Gaming
誰かと一緒にプレイすればビデオゲームはもっと楽しい:これは昔から変わらない。そして、2026年はより一層楽しめるようになるはずだ。
ホラーアドベンチャーから物理演算を活用したコメディアクションまで、今年は協力プレイ好きな人たちにとって多様な作品が揃っている。そこで今回は、2026年にリリースされる(された)作品の中から、協力プレイが楽しい作品ベスト10を紹介しよう。
筆者紹介
01
『ぽこ あ ポケモン』
- リリース日:2026年3月5日
- プラットフォーム:Nintendo Switch 2(専用)
- ジャンル:ライフシミュレーション / Co-opアドベンチャー
『ポケモン』シリーズが新作『ぽこ あ ポケモン』で大きな一歩を踏み出した。Nintendo Switch 2専用タイトルとなる今作は、これまでのRPGとは異なり、ライフシミュレーションとなっている。
オメガフォースが開発を担当した『ぽこ あ ポケモン』では、プレイヤーはニンゲンとなったメタモンとなり、ポケモンたちと協力しながら自分たちが住みやすい場所を作り出していく。たとえば、フシギダネの “つるのムチ” で植物を育てたり、ゼニガメの “みずでっぽう” で畑に水をまいたりできる。リアルタイムで変化する時間や天候、多様な植生が備わった色鮮やかな世界が特徴的だ。
『ぽこ あ ポケモン』は “『マイクラ』と『どうぶつの森』に『ポケモン』ユニバースを加えたらどうなるのか?” という疑問への回答のような作品に仕上がっている。『ポケモン』シリーズが大好きだけど、バトル以外も楽しみたい人におすすめだ。
適しているプレイヤー:クラフトや探索をゆっくりと楽しみたいプレイヤーにおすすめ。フレンドとの協力プレイは特に楽しめるはずだ。
02
『Marathon』
- リリース日:2026年3月5日
- プラットフォーム:PC / PS5 / Xbox Series X|S
- ジャンル:脱出シューター
『HALO』と『Destiny』シリーズを手がけたBungieが『Marathon』でシーンに戻ってきた。1994年にMacでリリースされた革新的なFPSが『Marathon』のオリジナルで、そのリメイクとなる今作はPvPvEの脱出シューターとなっており、『Escape from Tarkov』や『ARC Raiders』の要素にBungieお得意のスムーズな銃撃戦や奥深いSF世界を組み合わせている。
舞台は、西暦2893年、30,000人が突如として消え失せた惑星 “タウ・セティIV” で、プレイヤーは “ランナー” となって惑星や施設を探索し、アイテムやリソースを収集して持ち帰る。
『Marathon』のCo-op要素は、3人1チームとなって侵入・戦闘・脱出を一緒に進めていくところにある。《デストロイヤー》《リコン》《シーフ》など、それぞれ異なるプレイスタイルと能力を備えている多様なクラスが用意されており、誰を選んでチームを編成するかが成否を分ける。
アクセシビリティを高めるためにソロプレイも用意されているが、3人1チームの協力プレイはこのゲームの魅力をさらに高める。クロスプレイ / クロスプログレッションにも対応している『Marathon』は脱出シューターのトップを狙える作品で、2026年春最注目のマルチプレイヤータイトルのひとつだ。
適しているプレイヤー:ハイクオリティな協力プレイを求めていて、『ARCレイダース』に少し飽きていて、『HALO』シリーズが好きなプレイヤーにおすすめ。
03
『Forza Horizon 6』
- リリース日:2026年5月19日
- プラットフォーム:PC / Xbox Series X|S
- ジャンル:オープンワールドレーシング
『Forza Horizon』シリーズはレーシングゲームとカジュアルプレイが共存できることを長年証明してきた。その最新作『Forza Horizon 6』でもその伝統は守られている。
最大の注目は長年ファンが望んでいた日本が舞台に設定されている点だ。開発を担当したPlayground Gamesは東京のような大都市から峠道、そして富士山周辺まで日本のあらゆる地形を見事に再現している。日本のカーカルチャーと歴史を丁寧に扱っている本作では、日本人でも日本をしっかりと感じられるはずだ。
また、今作でもマルチプレイヤー要素は健在で、フレンドと一緒にレースを楽しんだり、イベントに参加したり、オープンワールドを走り回ったりできる。『Forza Horizon 6』は2026年最高のドライビングエクスペリエンスを届けてくれる。細部まで描かれた日本を舞台にしている今作はシリーズ最大の野心作になるだろう。
適しているプレイヤー:日本を走り回りたい、あるいはフレンドと一緒にドライブを楽しみたいレーシングゲームファンにおすすめ。
- カッレ・ロバンペラが日本の峠道でドリフトに挑んだプロジェクトをチェック!
04
『Hela』
- リリース日:2026年
- プラットフォーム:PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch 2
- ジャンル:オープンワールド / 協力アドベンチャー
『Hela』は今回のリストの中で最もチャーミングなタイトルだろう。おとぎ話のように美しいオープンワールドを舞台にしたこのCo-opアドベンチャーで、プレイヤーは小さなネズミとなって北欧風の世界を旅することになる。
北欧の伝承や自然からインスピレーションを得ているこの作品は、友人の救出が目的に設定されており、その周辺に心温まるストーリーやパズル、探索が散りばめられている。豊かな森や透き通った湖、岩が切り立つ山岳地帯では様々な発見があるが、ゲームプレイの中心に据えられているのはリソース管理や環境を利用したパズル、協力プレイだ。
『Hela』が戦闘重視のCo-opタイトルと異なる点は、その落ち着いた雰囲気だ。この作品は敵を倒すのではなく、ストーリーを体験し、善行を行うことにフォーカスしている。このような特徴を持つ本作は、反射神経にやや自信がなくても、好奇心と探求心には自信があるプレイヤー2人におすすめだ。
本作はグラフィックスだけではなく中身も素晴らしく、2026年を代表するハートウォーミングなCo-opタイトルのひとつになるだろう。Gamescom 2025で試遊できた筆者は、本作がヒットになると断言できる。
適しているプレイヤー:遊び心満載のおとぎ話風の世界に没入して楽しみたいプレイヤーにおすすめ。今作には戦闘もストレスも存在しない。
05
『オービタルズ Orbitals』
- リリース日:2026年夏
- プラットフォーム:Nintendo Switch 2(専用)
- ジャンル:協力パズルアドベンチャー / アクション
誰かと一緒にスペースアドベンチャーに出発する夢を見たことがある人や日本の昭和アニメの世界に飛び込みたいと思ったことがある人は、『オービタルズ Orbitals』に注目しておくべきだろう。このShapefarmが開発を進めているNintendo Switch 2タイトルは2人プレイ専用で、プレイヤーはマキとオムラになって宇宙嵐から壊滅寸前の宇宙ステーションを守るミッションに挑む。
『オービタルズ Orbitals』が他のCo-opタイトルと異なる点は、2人同時プレイへのフォーカスで、プレイヤー2人はゲームを通じて協力する必要がある。
キャラクター2人にはそれぞれ異なる能力とツールが備わっているが、協力しなければお互いの真の実力を発揮することはできない。ひとりがビームでプラットフォームを引き出し、もうひとりがそのプラットフォームを渡っていくようなプレイを経験すれば、すぐにこのゲームが2人協力プレイを念頭に置いてデザインされていることに気が付くだろう。
昭和アニメへのリスペクトを感じられるカットシーンとアクション満載のゲームプレイを組み合わせている『オービタルズ Orbitals』は、2026年で最もユニークなCo-opタイトルのひとつになるはずだ。
適しているプレイヤー:アニメファンや2人協力プレイが好きなプレイヤーにおすすめ。
06
『The Duskbloods』
- リリース日:2026年
- プラットフォーム:Nintendo Switch 2(専用)
- ジャンル:アクションRPG
『DARK SOULS』や『ELDEN RING』のような強烈無慈悲なシングルプレイヤー用ゲーミングエクスペリエンスを提供してきたことで知られるフロム・ソフトウェアがマルチプレイヤーを中心に据えたタイトルをリリースするとは誰が予想しただろうか?
『The Duskbloods』がそのタイトルであり、マルチプレイヤーを念頭に置いたNintendo Switch 2専用ヴァンパイア系アクションRPGだ。『The Duskbloods』は、最大8人までが “黄昏の血族” となり、ダークゴシックな世界で壮絶な戦いに身を投じるPvPvEだが、ディレクターの宮崎英高は、フロム・ソフトウェアがシングルプレイヤータイトルから完全に離脱したわけではないことを明言している。
特別な血の力を得ている “黄昏の血族” たちには戦術的な立ち回りが求められる。すべてのプレイヤーがそれぞれの能力を上手く活用しなければならないのだ。フロム・ソフトウェア作品らしく、世界観やゲームモードなどについての説明はまだほとんどないが、『The Duskbloods』はフロム・ソフトウェア作品であるがゆえに今年最大の話題作のひとつになるだろう。
適しているプレイヤー:フロム・ソフトウェアのファンやフレッシュなマルチプレイヤータイトルを求めているプレイヤーにおすすめ。
07
『サブノーティカ2』
- リリース日:2026年
- プラットフォーム:PC / PS5 / Xbox Series X|S
- ジャンル:サバイバル / 協力探索
海洋サバイバルシリーズが、2026年で最も期待されているCo-opタイトルのひとつとして継続される。『サブノーティカ2』は、ファンに愛されてきたオリジナルフォーマットを最大4人のオンライン協力プレイに拡張し、チームを謎や危険に満ちている深海へ送り込む。
この作品の進化した拠点建造ツールとクラフトシステムはプレイヤーにチームワークの大切さを教えてくれる。貴重なリソースを集めるプレイヤーと希少な海洋生物の研究を進めるプレイヤーに分かれるなど、分業を採用することが、このゲーム攻略のカギになってくる。
他のCo-opタイトルとは異なる『サブノーティカ2』の特徴は、そのユニークな世界観だ。本作は、深海ホラーと美を組み合わせることで、プレイヤー同士の絆を深まると同時に、プレイヤーたちを試練に向かわせるゲーミングエクスペリエンスを生み出している。
前作を楽しんだプレイヤーはすぐにこの新作も気に入るだろう。前作をプレイしなかったプレイヤーにとっても、本作は近年最高のサバイバルシリーズのひとつへのパーフェクトなエントリーポイントになるはずだ。
適しているプレイヤー:ユニークな協力プレイを探していて、研究・考察も好きな海洋ゲームおよびサバイバルゲームののファンにおすすめ。
08
『IKUMA – The Frozen Compass』
- リリース日:2026年
- プラットフォーム:PC / PS5 / Xbox Series X|S
- ジャンル:サバイバルアドベンチャー
アクションよりも感動的なストーリーにフォーカスしている協力プレイを楽しみたいなら、『IKUMA – The Frozen Compass』をチェックすべきだろう。『ロスト・エンバー』や『Farewell North』のような雰囲気重視の作品で知られるMooneye Studiosが手がける本作は、プレイヤーを1864年の北極圏の未開の島へと連れて行く。
船員サムとサムに忠実な犬のエリーは失敗に終わった遠征調査の生き残りで、彼らは協力して寒くて無慈悲な気候と減り続ける物資と闘いながら、謎の痕跡だけを残して消えた前回の遠征隊の足跡を追っていく。プレイヤーはこのユニークなコンビを捜査してサバイバルをしながら、氷の世界の謎を解き明かしていくことになる。
『IKUMA – The Frozen Compass』が他のCo-opタイトルと異なるのは、プレイヤー2人でサムとエリーのユニークな能力を活かし合って、真の友情を築き上げていく点にある。サムとエリーを切り替えて操作するシングルプレイヤーモードもあるが、このゲームが意図しているのはあくまで2人協力プレイだ。
ゆっくりと進んでいくストーリーと、孤独・協力・我慢などのテーマを丁寧に掘り下げていく本作は、2026年で最も感動的で没入感の高いタイトルのひとつになる可能性が高い。
適しているプレイヤー:内省を促すストーリーと協力して進める探索にフォーカスしている感動的で深みのあるCo-opタイトルを求めているプレイヤーにおすすめ。
09
『GTA 6』
- リリース日:2026年11月19日
- プラットフォーム:PS5 / Xbox Series X|S(PCは後発)
- ジャンル:オープンワールドアクションアドベンチャー
2026年に『グランド・セフト・オート6』ほど大きなプレッシャーを受けているビデオゲームは他に存在しない。前作から10年以上経っており、2回も遅延が発表されたあと、Rockstar Gamesはついに2026年11月19日をリリース日に設定した。それゆえに、『GTA 6』は2026年最大の期待を集めている作品となっている。
本作では『GTA』シリーズのマイアミことバイス・シティに舞台が戻っているが、マップはかなり広大になっている。ストーリーは犯罪者カップル、ジェイソン・デュバルとルシア・カミノスを中心に展開し、2人は徐々に大きな陰謀へ巻き込まれていく。
『GTA 6』は基本的にはストーリーを軸にしたシングルプレイヤータイトルだが、ファンの多くはこの作品の《GATオンライン》を楽しみにしている。オンライン協力プレイが楽しめる《GTAオンライン》こそ、前作が10年以上生き残っている理由であり、『GTA 6』でも中心的なモードになるはずだ。強盗はもちろん、新しいオンライン協力プレイも楽しめるだろう。
適しているプレイヤー:この10年で最高のシングルプレイヤーモードとマルチプレイヤーモードを楽しみたいプレイヤーにおすすめ。
10
『WheelMates』
- リリース日:2026年
- プラットフォーム:PC / PS5 / Xbox Series X|S(PCは後発)
- ジャンル:協力パズルアドベンチャー
マッドプロフェッサーの邸宅にラジコンカー2台を送り込んだらどうなるのか? これがインディースタジオFireVoltのCo-opデビュータイトル『WheelMates』のテーマだ。プレイヤー2人がそれぞれラジコンカーを操作し、奇妙な科学者の広大な邸宅を探索を進め、謎を解き、隠されたルートを発見し、科学者に何が起きたのかを突き止めていく。
本作が他のCo-opタイトルと一線を画しているのは、意図的にスローダウンされたプレイスピードだ。WheelMatesは競争ではなく協力にフォーカスしており、時間制限を完全に排除しているため、プレイヤーは自分のペースでゲームを進めることができる。
クラシックなラジコンタイトル『Re-Volt』やメトロイドヴァニア系タイトルの探索・謎解きからインスピレーションを得ている邸宅内の各部屋は、それぞれがコンパクトなプレイグラウンドのように仕上がっている。
ジャンプブースターやグラップリングフック、マグネットホイールなどのパワーアップアイテムを獲得すれば、ラジコンカーは走行以上の能力を発揮し、見慣れた空間の中に新たなルートを次々と切り開いていく。ゲームの進行に合わせて新しいエリアが解放され、プレイヤーは以前プレイした部屋に戻り、それまで挑めなかったパズルに挑めるようにもなる。
オンラインまたはローカル画面分割を問わず、『WheelMates』は大規模予算やブランドに頼らずにできるCo-opデザインの好例で、2026年のサプライズヒットになる可能性を秘めている。
適しているプレイヤー:『WheelMates』は『It Takes Two』や『スプリット・フィクション』のラジコンカーバージョンなので、チームワークが求められるパズル・探索アドベンチャーを求めている人におすすめ。
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