そこで今回は、2026年おすすめのゲーミングマウスを集めてみた。また、購入時に確認すべき項目やプロが使用しているモデルも紹介する。
Razer Viper V3 Pro Faker Edition:最高のワイヤレスゲーミングマウス
© Phil Briel
Razer Viper V3 Proは人気に相応しい性能を備えている最高のeスポーツマウスとして評価されているが、この評価は正しい。重量わずか54g、グリップ感のある操作性、左右対称のデザインが特徴のこのゲーミングマウスは、数時間使用したあとも快適だ。
広いマウスソールが優れた滑走性能を保証し、スペックも申し分ない。最大感度(DPI)は35,000、解像精度99.8%を誇るこのマウスは、超高精度で微細な動きも再現できる。
Razer Viper V3 Proを使用しているプロプレイヤー
Lee “Carpe” Jae-Hyeok(T1)
Razerはこのマウスにいくつかの特別な機能を追加しており、プレイスタイルに合わせてDPIとマウス入力を制御する動的感度や、水平なスワイプができるようにマウスの向きを調整できる回転ツールなどが備わっている。
02
Corsair Sabre V2 Pro Wireless MG
Corsair Sabre V2 Pro Wireless MG
© Phil Briel
1月上旬のCES 2026で、ConsairはSabre v2 Proの新バージョン、Corsair Sabre V2 Pro Wireless MGを発表した。このワイヤレスゲーミングマウスは、マグネシウム合金製シェルによるユニークなルックが最大の特徴だ。従来モデルと異なり、このマグネシウム合金モデル(MG)は、重量こそ56gと重くなっているが、性能は大きく向上している。
最大感度(DPI)33,000と解像精度99.7%を誇るこのモデルは、ワイヤレスでもポーリングレート8,000Hzを維持する。また、バッテリー持続時間も最長120時間に向上している他、ワイヤレスと有線接続に加えてBluetooth経由による複数台接続も可能になっているため、ラップトップやタブレットでもマウスを使用しているユーザーには非常に魅力的だ。
さらには、従来モデルの最大の問題も解決されており、複数の設定を瞬時に切り替えられるDPIボタンが用意された。そして、マグネシウム合金製シェルは触感が非常に良く、グリップ性能も高い。ちなみに、グリップテープも付属している。高精度と最先端のテクノロジーを求めているゲーマーにおすすめしたい製品だ。
Corsair Sabre V2 Pro:低価格と軽量が魅力
© Corsair
「ゲーミングマウスは軽量に限る」と考えているプレイヤーの “マスト” がCorsair Sabre V2 Proだ。重量わずか36gのこのマウスは、最新機能を犠牲にすることなく超軽量を実現している。
内蔵センサーは非常に高精度で、最大感度(DPI)33,000と最高トラッキング速度750はライバルたちと比較しても見劣りしない。凹凸がありしっかりグリップできるプラスチック製シェルの感触も良好で、グリップテープと交換用マウススケートも付属している。
Corsair Sabre V2 Proを使用しているプロプレイヤー
Jannis “Jannis” Matwin(CGN Esports)
ポーリングレート8,000Hz、優秀なバッテリー持続時間、ウェブ経由の便利なカスタマイズ機能も備えているCorsair Sabre V2 Proはオールマイティなモデルだが、プロファイルはひとつのみで、DPIボタンも存在しない。
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Razer DeathAdder V4 Pro
Razer DeathAdder V4 Pro:右利きに最適
© Phil Briel
人間工学に基づいたエルゴノミックデザインが用意されている最高のゲーミングマウスを探している人におすすめしたいのがRazer DeathAdder V4 Proだ。Razerの現時点での最高級モデルとなるこのモデルは素晴らしい性能を誇る。最大感度(DPI)45,000と最高トラッキング速度900を誇るこのモデルは、ポーリングレートも8,000Hzだ。
重量も56gとまずまずで、複数の賞を受賞しているエルゴノミックデザインは数時間プレイしたあとでも疲労を感じない快適さを保証する。さらに、新しいワイヤレス接続(第2世代Razer HyperSpeed)によって2.4GHzのワイヤレス接続よりもレイテンシーが37%も改良されており、ワイヤレスゲーミングマウス最速となっている。
Razer DeathAdder V4 Proを使用しているプロプレイヤー
Lee “Faker” Sang-hyeok(T1)
もうひとつの新機能がオプティカルマウスホイールで、従来のメカニカルマウスホイールよりも精度と強度が向上している。また、バッテリー持続時間も最長150時間まで上昇している。一般的なプレイヤーなら不要のこれらのプレミアムな機能を備えているがゆえに、Razer DeathAdder V4 Proは非常に高額だ。
1 時間28 分
Memories of CS:GO – The Early Years
Reminiscing on CS:GO's golden age while embracing Counter-Strike 2, featuring interviews from key players.
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Logicool G Pro X SUPERLIGHT 2c
Logicool G Pro X SUPERLIGHT 2c:小型・軽量・高速
© Phil Briel
美しいデザインと最新のテクノロジーを備えているSUPERLIGHT 2は長年カルト的人気を獲得してきた。その最新モデルとなるLogicool G Pro X SUPERLIGHT 2cは、従来よりもさらに軽い51gを誇る上に小型化にも成功しているため、手が小さめのプレイヤーにも対応している。
世界トップレベルのeスポーツプレイヤーたち(NAVI、G2、Gen G、Dplus KIA、BLG、FURIA、FlyQuest REDなど)に協力を仰いで開発されたこのゲーミングマウスは、間違いなく注目のモデルのひとつだ。
Logicool G Pro X SUPERLIGHT 2cを使用しているプロプレイヤー
Trent “trent” Cairns(G2 Esports)
Nathan “leaf” Orf(G2 Esports)
スペックは申し分ない。高精度センサーHERO 2は最大感度44,000と最高トラッキング速度888を誇る。特に素晴らしいのがLIGHTFORCEスイッチで、従来のマイクロスイッチのタッチ感に光学式スイッチのスピードと精度を組み合わせている。
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Glorious Model O3 Wireless / Model D3 Wireless
Glorious Model O3 Wireless / Glorious Model D3 Wireless
© Phil Briel
Gloriousは、最新のO3ワイヤレスとD3ワイヤレスを含むV3シリーズでワイヤレスゲーミングマウスシーンに真の革命をもたらそうとしている。この2モデルには以下のユニークな特徴が備わっている。
InfinitePlayシステムと交換可能なバッテリー(2個が同梱)によって、マウスのバッテリーを充電する必要がなくなったため、プレイを無限に続けることができる。マウス下部にバッテリー1個を挿入しながら、2個目は充電ステーションで充電できるのだ。
しかも、10時間連続使用が可能なスロット式バッテリーGuardian Batteryを採用しているため、抜き差しするだけで次のバッテリーに交換できる。
さらに、両モデルには最新テクノロジーも搭載されており、BAMF3.0センサーは最大感度30,000、最高トラッキング速度750、最大加速度50Gを誇る。また、ポーリングレート8,000Hz、カスタマイズ可能なボタン6個、魅力的なRGBライティング、ワイヤレス&Bluetooth接続も用意されている。
O3とD3の唯一の違いは、O3が左右対称なデザインなのに対し、D3はエルゴノミックデザインを採用している点だ。
Corsair M75 Wireless:左利きに最適
© Phil Briel
左利きプレイヤーのためにデザインされているゲーミングマウスは数が少ない。Corsair M75 Wirelessはそのような貴重なモデルのひとつで、サイドボタンが一般的なモデルの逆側となる右側に配置されている(右利き用は左側に配置されている)ユニークなデザインとなっている。
高精度のMarksmanセンサーで最大感度26,000を誇るこのマウスは、ほとんどすべてのニーズに応えることが可能で、カスタマイズ可能な7個のボタンが対応力をさらに高めている。また、RGBライティングにも対応しているので、カラフルなマウスを求めている左利きプレイヤーには有り難い。
しかし、上記の機能を盛り込んだ結果、重量は89gとやや重く、サイドボタンは指先だけで探すのが難しい。また、ポーリングレート1,000Hzも不足感が否めない。
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Razer Basilisk V3 Pro 35K
Razer Basilisk V3 Pro 35K:エルゴノミックデザインが特長
© Razer
『リーグ・オブ・レジェンド』のようなMOBAやMMORPGを好むプレイヤーは、ボタンが多いゲーミングマウスから大きなアドバンテージを得ることができる。Razer Basilisk V3 Pro 35Kはそのようなモデルの好例だ。
最大感度35,000、ポーリングレート8,000、LED12個、そして優秀なクリックレイテンシーを誇るこのマウスは、カジュアルプレイヤーとプロプレイヤーの両方に対応している。また、カスタマイズ可能なボタン13個とプロファイル5種類も用意されているため、アビリティやコマンド、アクションを自由かつ大量にセーブ / アサインできる。
さらに、HyperScrollチルトホイールで4方向(前後左右)に対応している他、タクタイルサイクリング、フリースピンスクロール、スマートリールの3モードにも切り替えられる。しかしながら、重量は113gと重く、サイズも大きいため、手が小さいプレイヤーは苦労するだろう。
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SteelSeries Rival 3 Wireless Gen 2
SteelSeries Rival 3 Wireless Gen 2:安価でパワフル
© Phil Briel
デンマークのブランドSteelSeriesは、Rival 3 Wireless Gen 2で安価でも優秀なゲーミングマウスが存在することを証明した。1万円を切る価格で、高精度なセンサーと複数の接続方法、魅力的なRGBライティングとビルドクオリティを備えているオールマイティなモデルが手に入る。
もちろん、18,000DPI、400IPS、ポーリングレート1,000Hzのこのモデルには、本記事に掲載されている他のモデルよりも妥協しなければならない部分がいくつかある。しかし、他のモデルよりお手頃なのもまた事実だ。
Rival 3 Wireless Gen 2のユニークな特長は電源だ。内蔵バッテリーの代わりに一般的なAAA乾電池1本または2本を使用する。これは非常にサステナブルであると同時に、200時間という驚異的なバッテリー持続時間の実現にも寄与している。
Keychron M5:縦型ではベスト
© Keychron
2.4GHz ワイヤレス / Bluetooth / 有線
縦型マウスは近年オフィスとクリエイター系を中心に人気を獲得している。PCやラップトップの前で長時間を過ごしている人は、このデザインのアドバンテージにすぐ気付くだろう。
そのアドバンテージのひとつが独特のエルゴノミックデザインで、手の自然な配置に合わせたデザインによって手と前腕の筋肉・関節・腱にかかる負荷を低減できる。しかし、このデザインでゲーミングに適しているモデルは非常にレアだ。
そのレアなモデルのひとつが、Keychron M5で30,000DPIとポーリングレート8,000Hz、長時間バッテリーなどゲーミングの必要条件をクリアしている。さらには素晴らしいビルドクオリティと魅力的な価格も備えているため、快適性を最大限まで高めたいプレイヤーにとって有力な選択肢のひとつとなっている。
ここまで読めば分かるはずだが、最高のゲーミングマウスを決めるのは難しい。デザインや機能、価格、目的など、複数の要素から自分に適したモデルを見つけていく必要がある。
プロプレイヤー、またはカジュアルプレイヤーを問わず、自分に最適なゲーミングマウスは精度、快適性、成功を獲得するための必須条件だ。そこで本記事ではゲーミングマウス購入する前に確認しておきたい項目をまとめて紹介しよう。
当然ながらFakerはシグネチャーモデルが販売されている
© Kihun Park/Red Bull Content Pool
近年は有線マウスよりもワイヤレスマウスの方が好まれているが、それまではeスポーツシーンを中心に有線一強だった。その理由は、PCまたはラップトップにマウスを有線接続すればレイテンシーがゼロになり、操作がそのまま画面に反映されるからだ。
一方、ワイヤレスゲーミングマウスは常に一定のレイテンシーが生じ、入力が遅延すると言われてきた。しかし、2.4GHzワイヤレス接続によってワイヤレスゲーミングマウスに革命が起き、レイテンシーは有線と同レベルになりつつある。
さらに言えば、ワイヤレスは有線とは異なり、ケーブルによる制限がないためより自由に動かせる。しかし、同じくワイヤレスでもBluetoothでは少し状況が異なる。Bluetooth接続はレイテンシーが大幅に上昇するため、ゲーミングには部分的に適しているとしか言えない。
ゲーミングマウスのセンサーは高精度でなければならない。マウスの感度は “DPI” (dot per inch)という単位で表現され、マウスを1インチ動かしたときに画面上のポインタがどれだけのドット数動くかを意味する。
高いDPI(30,000以上)はポインタを高速で動かすときに適しており、低いDPI(1,600以下)はポインタを細かく高い精度で動かすときに適している。通常はプレイしているタイトルや好みに合わせてDPIを設定・変更する。
一方、ポーリングレートはHzで表現され、マウスがデータをPCまたはUSBレシーバーに1ミリ秒ごとにどれだけ転送できるかを意味している。高ければ入力ラグが低くなるため、高い方が望ましい。近年のゲーミングマウスの多くは1,000Hz程度だが、プレミアムモデルになると8,000Hz程度になる。
ポーリングレートとパフォーマンスの関係は以下の通り:
注意:ポーリングレートが高いとバッテリー消費量が増える。そのため、バッテリー交換・充電の頻度が高まることを考慮する必要がある。
また、リフトオフディスタンス(LoD)も重要だ。これはマウスを表面からどれだけ離すと(持ち上げると)センサーがオフになるかを示す数値および機能となっている。
ゲーミングマウスが手にフィットするかどうかも重要な購入判断基準になる。ゲーミングマウスは快適に操作できて、長時間使用しても疲れないモデルを選択すべきだ。そのためサイズや形状が重要で、持ち方(かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ち)も影響してくる。
iiTzTimmyはLogicool派
© Todd Gutierrez / Red Bull Content Pool
左右対称(シンメトリカル):マウスのシェルが左右同じ形状をしている。
エルゴノミック:マウスのシェルが右利きあるいは左利きに適した形状をしている。
縦型(バーティカル):マウスを縦にしたような形状をしている。手を自然な位置に置くことができるため、余計な負荷がかからないのが最大の特長。
サムレスト(親指置き)が付いているエルゴノミックマウスは長時間プレイでの手首への負荷を軽減してくれるが、スペックはゲーミングに適していない。
スリップしない上質な素材はグリップが高く操作性が良い。
ゲーミングマウスの多くは丈夫な素材をボタンに採用しており、モデルによってはクリック1億回にも耐えられることを謳っている。
重量に関しては、関節への負荷が少なく、素早く動かせるという理由から軽量モデルを好むプレイヤーがいる一方、細かく動かせるという理由で重量モデルを好むプレイヤーもいる。
残念ながら、左利きのプレイヤーは選択肢が大幅に少なくなる。ゲーミングマウスの多くは左右対称なデザインだが、左利きも使用できるモデルは非常に少ない。
左右対称なデザインのゲーミングマウスは右利き・左利きのどちらにも対応しているように見えるが、左利き専用モデルの場合はボタンが右側に配置されている。ボタンが多いほど多くのアドバンテージを得られる。
優秀なゲーミングマウス = 高価とは限らない。1万円以下でも十分な機能と性能を備えているモデルが存在し、カジュアルプレイヤー専用でもない。
求めるものが多いほど、ゲーミングマウスは高級かつ高価になる。これは追加機能、接続方法、または付属品に追加費用がかかるためだ。
ワイヤレスゲーミングマウスの多くはバッテリーを内蔵している。その持続時間も購入判断基準になる。
バッテリー持続時間が20〜30時間のモデルがある一方、100時間を超えるモデルも存在するので、自分のプレイスタイルに合ったバッテリー容量のモデルを選ぶようにしよう。
尚、最近のモデルの多くはUSBケーブルで充電しながらでも問題なくプレイできる。