Motoring
マックス・フェルスタッペンがニュルブルクリンク24時間に参戦決定!
F1ワールドチャンピオン4冠を誇るマックス・フェルスタッペンがドイツ伝統の耐久レースに参戦することが決定した。彼がドライブするマシンは? ニュル24時間とはどのようなレースなのか? 気になる基本情報をまとめた。
F1のワールドチャンピオンを4度獲得し、数え切れないほどの記録を打ち立ててもなお、マックス・フェルスタッペンは常に新たなチャレンジを探している。しかし、今回の挑戦は彼にとってこれまでで最も過酷なものになるかもしれない。
28歳を迎えたフェルスタッペンの2026年ニュルブルクリンク24時間参戦決定を受け、彼がドライブするマシンとその特別なチームリバリーが、華々しいベースジャンプと共にヴェールを脱いだ。
ドイツ人アスリートのマックス・マノウがドイツ・メッペンにある高さ131mの冷却塔内部へ飛び込み、魅力的なレッドブル・リバリーを纏ったメルセデスAMG GT3を型破りなスタイルで披露した。
フェルスタッペンがニュルブルクリンク24時間でドライブするメルセデスAMG GT3のファーストルックをチェック!
嬉しいことに、フェルスタッペンが挑戦するニュルブルクリンク24時間はRed Bull TVとレッドブル・モータースポーツYouTubeチャンネルで観戦できる。
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フェルスタッペン・レーシングからGT3クラスに参戦
オラクル・レッドブル・レーシングに所属するフェルスタッペンは、ステアリングを握れば常に全力を尽くす。それは確かだ。このことは、モータースポーツ世界最高峰F1における彼の目覚ましいキャリアだけでなく、彼が取り組む他のあらゆるカテゴリーでも証明されてきた。
フェルスタッペンがGT3クラスのレーシングライセンスを取得したのは約1年前で、彼のGT3デビューレースは、その疑いようもないドライビングの才能を前例のない形で示した。
2025年9月中旬、F1カレンダーの2週間の合間を縫い、アゼルバイジャンGPで優勝を飾ったばかりのフェルスタッペンはフェラーリ296 GT3のステアリングを握ってニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)に参戦。GT3デビューレースにもかかわらず、彼は緊張のそぶりも見せずに勝利を手に入れた。
そして今年、フェルスタッペンは新たなアドベンチャーに乗り出す。マンタイ・ポルシェやアプト・スポーツラインをはじめとする耐久レースシーンの名門チームを向こうにまわし、彼は自チームであるフェルスタッペン・レーシングでメルセデスAMG GT3を駆ることになるのだ。
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“グリーン・ヘル(緑の地獄)” の異名を持つ世界最難関サーキット
1970年の初開催以来、ニュルブルクリンク24時間は間違いなくモータースポーツシーンで最も魅力的且つ最大のイベントのひとつであり続けており、毎年大勢の観客がこの伝統の耐久レースを観戦するためにアイフェルの地に “巡礼” している。最大190台もの異なるクラスの車両が “グリーン・ヘル(緑の地獄)” のアドベンチャーに臨み、自然の地形を活かした全長25.378kmのサーキットに挑戦する。
2025年ニュルブルクリンク24時間のGT3クラス優勝を飾ったのはケルビン・ヴァン・デル・リンデ(ロウ・レーシング)だったが、南アフリカ出身の彼はフェルスタッペンの挑戦を受けるという新たなチャレンジに直面することになる。
フェルスタッペンのNLS2参戦、そして2026年ニュルブルクリンク24時間参戦は、彼のレースに対する情熱と常に新たなチャレンジを追い求めるマインドを反映している。
フェルスタッペン・レーシングは、これから5月中旬のニュルブルクリンク24時間までの間に、NLS1、NLS2、そしてニュルブルクリンク24時間予選など、いくつかのイベントに参戦することになる。フェルスタッペン・レーシングのメルセデスAMG GT3はカーナンバー3を纏い、フェルスタッペン / ダニ・ジュンカデラ / ジュール・グーノン / ルーカス・アウアー(ゲルハルト・ベルガーの甥)で構成される強力なドライバー布陣を敷く。
「ニュルブルクリンクは特別な場所です。このようなサーキットは他にありません。ニュルブルクリンク24時間にはいつか参戦してみたかったので、今回実現することに大きな興奮を覚えています」とフェルスタッペンは打ち明ける。
「昨年、ノルドシュライフェのDMSBライセンスを取得し、NLS9に参戦して優勝を飾ることができました。この挑戦には大きな価値がありました。多くの学びが得て、今年の私たちのNLS2と24時間レースでのプログラムに活かせています」
フェルスタッペンはまず3月21日に開催されるNLS2に参戦し、このイベントをニュルブルクリンク24時間に向けた準備として活用しながら、F1シーズンも戦っていくことになる。
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2026年ニュルブルクリンク24時間:開催日程
ADACラベノール・ニュルブルクリンク24時間は2026年5月14〜17日にニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで開催される。イベントは5月14日の予選セッション1回目で幕を開け、続く5月16日(日曜日)に24時間レースのスタートが切られる。
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ニュルブルクリンク24時間の歴史と概要
ル・マンやスパ・フランコルシャンの名門耐久レースと並び、ニュルブルクリンク24時間はモータースポーツ年間カレンダーきってのハイライトのひとつとなっている。このアイフェルの森での24時間耐久レースは1970年に初開催され、初代ウィナーにはBMW 2002 TIが輝いた。
元F1ドライバーのセバスチャン・ベッテルとデビッド・クルサードによるニュルブルクリンクのオンボード映像をチェック!
全長25kmを超えるニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)は常設サーキットとしては世界最長を誇り、ニュルブルクリンク24時間では、ドライバーたちはノルドシュライフェとGPサーキットを組み合わせたレイアウトを周回する。そのため1周の全長は約25.4km、コーナー数は実に73に及ぶ。
ノルドシュライフェを唯一無二のサーキットにしているのは、最高地点のホーエ・アハト(海抜約620m)と最低地点のブライトシャイト(海抜約320m)との約300mにも及ぶ標高差だ。この標高差は常設サーキットとしては異例と言える。
ニュルブルクリンク24時間のスタートに並ぶマシン群は、他のどの耐久レースにも増して多種多様だ。ワークスサポートを受けるGT3チームに加え、20以上ものクラスで130台を超えるマシンが競い合う。このオープンな性質が、ニュルブルクリンク24時間をモータースポーツシーンの中で独自の存在にしている。
ニュルブルクリンク24時間参戦には、ドライバーのノルドシュライフェ用DMSBライセンス取得が義務付けられている。このライセンスはA〜C の3レベルに分けて発給され、サーキットとレース規則に関する最低限の知識を保証するものとなっている。
2025年はニュルブルクリンク24時間の観客動員数が歴代最多を更新し、約28万人ものモータースポーツファンがノルドシュライフェに集まった。
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