなサーフポイントであると同時に 観光スポット にもなっており、勇敢な男女サーファーたちが山のような高さのビッグウェーブに挑む様子をひと目見ようと、多くの人がここを訪れている。しかし、ナザレはあらゆるスウェルで波を生み出せるポイントで、 小さな波でも楽しめる ということはあまり知られていない。
ナザレの波を見守る人々
© André Botelho
リスボン、エリセイラ、ペニシェ、ナザレの他にも、南の アルガルヴェ から北のポルト周辺のビーチブレイクまで、ポルトガルの海岸線にはいくつものポイントがある。
“ポルトガルの虎” チアゴ・ピレス
© Ricardo Bravo
ローカルサーファーのヴァスコ・リベイロ
© Ricardo Bravo
ナザレを攻略するロス・クラーク=ジョーンズ
© Alex Laurel
ポルトガルのビッグウェーブに挑む五十嵐カノア
© Ricardo Bravo
ポルトガルの最高の波に辿り着くために必要なのは想像力と意志だけだ。イマジネーションを膨らませて空港へ向かい、自分の理想を追い求めよう!
ミック・ファニング in ポルトガル
© Trevor Moran
ケリー・スレーターのクラシックアクション
© Trevor Moran
ケリー・スレーター in ポルトガル
© Trevor Moran
世界最高の波を擁することを正当に主張できる国として最初に思い浮かぶのはどこだろうか?
インドネシアの朝日に照らされるマーロン・ガーバー
© Scotty Hammonds
インドネシアは 約18,000の島 から成り立っている島嶼国(とうしょこく:満潮時には17,000島になると言われている)で、 南西部 の多くの島でスウェルが楽しめる一方、スウェルをチューブに変える リーフブレイク も全国各地に隠れている。
10分
No Contest:バリ島 "プロサーフシーンの日常" がテーマの動画シリーズが捉えたインドネシア・バリ島
インドネシアのサーフィンは、この世界最大のムスリム国家の中央部に位置するヒンドゥー教の島、 バリ島 から始まった。
1970年代 に米国軍人とオーストラリア人観光客がこの島の白い砂浜とうねる波を気に入り、サーフボードを抱えて何回も戻ってきたことが、近代サーフィンのメッカのひとつが誕生するきっかけとなった。
パダンパダンで見事なチューブライドを披露するライザル・タンジュン
© Hamish Humphries
1980年代 の ワヤン・ガンティ(Wayan Ganti) や、1990年代と2000年代のテイラー・スティール監督映画作品にフィーチャーされた ライザル・タンジュン(Rizal Tandjung) 、さらには マーロン・ガーバー(Marlon Gerber) や マデ・ボル・アディ・プトラ(Made Bol Adi Putra) のようなプロサーファーたちの存在が リオ・ワイダ(Rio Waida) のインドネシア人初のCT参戦に繋がったこの国のローカルシーンは層が厚く、その強さは日々増している。
8分
サーフ・セッション:ブロンソン・メイディ in バリ ブロンソン・メイディをはじめとするインドネシアのローカルサーファーたちのバリ島でのライディングをチェック!
近年は北半球の アチェ(Ache) 、 シンガポール 、 マレーシア 、 スマトラ島、 さらには西の ジャワ島 、 バリ島 、 ロンボク島 、 スンバワ島 、 スンバ島 、 ロテ島 にもサーファーとサーフキャンプが確認できる。 海岸線が全長99,000km もあるインドネシアに良い波がないわけがないのだ。
21分
ブロンソン -サーフィンの神童- 世界最高クラスのサーフスポットがいくつもあるインドネシア。この地に生を受けたサーフィンの神童、ブロンソン・メイディは、若干16歳ながらもインドネシアのサーファーとして初のWSLチャンピオンシップ・ツアーへの出場も見込まれている。本作では周辺人物のインタビューを交えてその才能の秘密を探る。もちろん素晴らしいサーフィンシーンも満載だ。
バリ島は美しいビーチ、魅力的なナイトライフ、ワールドクラスのレストラン、そしてこれらすべてを楽しみたい多くの観光客で賑わっているが、 カルチャー、料理、宗教、自然、そして波は島ごとに大きく異なる ので、インドネシアを訪れたサーファーは端から端まで探索を楽しむことができる。
インドネシアも世界的に有名なサーフ・デスティネーション
© Ryan Moss
最近は 「誰も見たことがないピークやポイント」 に出会うのは至難の業なのかもしれないが、インドネシアで時間と努力を費やせば、驚異的な波を見つけるのに苦労することはなくなるだろう。
フランスはハイファッションと美食で世界的に有名かもしれないが、世界中のサーファーたちが 素晴らしい波 と 美しいビーチ 、 楽しいナイトライフ を求めてこの国の南西部を訪れている。
French perfection, Hossegor style
© Trevor Moran
オスゴール(Hossegor) はフランスのサーフシーンのメッカで、最高のビーチブレイクと同国のサーフィン業界を一手に抱えている。また、WSLのイベントも開催実績があり、CT、QS、ロングボードイベントが長年開催されている。
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【Red Bull Airborne 2019】:イアン・クレーンが優勝 イアン・クレーンがフランス・オスゴールで勝利をおさめたエアリアルをチェック!
オスゴールは 優れたサーファーの拠点 としても有名で、 ジョアン・ドゥル や ジュスタン・ベクレ などのローカルサーファー、あるいは ミシェル・ボウレズ や カウリ・ヴァアスト のようなタヒチを含むフランス領地出身サーファーの両方がオスゴール(とレユニオン)で生活とトレーニングをしている。 ジェレミー・フローレス はオスゴールをホームと呼んでおり、この新たな本拠地で開催された Quiksilver Pro France を制している。また、イタリア出身の レオナルド・フィオアラヴァンティ のような国外のサーファーたちもここで多くの時間を過ごしている。
仕事のためにオーストラリアから移住してそのまま居着いてしまったオーストラリア出身サーフィン業界人が大量にいる ことから “オージーゴール” とも呼ばれるオスゴールとその周辺は、海峡を渡ってワインとチーズ、大西洋の波を楽しむために海峡を渡ったあと永住を決めた 英国人サーファーたちが相当数いる ことでも知られている。
オスゴールは長年に渡ってWSL CTのツアーストップのひとつ、 Quiksilver Pro France をホストしており、その会場には ラ・ノール(La Nord) または ル・グラヴィエール(Le Graviere) が選ばれてきたが、ランド県北部、そして浜辺の街 ビアリッツ(Biarritz) からスペインとの国境、バスク地方までを含む南側にも多数のポイントがある。
ウィリー・アリオッティ
© Trevor Moran
ヴァンサン・ドゥヴィニャック
© Trevor Moran
オスゴールの夏は天候が素晴らしいが、波は小さく、ビーチを訪れる人数が増える。一方、冬は真逆で、凍えるほど寒いが、人影まばらなバレルが楽しめる。つまり、世界のサーフシーンの大半と同じくフランス南西部もコンディションがピークに達するのは ハイシーズンとローシーズンの間 なので、訪れるなら 春 と 秋 が狙い目だ。
先にひとつ言っておくと、 メキシコ西岸 は素晴らしい波が続く。米国との国境を越えれば バハ(Baja)北部 の波があり、 カボ・サン・ルカス(Cabo San Lucas) には南部での享楽気分を洗い流せるフレンドリーなコンディションの波がある。
メキシコ周辺
© Domenic Mosqueira
一部の人たちは、世界で13番目に大きい国として知られるメキシコ最高の波を提供するのは “メキシカン・パイプライン” とも呼ばれる パスクアレス(Pascuales) だと考えている。確かに、パスクアレスではワイルドな波が楽しめるかもしれない。しかし、メキシコ最大の波は トドス・サントス(Todos Santos) だろう。
しかし、ひとつだけ確かなことがある。それは、メキシコでサーファーとして生活する場所をひとつ選ぶなら、それは オアハカ南岸部 になるということだ。
3分
サーフ・セッション:プエルト・エスコンディッドのビッグスウェル ローカルフィルマーが捉えたメキシコ南部のビッグバレルをチェック!
アドレナリンラッシュと強烈なバレルを求めているなら、レイドバックした雰囲気の街、 プエルト・エスコンディド(Puerto Escondido) 以外を探す必要はない。クリアな水質と白い砂浜、海に面したバーは誰にとっても魅力的だが、ビッグチューブを求める世界各地のサーファーたちを引き寄せているのは、 プラヤ・シカテラ(Playa Zicatela) のビーチブレイクだ。
もう少しイージーな波を求めているなら、南側の ラ・プンタ(La Punta) がすべてのレベルのサーファーの望みを叶えてくれる。
Kanoa Igarashi
© Trevor Moran
プエルト・エスコンディドからさらに南へ数時間車を飛ばせば、WSL CT史上最も波が安定していたイベントとして知られる 2006年のRip Curl Search の会場だった バラ・デ・ラ・クルス(Barra de la Cruz) に辿り着く。
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No Contest:バラ・デ・ラ・クルス "プロサーフシーンの日常" がテーマの動画シリーズが捉えたメキシコ
世界がややおかしくなっていた2021年、上の『No Contest』が捉えている通り、CTはバラ・デ・ラ・クルスを再訪した。このイベントはメキシコが誇るライトハンド・ポイントブレイクを世界に思い出させたばかりか、 ジャック・ロビンソンがCT初優勝 を記録し、自分のアイドルだった アンディ・アイアンズ の15年前を再現した。
強烈なスタイルを披露するノア・ディーン
© Laserwolf
深くて暗いチューブを好むノア・ディーン
© Laserwolf
メキシコ南側国境で豪快なライディングを披露するノア・ディーン
© Laserwolf
さらに南下すると、グアテマラとの国境近くにサリナ・クルスが見えてくる。ここは一般的には港町として知られているが、サーファーたちの間ではライトハンド・ポイントが集まっているナチュラルフッター天国として知られている。
近代サーフィン発祥の地である ハワイ 、特にオアフ島に触れずに世界最高のサーフポイントを集めたリストが完了することはないだろう。
パイプラインを訪れたジェイミー・オブライエン
© Ryan Miller
この島のサーフアクションが繰り広げられているエリアが ノースショア(North Shore) で、波が続く ハレイワ(Haleiwa) 、聞いたこともない名前の様々なビーチ、 セブン・マイル・ミラクル(Seven Mile Miracle) までのすべてがハイクオリティな波を提供してくれる。
50分
第1話: ハワイ・スペシャル 第1話あらすじ: 世界で猛威を振るうコロナウィルスに翻弄されながら、復活の日を待ちわびたプロサーファーたちがハワイの荒々しい波の中を駆け抜ける、豪快なライディングの数々をお届け。様々なプロサーファーたちがマウイ島の見どころやグルメを紹介しつつ、美麗なアクションを惜しみなく披露する、珠玉の映像美がここに。【WSL Championship Tour最高の舞台裏(シーズン4/日本語字幕)】
エディ・アイカウ・インビテーショナル(Eddie Aikau Invitational) の会場として有名な ワイメア湾(Waimea Bay) からスタートして、 シャーク・コーブ(Shark Cove) 、 ケイキ(Keiki) を経て、 ログ・キャビンズ(Log Cabins) と ロックパイルズ(Rockpiles) へ向かい、 オフ・ジ・ウォール(Off The Wall) に辿り着くと、ここから先は波がさらに強力になっていく。
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No Contest:エディ・アイカウ・インビテーショナル "プロサーフシーンの日常" がテーマの動画シリーズが捉えたエディ・アイカウ・インビテーショナル(Eddie Aikau Invitational)の舞台裏
パイプライン(Pipeline) はパイプラインだ。世界で最も有名で、世界で最も恐れられているこの波はサーフシーンの究極の修練場で、 Pipeline Masters 、 Pipeline Pro 、 Backdoor Shootout など様々なイベントの会場になっている。尚、イベントが開催されていないときのこのポイントのラインナップは世界各地から訪れたサーファーたちで激しく混み合うことで知られている。
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パイプライン:究極の修練場 オアフ島のパイプラインがサーフィンの究極の修練場と呼ばれる理由をサーファーたちが解説する(英語音声)。
パイプラインと エフカイ・ビーチ・パーク(Ehukai Beach Park) を経て、ロッキー・ポイントまでもサーフポイントが続き、そのフォトジェニックぶりから “コダック・リーフ”(Kodak Reef) というニックネームが付けられている。
そのあとは、 Sunset Beach Pro が毎年開催されているヘヴィ&シフティなライトハンダー、 サンセット(Sunset) が待っている。そのサンセットと バックヤーズ(Backyards) を抜けると、今度は ベルツィランド(Velzyland) 、 フレディランド(Freddyland) 、そして他にも数多くのポイントが続く。
これらのポイントよりもフレンドリーな波を近場で楽しみたい人にもオアフ島は正解だ。この島には ワイキキ(Waikiki) の巻き立つ波から、上級者でなくてもライディングできる ホノルル(Honolulu) の適度な波、さらには東西海岸線の素晴らしい波など、誰もが楽しめる波も揃っている。
ハワイはカリッサ・ムーアがハッピーでいられる場所
© Zak Noyle
もちろん、どこかのラインナップでカリッサ・ムーアを見かけたときは、「アロハ」と挨拶するのを忘れないようにしよう!
自分が今いる場所の天候は関係なく、世界のどこかは晴れていて、世界のどこかには誰かがライディングしてくれるのを待っている波がある。Red Bull.comの他のサーフィン動画や記事もチェックして、次の旅先の参考にしてみよう。