— Red Bull 64Bars、挑戦してみてどうでしたか?
eyden「64小節ラップするってあんまりやったことなかったけど、リリックは結構フリースタイルっぽい感じで好きに書いていったって感じでしたね。テーマを絞らずにさらっと書いたけど、かっこいい感じにラップできたんじゃないかと思います」
— リリックには《64小節 肩慣らし》なんていう言葉もありましたけど、パフォーマンスは余裕でした?
eyden「や、そこはちょっと余裕感出したくて(笑)」
— 今回のリリックで気に入ってるラインはどこですか?
eyden「最後の方、《どこまで行っても俺らはphenomenon》ってあたりからは結構力強い感じで書けたし、気に入ってます。《こんな俺も背負ってるカルチャー/増えてきたなラッパーもまずわ》みたいな、なんかちょっと舐めた感じの雰囲気も出しつつ、最近の自分の周りのこととかも入れて《俺ら輪になれば魅せるパスワーク》とか、結構好きなラインを多めに入れられたかなって感じです」
— eydenさんが音楽をつくる上で貫いていることはどんなことですか?
eyden「貫いてることか…あんまりないですけど、ノリがかっこいいラップができるようにってことだけは常に心がけてますかね。あとは、嘘つかないこととか。誇張して言っちゃうこととかはあるけど、あんまり嘘つけないんですよね」
— では音楽に限らず、生きていく上で大切にしていることはどんなことですか?
eyden「音楽でも何でも、自分がやってて気持ちいいかどうかが大事だと思ってます。どうせやるなら気持ちよく感じることにこだわっていたいですね。やりたいこととかやってみたいことをガンガンやっていこうみたいな」
— レッドブルの映像企画に出演してもらうのは今回で3回目(Red Bull RASENに過去2度出演)、初めてレッドブルスタジオに来てもらったのは2022年。もう4年前になりますね。
eyden「その間にアルバムも出したし、もうすぐ2枚目が出るみたいな感じで。成長って意味では普通に曲聞いてもらえたら分かるかなと思うんですけど、ちょっとずつ変化はできてる気はします」
— eydenさんから見て、今の日本のヒップホップシーンどんな風に見えてますか?
eyden「リリックが面白い子とかめっちゃ増えて、ビートも流行りが変わってきたりとか、自分もなんか歳とってきたなみたいな気持ちもあるんですけど、基本的にみんな好きにがんばってやればいいと思ってますね。あんまり他の人とか興味ないけど、まあ若い子にも負けないようにがんばろう、って感じですかね(笑)」
— そんなシーンの中でどんな存在でありたいと思いますか?
eyden「他のみんなの曲とか、流行ってる曲とか聴いてると、クラブっぽい音楽がちょっと減ったなって感じます。自分はクラブ好きなんで、そういうのをやってる奴があんまりいないのは寂しいです。だから自分はそのへんの音楽をやりつつ、なんかもっとヒップホップを深めに好きになってもらえるような曲を出していきたいですね」
— eydenさんの今後の展開の予定は?
eyden「目の前の目標で言うとワンマンを成功させるっていうのと、あと大きめの目標で言うとリリックでも書いた“LAに家を買う”っていうのはありますね。やりたいことは結構いっぱいあります。レーベルやったり、千葉でフェスやりたいとかも思ってます」
— 最後に、eydenさんが思う“ラッパーの理想像”とは?
eyden「ラップだけじゃなくて、しっかり遊んだり楽しんだりしてることも大事だと思います。そうやってかっこいい曲が書けると思うし。シンプルにかっこいい曲をやってるやつがかっこいいラッパー、ってことでしかないんじゃないかな」